【マスター】
辰宮百合香


【出典】
相州戦神館學園 八命陣


【マスターとしての願い】
特になし。だが、この異界で野垂れ死ぬつもりはない。


【weapon】
なし


【能力・技能】
『傾城反魂香』
洗脳されたことにすら気づかせない程の高度な精神支配を施す。
香が展開された空間に侵入した存在は、人間であれば無条件で百合香に好意を抱き、全幅の信頼を置くようになる。
あらゆるものを嘲弄する存在が彼女の前では口を慎み、狂乱した龍神は香りに釣られ狙いを動かす。
その強力さは折り紙つきで、一度影響下におかれた存在は百合香に対し一切の負の感情を抱かなくなる。
百合香の言動に対して全く疑問を持たなくなってしまうため、自力での洗脳解除は非常に困難。
時間経過に応じて効果がなくなる、あるいは薄くなるようだが、それも予め定期的な接触を約束することで防げてしまう。
数十キロ先の遠方に存在する人間に対しても、配下の人間を介することである程度効果を及ぼす射程距離、
洗脳が解けて能力を理解し警戒していたとしても一切意味はなく、その影響を欠片でも受けてしまえば今までのことを忘れ、百合香に対しての好意が復活してしまうという性質。
この夢が効かない条件とはただひとつ、「既に百合香に惚れていること」のみ。
わざわざ好意を抱かせるまでもなく、既に相手が惚れているのだから、その延長線としての洗脳も効果を発揮しない。能力が効かない人間には、この夢は百合の花の香りとして認識され、能力の影響が強い場所ほど強い香りとして認識される。

本作ではサーヴァントに対しても平常通りに作用。
ただしBランク以上の対魔力スキルで違和感を抱き、Aランク以上ならば香に対抗できる。
狂化しているバーサーカーも完全ではないにしろ香を無効化できるが、「狂っているものの意思疎通が可能」「理性を持つ」タイプのバーサーカーならば、この夢からは逃れられない。


【人物背景】
貴族院辰宮男爵の令嬢にして、夢界の六凶が一角「貴族院辰宮」の首領を務める少女。
名家に生まれ、美貌を持ち、ありとあらゆる人間に頭を垂れられてきた彼女だが、あまりにも恵まれすぎた環境に置かれたせいで、あらゆるものに価値を感じられないという価値不信に陥っている。
彼女は自分をそんな境遇から連れ出してくれる「王子様」を求めている。
他人からの好意を信じられないくせに、誰かありのままの自分を見てと訴えている。
まず嫌われなければその相手を信じられないくせに、自分を嫌うその人に救ってほしいと訴えている。
自分からは何もしないくせに、何故何もしてくれないのかと不満に思っている。
その条件を唯一満たしたのは、戦真館の悌の犬士で――


とてもめんどくさい女。(要約)


【方針】
生存優先。

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