「―――甘すぎるのう、小僧」

正義――
そのシンプルでありながら、この世の何よりも重い二文字を背負い、その男は己のマスターを酷評する。
暗夜だった。
月の昇った空の下で、冴えない顔立ちの少年が、彫りの深い長身の男を見上げて唇を噛み締めている。

「殺さずに事を収めたいじゃと? 寝言は寝て言え鼻垂れがァ……!」

確かな怒気を含んで睨め付けられ、マスターの少年はびくりと体を震わせた。
正義を背負うサーヴァントの与り知ることではなかったが、彼もまた生き死にを懸けた実戦を潜り抜けた経験持ちだ。
『プロの世界』の厳しさを知っている。訓練では味わえない、本当の悪意の恐ろしさを知っている。
それは意図せずして積むこととなった経験だったが、少年・緑谷出久はこの時、改めてそれを有難いことだと感じた。
もしも。もしも安穏とした道だけを歩いてここまで来ていたなら―――自分はきっと無様を晒していたろう。
尻餅をつき、歯の根は合わず、震えながら何かをブツブツ言うことしかできない。
そうなっていれば、自分の召喚したサーヴァント……『絶対的な正義』の彼とは、二度と会話などできなかったに違いない。


事の経緯は極めて単純だ。
聖杯戦争に参加させられた出久が相対した、自分のサーヴァントがこの彼、ランサー。
槍らしい武器を持っているようには見えないが、兎角、彼は槍兵のクラスを与えられている。


『先に言っておくがのォ……わしは『聖杯』を破壊する。これは決定事項じゃ』

挨拶もそこそこに、彼はそんなことを言ってのけたのだ。
出久は驚愕した。
聖杯戦争について付け焼刃程度の知識しか持たない彼も、ランサーの言ったことがどれほど異常なものかくらいは解った。
願望器の破壊を願うサーヴァントなんてもの、そもそも聖杯戦争というシステムと矛盾しているではないか。
そんな彼の困惑を慮ることもなく、正義のランサーは続ける。

『願いを叶える力……そがァなモンがボンクラの手に渡れば、まずロクな事にならん。じゃからわしは 己の『正義』に従い聖杯をこの手で握り潰す……! ―――もし邪魔立てするゥ言うなら、マスターじゃろうと容赦はせんぞ』

当然のことだが、マスターには対サーヴァント用の令呪という絶対命令権がある。
それを使えば、反目しているサーヴァントなど簡単に従属させることができるだろう。
たとえこの、鬼神のごとき男であろうともだ。
しかし、出久はそんなことをしようとは全く考えなかった。
何故ならば。彼もまた、ランサーと同じことを考えていたからだ。

聖杯戦争―――こんなことは間違っている。
人の願いというのは、誰にも否定することのできない尊いものだと出久は知っていた。
ましてや、聖杯なんて凄いものに選ばれるほどの強い思いがそこにあるとするなら尚更だ。
それは断じて、人を殺して叶えていいものなんかじゃない。

『僕も……僕も、そう思います。聖杯戦争は……、絶対に止めなくちゃならない』
『それなら話が早い。聞け、小僧。これよりわしらは、聖杯戦争を潰すべく行動する』

出久の言葉を聞いても、ランサーは驚き一つ見せなかった。
きっとこのサーヴァントにとっては、『正義であること』が当然なのだ。
威圧的で怖い人だが、それなら決して悪い人じゃないはず。
そんな彼の安堵を真っ向から裏切る言葉を―――彼らの対立を決定的にする台詞が飛び出したのは、次の瞬間のことだった。

『勧告に従わないようなら英霊もマスターも関係なし……! 正義の旗のもと、速やかに粛清せェ』

そこで出久は、自分と彼の間にある絶対的な温度差を自覚する。
自分だって、『正義』側の人間だ。
だから聖杯戦争は間違っていると唱えるし、聖杯の破壊を目指して行動する。
そして、こんな儀式なんかのために誰かが死ぬことなんてあってはならない、とも思っている。

一方でこのランサーは、『正義』なき相手ならば誰であれ殺しても構わないと言う。
熱血だとかそういう域に収まらない、最早『絶対的』なまでの正義。
少数の犠牲を厭わないそのあり方は出久には……『平和の象徴(オールマイト)』に憧れる彼には相容れないもので。
それを黙っていればいいものを、自分の相棒となる英霊には誠実であるべきだと判断した彼は、馬鹿正直に異を唱える。
犠牲は最小限に留めるべきだと。
サーヴァントならばまだしも、マスターなら元の世界へ送り返せる可能性もある。
極力犠牲を出さない方向で考え、やむを得ない場合だけ討伐に踏み切る……そういうことにしないか、と。


蒸し暑い真夜中の空気が、一瞬にして氷のような冷たさに変貌した。
目の前で瞳を憤怒に燃やす『正義』の存在がなければ、サーヴァントの宝具でも使われたのかと勘違いするところだった。
それほどの怒り―――殺意にも近い感情が、緑谷出久の頭上から降り注いでいる。

「欲に溺れ聖杯なんぞに縋る情けないバカタレ共に、お前は何を期待しちょる?」
「……協力してくれるかどうかは、分かりません。けど、全員が全員話を聞いてくれないとは……僕には思えない。中にはきっと、僕たちの考えに同調してくれる人が―――」
「それが甘い言うとるんじゃ戯けがァ!!」

一喝。
至近距離で炸裂した怒声に、思わず体がビクついてしまう。

「……確かに、お前の言うようにじゃ。直接的な協力者でなくとも、生かして帰せる命はあるかもしれん」
「だ、だったら」
「聖杯を破壊した暁には、当然そいつらも元いた世界に送り返されることになる。この意味を理解しちょるか?」

反論しようとしたところを遮るように続けられ、出久は閉口を余儀なくされた。

意味を理解しているか、との問い。
―――そうだ、理解している。協力してくれなくたって、生かした分の命は助けられるじゃないか。
そうすれば僕らだけじゃなく、その人たちも自分の世界に帰って元通りの暮らしを送れるようになる。
そう、元通りに―――


本当に?


「気付いたようじゃの」

違う。元通りになんか、きっとならない。
聖杯戦争の歪さを説いて、それでもなお諦めずに戦う者。
彼らはよしんば生きて帰還を果たしたとしても、こう思うだろう。『失敗した』と。

「そういうことじゃ。聖杯なんちゅう外法の存在を知ったこと、そして虐殺が罷り通る戦争に参加した経験―――そこにしぶとく燻る願いが合わされば、あっという間に立派な犯罪者が誕生する」

それだけじゃなく、中には『悪(ヴィラン)』のような色濃い悪意を持った参加者も混じっているかもしれない。
一度間近でその恐ろしさを知ったから分かる―――彼らは馬鹿じゃない。口を巧く回し、取り入ることくらい普通にする。
それを見抜ければいいが、見抜けなければ、再び危険因子を元居た世界へ送り返してしまうことになるのだ。

「もう一度聞いちゃる、小僧。お前はそれでも殺したくないだのと戯言を抜かすつもりか?」
「…………!」
「懇切丁寧に教えてやって、それでもまだ変わらんようなら……」

巌のような険しさで出久を見下ろすランサーの顔貌。その殺気が、数倍ほどにも膨れ上がる。

その時だった。
ランサーの右腕が……歴戦のヒーローにさえ劣らない太く締まった豪腕が、ドロドロとした何かに変わっていく。
しかし零れ落ちることはない。人間の腕の形を保ったまま、沸々と泡を立て、その熱気で絶えず蒸気を吐いている。
―――溶岩(マグマ)だ。火など比べ物にもならない、自然界最大の熱量を持った物質。
これが彼の宝具、なのだろう。そして何より重要なのは、彼が今この状況で、それを開帳したということ。


「お前は『正義』じゃァない……出来もせん絵空事ばかり並べ立てて取り返しの付かん結果を招く『悪』じゃ!!」


『悪』というたった二文字の言葉が、ずっしりとした重みで緑谷出久を打ち据えた。
出久は、ヒーローという存在に憧れている。『無個性』という体質に生まれながら、それでもヒーローを目指してきた。
とある出会いがターニングポイントとなり、血の滲むような努力の末、ヒーローの世界の入口まで這々の体で辿り着いた。
そんな彼にとって、他人から悪の烙印を押されるのは初めての経験で―――出来れば、絶対にしたくない経験でもあった。
自分の答えは変わらない。―――聖杯戦争で出る犠牲は最小限に留めたい。一人でも多く、ここから脱出させたい。
その先に待つ結末を聞かされてなお、そう思っている。

「僕は…………、」

そこから先が出てこない。
言うべき答えは分かっているのに、それが正しいことなのか分からない。
いくら多くの命を助けられるとはいえ、犯罪者を大量に生み出してしまうと考えれば……
自分のやろうとしていることは、『悪』なのか? ―――そんなことを思ってしまう。

「………………僕は」

僕は、間違っているのだろうか。
ランサーは冷めた瞳で、相変わらず出久を見下ろしている。
はぐらかすことはできない。その場しのぎの嘘が通じる相手じゃないし、そんなことをしようとは思えない。
答えは絶対に出さなくてはならないのだ。それも、ごく早急に。
多くを助ける方を取るか、ランサーの言った選別する手法を取るか。
突き詰めてしまえば二択であるというのに、出久には選ぶことができなかった。
選ぶべきものは明らかなのに、今しがた打ち込まれた心の楔がそれを邪魔している。

―――情けない。こんな時―――

思い浮かべるのは、今まで出会ってきた様々な人たちの顔だ。

かっちゃんなら、そもそもどちらも選ばないだろう。
俺は俺のやりたいようにしかやらねぇと言って、それ以上追及するときっと怒り出す。
それじゃダメだ。それが悪いことだとは思わないけれど、今は答えを返さないといけない。
―――じゃあ、オールマイトなら? あの『平和の象徴』なら、どんな答えを返すだろう?


『また、悩んでいるようだな。緑谷少年よ』


記憶の中の背中が、ずっと憧れ、追いかけてきた背中が、そう語りかけてくる。


『選ぶことは怖いか? 怖いだろうなあ。私もそうだ。何かを選ぶということは、とても怖い』


弱音のようなことを言っていながらも、しかしその背中から脆さのようなものはまったく感じられない。


『だが、選ばない限り前には進めない。人生というのはだな……とりあえず選んでみれば、存外うまくいくものなんだ』


今までたくさんの人々に希望を与えてきたヒーローが、こちらへと振り返る。
その表情は笑顔だ。ヒーローが……平和の象徴がしみったれた顔をしていては示しがつかないだろう。
だから彼らはいつも笑う。その姿こそ、緑谷出久の憧れであり―――


「―――僕は!」


―――だからこそ――――返す言葉は決まっていた。


「僕は―――助けられるものを、全部助けます。あなたには理解できないかもしれませんが、それが僕の『正義』だ」
「ほォ……所詮サーヴァント頼みの青二才が、よく言ったモンじゃ」
「……違う」

失望と怒りの綯い交ぜになった声色で吐かれた言葉に、出久は静かに首を横に振る。
それから自分の拳を前へ突き出して、彼は言った。

「英霊(あなた)頼みなんかじゃない……僕だって戦えます。だって僕の『個性』は、ちゃんとここにあるから」

先刻までとは打って変わって堂々と断じる出久に、ランサーは僅かに眉を顰める。
己と彼では住む世界が違い、更にあちらには令呪などという保険もある。
自分のことなど知る由もない上に、いざとなれば完全にこの反抗的な英霊を止められる命令権も備えているのだ。
確かに調子に乗った言動をしたとしてもおかしくない要素は揃っているが――果たして、本当にそれだけなのか?

「どうしても信じられないなら………受けて下さい。僕の『個性』を」
「その『個性』とやらでこのわしを認めさせると? わしも舐められたもんじゃな……!」
「認めさせて―――」

ぐっと拳を握りこんで、恐怖を堪えてランサーの双眼を見上げる。
そして、声高らかに宣誓した。

「―――みせます!」

イメージする。
自分の中指へと、個性のエネルギーが集約していくイメージを。
もしもこのイメージを少しでも狂わせてしまえば最後。
威力こそ出るだろうが、この左腕は間違いなく使い物にならなくなるはずだ。
それではダメだと、これまで散々教わってきた。
要求されるのは、損傷を最小限に留めた上で最大のインパクトを打ち出すこと。
緑谷出久の前に立ちはだかった『絶対的な正義』に、自分の『正義(ヒーロー)』としての形を認めさせるだけの一発――

ワン・フォー・オール―――『平和の象徴』から受け継いだ最強の個性を、開放する!





   ―――――――― S M A A A A A A A A A A A S H ! ! ! ! ! 





聖杯戦争の常識として、神秘の宿らない攻撃ではサーヴァントを害せない、というものがある。

例えば、人間がどれだけ大層なガトリング銃を持って来ようと、サーヴァント相手には通らない。
人間の世界で武術の達人と呼ばれる者でも、サーヴァントをそれで蹴散らすことはできない。
だが、神秘がこもった攻撃ならば話は別だ。
魔力を込めた宝石、魔具を装着した拳の一発、そして超常の力全般。
それらは物にもよるが、サーヴァントへ通じる。幻想の霊体である彼らを傷つけることができる。
だからこそ、緑谷出久の『個性』がランサーのサーヴァントへ通じること。それは間違いなかった。
『個性』という力についてを知らない彼にでも、それが自分に通る攻撃だということは分かる。
しかし、所詮その程度。言ってしまえばサーヴァントを殴れるだけの、貧弱極まる豆鉄砲。
そんなものを一々恐れる必要もない―――そう思っていた。

その彼は、掛け声とともに繰り出された少年の中指を大きな掌で受け止め……瞠目する。

重い。
威力で言えば、億級の賞金首が打つ攻撃に匹敵している。
インパクトの起こった点から莫大な衝撃をもたらすという性質はかの『白ひげ』を彷彿とすらさせる。
しかし、そこは海軍最強とすら謳われた『正義』の『赤犬』。
多少驚きこそすれど、それしきで揺らいでいては正義の二文字は務まらない。

「………それが『個性』とやらか」

身動ぎすらせずに、出久の『個性』による一発を受け止め、殺しきった。

「どうやら一概にハッタリというワケでもないようじゃが」

次に、ランサーは彼の左腕を……正しくはその中指を見やる。
海軍元帥をすら驚かせた一撃を生んだその指は、歪な形に折れ曲がっていた。
適切な治癒をせねばならないところだが、何しろ見ず知らずの都市に放り出されたような形だ。
そう易々と治療を受けることはできないだろう―――もっとも、それすら承知して放った一発だったのだろうが。

「いいじゃろう。どの道わしはサーヴァント、お前が令呪で命じれば従う他ない身よ。―――だが、あくまでお前がお前の『正義』を貫くゥ言うんなら、わしは単独で動かせてもらう」

何の覚悟もなしに理想ばかり吠えている『悪』ではないと見なされたようだが、それでも彼とは相容れない。
正義の二文字が記された海軍服を翻し、ランサーはひとり夜闇の中を歩き始めた。
出久は、それを追おうとはしない。それは中指の傷が痛むからでも、自分のサーヴァントが怖いからでもなかった。
単に、分かったからだ。彼の『正義』と自分の追い求める『正義』の形は、あまりにも異なっている。
どちらがどちらかの思想に合わせることさえできない。だから、自分たちは別々に、聖杯戦争に立ち向かうしかないのだ。

「……僕も、行こう」

ランサーの背中を見送って、出久もその反対方向へと歩き出す。
聖杯戦争の始まりとしては落第もいいところだ。
自分のサーヴァントと友好関係を築くことに失敗した挙句、最初から別行動とは。
それでも。きっと死に物狂いで頑張れば……きっと、何かできることはあるはずだ。

緑谷出久は西へ。
ランサー、『赤犬』は東へ。
まったく反対の道を進みながら、崩壊した主従は、聖杯の破壊を掲げて進み続ける。


【クラス】
ランサー

【真名】
サカズキ@ONE PIECE

【参戦時期】
頂上戦争終了後、青キジとの戦いに勝利し元帥へ就任した矢先。

【属性】
秩序・善

【ステータス】
筋力:B 耐久:A 敏捷:C 魔力:D 幸運:B 宝具:B

【クラススキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
戦闘続行:A
往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。

仕切り直し:B
窮地から離脱する能力。 
不利な状況から脱出する方法を瞬時に思い付くことができる。

海との敵対:A
悪魔の実を食した者は、海に嫌われる。
泳げなくなり、更に水に触れると悪魔の実の能力が使えなくなる。

【宝具】
『皇穿つ灼熱の正義(マグマグの実)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:100人
自然(ロギア)系悪魔の実を食べた、『マグマ人間』。
全身をマグマに変化できるため、覇気を帯びていない物理攻撃を透過することができる。
灼熱の身体での近接戦からマグマを飛ばすことによる遠距離戦まで、応用の幅は広い。
マリンフォード頂上戦争にて、かの四皇『白ひげ』の胴を貫きその頭半分を失わせた、正義の矛である。

【人物背景】
海軍元帥。
悪は全て根絶やしにすべきであるという「徹底的な正義」を信条とする硬骨漢。正義を遂行するためならいかなる犠牲も厭わず、たとえ民衆や味方の海兵であっても、自身が「悪」と見なせば容赦なく始末する。

【サーヴァントとしての願い】
聖杯戦争、及び聖杯の破壊。刃向かう敵は全て『悪』と見なし、排除する。


【マスター】
緑谷出久@僕のヒーローアカデミア

【マスターとしての願い】
聖杯戦争、及び聖杯の破壊。助けられる命は助ける。

【参戦時期】
雄英体育祭終了後

【能力・技能】
個性『ワン・フォー・オール』。オールマイトより引き継いだ個性。
何人もの手を渡りながらその努力と共に引き継がれてきた「何人もの極まった身体能力が一つに集約されたもの」で、『SMASH』の掛け声により度を逸した力が引き出せる。実質的には単純な筋力強化。
非常に強力な個性だが反動もバカみたいに大きく、相応に丈夫な〝器”でないと引き継げない。
出久は鍛錬によってギリギリ個性を引き継げる肉体は手に入れたものの、あくまでギリギリ収まっているだけであり個性を引き継いだばかりのため力の調整も困難。そのため当初は拳を振るえば腕が折れ、地を蹴れば脚が砕けるという諸刃の剣となっていた。現在はイメージトレーニングと実践を積み重ねることで、身体を壊さない程度の出力制御ができている。
しかしこれは全力のワン・フォー・オールが100ならば、今の出久が身体を壊さずに使える力は5くらいとのこと。

【人物背景】
緑がかった癖っ毛とそばかすが特徴の少年。通称は「デク」。
足の小指の関節が2つあるという古い型の人間で、今の世代では非常に珍しい「無個性」な人物。
それでもヒーローになりたいという夢を捨てきれず、国立の名門「雄英高校」、「ヒーロー科」へ入学する。

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