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■会社概要

 

商号    兼六土地建物株式会社(注文住宅)

兼六ホーム株式会社(分譲住宅)

所在地 〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町1-29-1

創業年月日      昭和43年9月 兼六土地建物として個人創業

昭和44年5月 法人設立

平成元年12月 大宮支店設立

平成9年5月 船橋支店設立

平成10年12月 横浜支店設立

平成16年3月 兼六不動産株式会社 設立

営業種目        分譲住宅、分譲マンションの企画・販売、注文住宅

加盟団体        一般社団法人 全国住宅産業協会

代表取締役      鍵市 佳則

 

■兼六ホームの家づくり

 

○基礎

基礎~地盤調査からコンクリート打設まで確かな基礎工事

確かな地盤調査を実施し、必要に応じて地盤を改良します。

まさかの地震時に備え建物をしっかりと保持するためには、地盤の力と基礎工事が最も大切です。兼六ホームでは、まず地歴や地層などを検討し現況を確認、その土地の性能ともいうべき強度(地耐力)を計測するために「スウェーデン式サウンディング」による地盤調査を実施します。必要に応じて表層改良、柱状改良などの地盤改良を行った上で、「べた基礎」「深基礎」「支持杭基礎」から基礎工事の方法を選択。地盤の支持層に安定的に乗り、確かな支持力を持つ基礎を造ります。

永く信頼できる基礎を生み出す工事工程。

建物の基礎は鉄筋とコンクリートで造るのが基本。工事の手順は、基礎部分の地面に砂石を敷き詰めて突き固めることから始まり、その上に配筋工事を実施。建物の形状に合わせた型枠にコンクリートを打設します。工事の過程においては、コンクリートの養生期間などを充分に配慮し、しっかりとした基礎を築きます。

建物をしっかりと支えるための基礎構造。

基礎の役割は、上部構造(建物)を安全に支持するのはもちろん、その重量による沈下や傾斜を防ぐ役目があります。また、地震時等の地盤の変状に耐える堅牢さが必要になります。「べた基礎」においては、床下に敷き詰めた鉄筋コンクリートが面で建物を支えるので信頼性充分。「兼六パークタウンシリーズ」では、太さ13mm及び10mm の鉄筋を間隔200mm で網状に組み堅牢性を一層向上させています。
 

○土台

土台~高品質な土台部材を用いた高い信頼性

土台に用いられる「米松(KD注入剤)」は、シロアリを寄せ付けません。

建物のコンクリート基礎の上に張り巡らして、建物構造の大元になり住まいを支えるのが土台です。地面に近い場所ですので湿気の影響を受けやすく、建物を支える構造材としての強度も必要になる部材といえます。そしてまた、シロアリ等の被害を最も受けやすい場所でもあり、その素材選びが重要になります。兼六ホームでは、シロアリの影響を受けにくいと定評のある「米松(KD注入剤)」を採用することでこの問題を解決。シロアリ被害の心配の少ない信頼性の高い住まいを実現しました。

シロアリや腐朽菌を寄せ付けない「米松(KD注入剤)」。

木材の老朽化現象には、風化、摩耗、腐朽、虫害などがありますが、日本の住まいの場合は、シロアリの虫害と腐朽菌による腐朽が最も危険なものになります。この対策として米松(KD注入剤)を土台として用いることは効果的な方法のひとつです。シロアリに対する抵抗力や腐朽菌に対する殺菌作用を備えているからです。

北米で産出される「米松」。

「米松」は、針葉樹の中で材質が重く強い。北米から輸入される主要木材で木目が美しく建築構造材として耐久性にも優れています。乾燥時もほとんど収縮せず、比重の割に剛性があり、しかも加工もしやすいという利点から建築構造材として優れています。過酷な環境にある屋外の建物の部材としても高い評価を受けています。

 

○構造

構造~木の家に求められる先進の技術

集成材&KD材(乾燥材)と接合金物で、クオリティの高い構造躯体を築きます。

「兼六パークタウンシリーズ」の構造は、強く粘りのある「木」の良さを活かした伝統的な「木造軸組工法」がベースとなっています。これに加え、伝統工法の弱点であった軸組部分を先進の接合金物で強化、さらには主要部木材には一般材に比べ約1.5倍の強度を誇る集成材&KD材(乾燥材)を採用。この設計により、空間設計の自由度や通風の良さ、木肌の感触などはそのままに、万一の地震や台風に耐えられる強固な構造を実現しています。

高強度の集成材&KD材(乾燥材)。

主要部木材には反り・狂い・収縮・変形などの起こりにくい集成材&KD材(乾燥材)を使用。一般材に比べ約1.5倍の強度を誇ります。

がっちり固定する構造用金物。

構造材をしっかりと組み合わせて軸組を築きます。ジョイント部は、構造金物で躯体の要所をがっちりと固定します。

プレカット加工

構造材から羽柄材までを工場でコンピュータ制御により精密にプレカット加工。加工精度の向上と品質の均一化を図り、施工精度を大幅に向上させます。

より強固な構造を備えた住まい。

木の家ならではの快適さを感じながら、永く安心して暮らしたい…。

そんなお客様の期待に応えるのが、「兼六パークタウンシリーズ」の構造設計、最先端の技術とノウハウを投入し、より強固な最適構造を生み出しました。

 

○耐震

兼六ホームでは平成25年2月より、これまで法的な計算で充分だった耐震等級2から耐震等級3をクリアできるように全棟計算を行い補強を実施しています。(一部の完成物件は耐震等級2相当となります。)

耐震性を確保する壁量計算

建築基準法では、2階建て以下かつ延床面積500以下などの木造住宅では構造安全性を確認する仕様規定が設けられています。それが「壁量計算」にあたります。

壁量計算とは地震力、風圧力に対する必要壁量を求めるもので、その計算から壁を配置し、必要壁量以上の耐力壁が釣り合いよく配置されているかを確認していきます。

また平成12年に制定された「品確法」(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では地震に対する目安として耐震等級が定められています。

この耐震等級とは、数百年に一度発生する地震(東京では震度6強から震度7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊しないように家を建てる基準にあたります。耐震等級1は建築基準法で定められており、どの新築住宅もこの基準のクリアが必要になります。

兼六ホームでは平成25年2月より、これまで法的な計算で充分だった耐震等級2から耐震等級3をクリアできるように全棟計算を行い補強を実施しています。(一部の完成物件は耐震等級2相当となります。)

※住宅性能評価書は取得しておりません(取得の場合:有料)。強化の対象は「耐力壁を増やす」「基礎の補強」など。全棟、地震に対する構造上の安定性をチェックしていくので安心といえます。

耐震への兼六の取り組み

兼六グループの設計部では、阪神・淡路大震災で筋かいの施工不良で倒壊した例を受け、耐力面材であるダイライトパネルをいち早く採用。筋かい(軸材の壁)と違い、全体で地震の力を受け止めるため、負担が分散し倒壊や崩壊に強くなっています。(ダイライトパネルを扱う大建工業では、実大振動震クリアを実証) また、東日本大震災を受け、耐震等級2をクリア出来るよう耐力壁量を建築基準法の1.25倍以上の性能を有するようにしています。

厚さ24mm の構造用合板を使用した剛床パネル。

地震の横揺れの力は、床を通じて壁へと流れるため、床の剛性が低いと、局部的に大きな負荷がかかり地震の影響が大きくなります。「兼六パークタウンシリーズ」では、水平構面の剛性を高める厚さ24mmの構造用合板を利用し、横からの圧力に負けない剛性の高い床を実現しています。

壁倍率2.5倍の「ダイライトパネル」を採用。

「ダイライトパネル」は、これまでの常識をはるかに超える優れた物性を持つ新素材ダイライトから生まれた壁倍率2.5倍を誇る高強度面材。鉱物質繊維と火山性ガラス質材料を原料にする無機質の複層板です。「兼六パークタウンシリーズ」では、耐力壁として使用されており、水平加力試験においても「ダイライト」はほとんど変形せず、土台や胴差部分が破断することもありませんでした。

 

○耐久

耐久~湿気を排除する設計が生み出した耐久性能

基礎から、床・壁まで、湿気を排除することで耐久性を高めています。

通気工法により外壁と内壁の中間層の湿気を放出。

従来の工法では、外壁と内壁の中間層は、室内の湿気が伝わり断熱材に湿気が籠りがちで内部結露が起こりやすい場所でした。この問題を解決するために、この中間層に空気の流れを生み出す通気工法を採用。建物自体に空気の取入口から排出口へ続く換気構造を作り出すことで、自然に空気の流れが生じ湿気を放出する仕組みです。この設計により、木が本来持っている調湿機能が活かされ結露の発生しにくい環境が保たれます。

地面からの湿気を防ぎ、室内に影響を与えない設計。

戸建住宅の場合、敷地全体で一日数十リットルの水蒸気が地面から発生すると言われており、床下の湿気対策は大変重要です。「兼六パークタウンシリーズ」においては、基礎全面に厚さ150mmのコンクリートを打設したべた基礎を採用したのをはじめ、基礎パッキン工法により常に床下に空気が流れる設計を採用。ムラのない全周換気で床下の乾燥状態を維持する基礎パッキン工法は、断熱材の中の湿気も排除して腐朽菌の発生を未然に防ぎます。

新世紀の高性能素材『ダイライトパネル』

一般の構造用合板の性能を超えた画期的な新素材

ダイライトパネルは、これまでの常識をはるかに超える優れた物性を持ち、世界各国で特許を取得している画期的な新素材ダイライトから生まれた耐力面材です。鉱物質繊維と火山性ガラス質材料を原料にした無機質の複層板です。その最大の特徴は、木材のように簡単に加工できて、しかも高い強度と防火性を発揮するということです。

透湿性試験

沸騰しているお湯の上に、ダイライトパネルを置き、その上にガラスボウルをかぶせてみました。ダイライトを通り抜けた湯気(湿気)で、瞬く間にガラスボウルが曇ってしまいました。このように優れた透湿性で壁内部の湿気を放出し、内部結露による腐朽を防ぎ、住まいの耐久性向上につながります。

白アリ食害試験

無機質の新素材ダイライトは、白アリが食料とする成分を含んでいないため、白アリの数が約90%も減少しています。

 

○耐熱

断熱~確かな断熱性能が生む快適な室内環境

住まいの断熱は、温熱環境や住む人の健康に影響を与える重要なポイントです。

冬は暖かく、夏は涼しく、そして健康的に暮らしたい・・・。

そんな理想的な室内環境づくりをお手伝いするのが住まいの断熱材です。室内温度の急激な変化を防ぎ、冷暖房の効率を向上させます。

シックハウス対策を施した健康断熱材。

「アクリア」は、シックハウス症候群の原因の一つとなるホルムアルデヒドを含まない新タイプの健康断熱材。安心にこだわりたいという皆様の声に応えた断熱材です。また、建材や家具、糊などにおいても使用部材を厳選、健康に留意した住まいづくりを行っています。

断熱性能が長持ち。

「アクリア」に採用されたグラスウールは、その性能が長期間に渡って劣化の少ない断熱材。永く快適に暮らしたい住まいだからこその配慮です。

防湿フイルムで結露対策。

グラスウールはガラスですから、元々湿気をなかなか寄せ付けにく性質を持ちますが、それに加えて通常の2倍の厚さの防湿フイルムで表面を処理。万全の結露対策を行っています。

万が一の火災に燃えにくい。

万一火災が発生したとしても、ガラスを原料とした断熱材ですから燃えることはなく、延焼を食い止める役割を果たします。また、超高温で溶け出しても有毒ガスを発生することなく安心です。

騒音に強い静かな家に。

「アクリア」の素材グラスウールは、吸音性に優れていることから、劇場の音響調整や防音対策にも使われています。

しっかり床断熱で足から伝わる快適さ。

頭寒足熱とも言われているように、足元は特に温度に敏感。床までしっかり断熱すれば足元から快適さを感じます。

床の断熱材

撥水加工された「マットエースU ボード」。
湿気の影響を受けやすい床の断熱材には、マットエースU ボードを使用。撥水加工が施された床専用の断熱材ですから、その性能を充分に発揮できます。
 

○防火・空気環境

「省令準耐火構造の住宅」の特徴。

省令準耐火構造

外部からの延焼防止・各室防火・他室への延焼遅延などの耐火性に優れています。

 

「省令準耐火構造の住宅」の定義。

「省令準耐火構造」は、住宅金融支援機構の融資等に特有の構造で、建築基準法に定める準耐火構造とは異なります。

「省令準耐火構造の住宅」とは、省令で定める基準に適合する住宅をいい、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる耐火性を持つ構造として、以下のように定められています。

(1)隣家から火をもらさない〈外部からの延焼防止〉

隣家からのもらい火による火災に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造とします。「省令準耐火構造」では、屋根を市街地での火災を想定した火の粉による建築物の火災を防止できるよう不燃材料で葺くこと等としております。

また、外壁及び軒裏は、建築基準法の防火構造(例:外壁に防火サイディング壁を使用する等)としています。

(2)火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない〈各室防火〉

火災を最小限に食い止めるためには、発生源とその他の部分とを完全に区切る「防火区分化」が重要となります。

「省令準耐火構造」では、各室を区画する構造とするため、日が他室に燃え広がりにくくなっています。

加えて、室内の内側(壁・天井)には日に強いせっこうボードを使用します。火が柱などの構造材に燃え移るまでには相当時間がかかることにより、壁難や初期消化が可能となります。

(3)万が一早から火が出ても延焼を遅らせる〈他室への延焼遅延〉

内部で火災が起こった際、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。火が住宅全体に広がりにくくするため、火災の通り道となる壁や天井内部の要所(壁の内部などの取合部)に木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けます。

このように「省令準耐火構造」では、「各室防火」・「他室への延焼遅延」により内部火災に強い住宅となっています。

 

火災に強い家

火に強い木と不燃対策を施した最新素材。この二つの性能を上手に組み合わせて、防火対策を施した家が、住まいという財産と人の安全をしっかり守ります。

 

実は火災に強い「木」、その秘密は炭化にあります。

「木はよく燃える・・・」と一般には考えられていますが、住宅の火災という観点からは間違った認識だといえます。ある程度の厚さや太さがある木材は、例え 火がついても表面が焦げる(炭化)だけで、それ以上はなかなか燃え進みません。そのため、初期段階では火災が広がりにくく、構造の強度も保たれます。一方 鉄の場合には、グラフにあるように550度を超えると一気に強度が低下、構造材が変形し崩落する危険が高くなります。木造軸組工法を基本構造とした「兼六 パークタウンシリーズ」では、避難や消火の面では格段の安全性が確保されるというメリットがあります。

 

燃えにくいダイライトパネルで安全を確保。

建物の構造用建材として使用されるダイライトパネルは、燃えにくい無機質素材。このダイライトパネルが採用されていますので、もし火災が発生した場合でも 避難の時間を確保するとともに、初期消火の有効性を高めることができます。その効果は実験でも実証されており、ダイライトは不燃・準不燃材料として認定さ れています。建築基準法では、外壁の防火構造は、外壁+9.5mm以上のせっこうボード(または75mm以上のグラスウールあるいはロックウー ル)+4mm以上の合板(または構造用パネル)と規定されています。この基準をベースにしながら、より防火性の高い素材を選定し、大臣認定を取得していま す。外壁には、不燃または準不燃材料を使用した窯業系サイディングを採用して安全性を向上、さらに12.5mm のせっこうボード+100mm グラスウール+9mm ダイライトパネルという構成で、確かな防火構造として類焼等の被害を防いでいます。

 

ダイライトパネルは燃えにくい無機質素材。

火山性ガラス質材料という、今まで注目されなかった未利用資源と鉱物質繊維が原料です。森林資源に負担をかけない、環境にやさしい素材です。

 

空気環境~快適で安全な空気品質へのこだわり

快適な空気の流れ

人が日々生活し一生を過ごす大切な家だから、空気環境には特別の配慮を。湿気、暑さ、寒さ、そして生活臭まで、きめ細かく検討し、人が過ごしやすく、家そのものにも優しい空気の流れを生み出しています。

 

室内に空気の流れをつくりだして、良好な室内空気環境を維持します。

室内に空気の流れを作り出して湿気の偏りを軽減。結露を軽減するほか、カビやダニの発生・繁殖を防止。またハウスダストや花粉はもちろん、ホルムアルデヒ ドなどの化学物質を24時間排出。シックハウスやアレルギーを防いで、常に清潔で健康的な住まいの空気環境をつくります。

 

低ホルムアルデヒド化を推進。

住まいの建材や家具から放出される、ホルムアルデヒドをはじめとした揮発性有機化合物(VOC) は、人体に悪い影響をおよぼします。住まいが住む人の健康な暮らしを損なってしまっては、安心な毎日を過ごすことはできません。使用する部材を厳選し、シックハウス対策を追及。健康に留意した住まいづくりを推進しています。

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最終更新:2015年09月07日 15:53