禁断少女2

169 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:02:20 ID:GgKoL1TX
最後まで全体的に推敲不足だったが、完投は乙。

>>160
>どの面上げて今さらとお怒りの方には申し訳ないのです。
……はぁ? なぁ、空気読もうぜいい加減

>書くのが遅いのでレスは場繋ぎのつもりでした
遅筆を自覚しているなら書き上げてから投下をすべきで、場つなぎは蛇足
作者の自己語りが作品まで影響を与える事もある。今回はそれも致命傷だった。

>それでは失礼します、もう自分のやった事が恥ずかしいくってもうここには来れません。
これも余分。他所スレの書き込みと同じ事を言っている。
コテ使っていたわけではないのに、強調しているようで不快感を残す。

>それではこのレスが末長く続くことお祈りして 
レス……?

SSだけ無言で投下してくれたらよかったのに最後まで後味の悪さを残した。
いい足りない事はまだまだあるがやめておく。



170 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:04:47 ID:xpbaGTvg
・・・・・・・乙。

171 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:20:14 ID:lDvtnZRz
>>160
喧嘩売ってるのかと生暖かい笑いを残しつつ乙w

172 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:37:26 ID:OGXih1PV
や、面白かったよ.作品より作者の慌てぶりが如実に現れててry
常駐スレに戻っても頑張れ乙

173 :切断少女:2007/06/13(水) 09:13:57 ID:/qSy3Y0t
うるさいわね...ぐずぐず言ってるとちょん切るわよ...

シャキン!シャキン!


174 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 09:19:13 ID:vq1e9Av3
笑えないネタ乙

175 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 09:23:49 ID:vq1e9Av3
 

176 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 11:42:32 ID:SgrOWEQF

まぁ、気にするな!
誰の中にも自分好みの禁断少女はこっそり隠れているもんだ

書き手にとっては天使か小悪魔か
禁断少女はそこにいる
オナ禁してればきっと来る

来るはずだ
来てくれると思う…
来てくれるといいな……

ま、ちょっと我慢はしておく

忘れてくれるな
オナ禁もできない男に
禁断少女が現れるはずもないって事を

ルルルルr~

――――禁断少女降臨待ち!

177 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 14:44:56 ID:ytIuGwFO
 俺が憧れているあの子は、楽器が得意。
 とくに、彼女の奏でるトランペットの音色は格別だ。
 彼女は──


 金管少女。

178 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 15:12:40 ID:Hu//HBqy
>>177
なんかスースーするなーと思ったらw

179 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:43:20 ID:C2cNgR3P
>>177
くうぅっ! しみるぜw 金管少女。

俺の理想は視力の弱いドジッ娘。
ちょっと気弱で頼りなく、ベタな娘だけど目が離せない。

そんな彼女は――



近眼少女。


180 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:18:01 ID:nLQB1nB0
眼鏡っ娘禁断少女いいなw

オナヌーしてるのにひょっこり現れる、眼鏡を落とした禁断少女。
「うわっ!? なんで今ここにっ!?」
「あら……? もうなさってましたのね、失礼しました。出直しますわ、では」
「おい……。そこ、トイレのドアだけど……」
ゴスッ!
「……いったぁ~い……。もっと早く教えてくださいよぉ」
手探りでモニター画面を探す禁断少女の可憐なヒップに、驚き縮んでいた俺のエナジーが蘇る。
当然のごとく、背後から獣のように襲い掛かり……
「ちょっ!? 何なさいますですのっ!だ、だめですぅ~!業務違反になっちゃいますぅ!」
「ええやないか、ええやないか! 今さら無事もなく帰るなんて、つれないやないか!」
「ダ、ダメですっ!……あっ……ひゃぁぁぁっ!らめぇぇぇ~!……!」
   ――数分後――
「……ふぅ。ごちそーさん。よかったよ」
千切れた服を拾い集め、おいしくいただかれた裸身の少女が涙を浮かべて立ち上がる。
「ひ、ひどいっ!鬼畜の所業ですぅっ!もう、オナ禁してもここには絶対来ませんっ!ではっ!」
ゴスッ!
だからそこはトイレのドアだって。
――眼鏡をなくした近眼少女は、今も俺の部屋にいる。









……なーんて事があったらいいな、とプチ妄想。
書いてしまったので投下しちまう。反省はしている。

カモン!禁断少女!

181 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:37:39 ID:ehrShR7o
>>180
オィ…w

書くならエロ迄書け!w

182 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:42:07 ID:yfyImV0l
>>180
読み返してみたら・・・数分かよ!!w早すぎだRO!!
ネタとしてはスタンダードGJ!

183 :名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:55:55 ID:mv6E/a0i
>>180
OK。それで一本書こうぜ!

184 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 01:24:46 ID:wIbx1kxF
いじめかおまいら……orz
180は仕事の合間にちょろっと書いたただけのネタだっつの!w
二番煎じで書いてもネタバレしてて面白くないだろー?

他の禁断少女降臨待ち!

185 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 11:03:32 ID:PA9dM83V
方向性としては面白いんじゃないかw
泣くな>>184
天女の羽衣みたいに帰れなくなった禁断少女が浮世に留まり子まで成し…みたいな?

あるところに、仲のよい新婚カップルが暮らしていました。
男は世間に隠れてエロSSを書き、女はそんな男を誘惑しながら明るい家族計画を推進していました。
ただひとつ違うところは――



奥様は禁断少女だったのです。

禁断ファミリー。

186 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:54:32 ID:Zte9GvPC
頼むから小ネタは書き込まないでくれ…

書こうかなと考えてたネタを書かれると、二番煎じみたいで書けなくなってしまう。 


187 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:14:40 ID:l/osHi76
別にいいじゃん?

188 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 17:34:14 ID:yYEDmCWz
小ネタが面白ければSSにしてもいいじゃん?
どんどん小ネタあった方が職人を触発できるかもしれない可能性がある

平蔵や金管少女に近眼少女・禁断ファミリー
どれも面白そうだ…
特殊っぽいのだけ前置きに注意書きしてくれれば無問題。

待ってるぞ新作!
「あい、おいちゃん!」
乳母車の上でエロSSを書く新作…
サイボー…ry

189 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:13:47 ID:Zte9GvPC
SS書いてる途中に書いてるのと似た小ネタを投下されたらイヤかな、と。
小ネタをSSにしたのかと思われたくないSS書きとしての些細なプライドが傷つくかなと思った訳で… 

スマン、ただの小言だから気にしないでくれ。

190 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:28:28 ID:5snb6MVL
ああ、少しわかる>>189

だけど似たようなネタを思いつく事はあっても、まるきり同じSSにはならないだろ。
パクリとか騒ぐ厨はさすがにここにはいないと思われw
似た設定でも書き手によって全く違う作風になるから、それはそれで面白いと思う。

よほど奇天烈な事さえしなきゃ、黙ってスルーされるのは既に今回証明済みだし(ry

で、あれか?>>188
乳母車の新作がエロ書いてて禁断少女が現れたら、
やっぱりおとうがいただいちゃうのか?
すっげそれが気になるんだがwww

191 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:30:50 ID:5snb6MVL
訂正

>よほど奇天烈な事さえしなきゃ、黙ってスルーされるのは既に今回証明済みだし(ry 

よほど奇天烈な事さえしなきゃ、「一度は」黙ってスルーされるのは…だったな
仏の顔も…ってやつだ

192 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:32:18 ID:5snb6MVL
そしてageた俺も空気を読んでなかった…



スマン、吊って来る…

193 :名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:48:09 ID:Zte9GvPC
>190
言われてみれば確かにそうだな。
ヘンに騒いだみたいでスマンかった、俺も吊ってくる…

194 :名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 16:26:40 ID:fQvbhtKW
【注意】このスレを読んだものは吊りたくなってきます。

――緊吊少女


職人がいなくなるじゃねーか……
却下orz

195 :名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 18:27:11 ID:u9Qhq/KC
【注意】このスレを読んだものは体力が回復します。

――金丹少女

「…また勃ったわね。じゃ、もう一回…」
「こ、これなんて永久機あー」

駄目だな。

196 :名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:27:28 ID:K4zIL7Ju
本当に申し訳ないんだけど前スレのログ持ってる人いない?
誤って消しちゃった・・・orz

197 :名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:55:59 ID:Kgm5Xvx7
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1151/1151060569.html
期間限定 にくちゃんねる閲覧可

198 :名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 12:58:37 ID:VeQ1OsOV
【注意】このスレを読んだ人は書いてたSSを消失します。

――禁覚少女


「――ウッ!…ふぅ。さて、俺の禁断少女投下前にスレ巡回するか」
スレリロード開始
「おおおおお!こりゃ抜ける!――ウホッ!」
        ***
「…ふぅ。さて、俺の禁断少女を書くか」
無限ループ。

致命的か。

199 :coobard ◆69/69YEfXI:2007/06/16(土) 16:44:38 ID:PcfQpPsY
8レスほど投下します。
よろしくお願いします。




200 :1/8:2007/06/16(土) 16:46:06 ID:PcfQpPsY
[トレイン・アゲイン]

 禁欲。
 なにもしたくてしてるんじゃない。
 とにかく忙しいんだ。
 朝早くからアパートを出て会社までの二時間、電車に揺られる。着いた会社をタイムカードを押しただけで、すぐ飛び出す。
 仕事は営業補佐。先輩と一緒に、お得意さんや新規開拓にあちこち巡って、夜遅く会社に戻る。タイムカードを押したらもう終電。
 そんな毎日が続いている。

 休日は、ぐったりとただ眠るだけ。
 その日も起きたのは夕方だった。だが、まだ疲れが取れていないのか、半分寝ぼけている。
「とりあえず、なんか食うか」
 昨日買っておいたコンビニ弁当と缶の発泡酒を冷蔵庫から出す。弁当をレンジで温めている間に缶を開け、ノートパソコンを起動する。
 ネット上をブラブラしながら、飯を食うのがいつもの俺の休日スタイルだった。

 弁当をほおばりながら、ブックマークを巡回。すると、あちこちのページで見かける結婚相談所の広告が、今日はなんだかうっとおしく感じた。
 結婚どころか彼女すら作るヒマねーよ。営業部は男ばっかりだし。
「はぁ……」
 広告を避けるかのように、見ていたページのリンク先をテキトーに選んで飛んだ。
「ネット都市伝説……か」
 ふーん。なんだかどれもこれも、どこかで見聞きしたことのある話ばかりだな。
「ん」
 ふいに目に留まった《禁断少女》の文字。
『禁欲した物書きの元に現れ、禁欲のご褒美として精を抜いてくれる』
 はっ! ばかばかしい。そう思うと同時に。
 俺も昔、小説みたいなものを書いてたな、なんて思い出した。
 そう言えば、このノートパソコンだって最初はそのつもりで買ったものだ。これがあれば、どこでも話が書ける。新入社員の頃そう思い、初のボーナスをつぎ込んで当時の最新型を買った。
 最初の頃は思い付いたものを手当たり次第、書いた。でも、営業部に配属が変わってからはとてつもなく忙しくなって。結局、ネットとゲーム以外で使うこともなくなった。最近はゲームすらしない。いや、できない。そんな時間はない。
 物を書くのだって相当、時間は掛かる。そう思ったにも関わらず。
「たまには……何か書いてみるか……」
 そんな気が起きたのは、なぜなのか。解らない。

201 :2/8:2007/06/16(土) 16:48:01 ID:PcfQpPsY
 とりあえずエディターを立ち上げた。
「っていってもネタもないしな……」
 俺は弁当の空いた容器を見つめて、腕を組む。
 それからしばらくは、話を考えてうろうろしたり、ネットを検索したりしていた。
 しかし長い間、そういう脳の使い方をしていなかったせいで全くなにも思い浮かばないまま、眠りについてしまったのだった。

 次の朝早く、俺はいつものようにスーツに着替えて出勤した。
 いつもの時間に、いつもの駅へ、いつもの電車が滑り込んでくる。
 目の前で開いたドアにいつものように入る。朝早いから今日もガラガラだ。というか誰一人この車両には乗っていなかった。
 そんなこともあるさ、そう思いながら反対側のドアの前まで行き、もたれ掛かる。窓の外を眺めたかった。
 車内アナウンスが聞こえ、入ってきたドアが閉まろうとしたとき。
 ふいに、バラの香りがした。
 何気なくそちらを見ると、一人の女子高生らしき女の子が風のように入ってきた。

 なんて俺好み……。それが第一印象だった。
 手を胸に当て、肩で息をしている。どうやら急いで来たようだ。
 肩より少し長い黒髪が体に合わせて、さらさらと揺れる。
「はぁはぁ……間に合いましたわ」
 髪を直し、つぶやく。涼やかな声。高過ぎず、張りのある響き。そして、聞き慣れないお嬢様口調。
 それら全てがその子の持っている清楚で、なおかつ気品の溢れた雰囲気にマッチしていた。
 背は俺よりは低いが、それでも女子高生にしては高い。和服の似合いそうな良い姿勢だ。
 二重まぶたで、大きな瞳。すぐ下に泣きぼくろがある。
 ハッキリした眉。その上の広いひたい。前髪だけまとめてピンで留めているせいで、よけいにひたいが広く見える。
すっと通った鼻筋。綺麗なピンク色で、形の良い唇。

 夏用の制服には、肩の部分に学校のマークが刺繍されている。途中の駅にあるお嬢様学校のものだろう。
 俺はいつも早いから学生たちとは一緒になったことはほとんどない。だが、二、三度見かけたことはあった。
 その時は皆、テニスラケットを持っていた。早朝練習なんだろう。
 彼女もそれを持っているところを見ると、早朝練習に違いない。ご苦労なことだ。

 列車がゆっくりと走り出した。急行だから、ほとんど駅には止まらない。次の駅までは軽く三十分はある。
 彼女は座らなかった。俺と同じように立ったまま、吊革に手を掛けていた。
 俺は彼女から目を離せなかった。ずっと見つめていた。
 その腕はテニスをやっているわりには白く、細い。胸はBカップくらい。理想的な大きさだ。
 腰は細く、しかし短めのスカートの下に隠れている尻はボリュームがありそうだ。
 そこから伸びる足はニーソックスに包まれていたが、引き締まった感じだった。
 列車内で、こんな可愛い女の子と二人きり。
 俺は自分自身のモノが硬くなってくるのが解った。

202 :3/8:2007/06/16(土) 16:48:51 ID:PcfQpPsY
 やべ! ダメだダメだ! これじゃ犯罪者になっちまう!
 俺は真っ赤になった。カバンで股間を隠しながら、目を逸らす。

 ドアの外を見ようとしたとき、すっと正面に彼女がやってきた。
 俺は思わず、見つめる。彼女もまた、見つめ返す。
 ふいに彼女は笑った。まるで今日の朝日がやっと昇ったかのように。
 彼女はカバンとラケットを床に置いて、話しかけてきた。
「いいですわよ?」
「えっ、なにが」
 彼女は一歩近づいた。バラの香りが強くなる。
「ですから」
 彼女はさらに一歩、近づく。彼女の艶やかな唇が動いた。
「えっちなこと……したいんじゃなくて?」
 俺の心臓が跳ねた。
 彼女は俺のネクタイに手を掛けると、もうかたほうの手を俺の股間に持って行く。
「タイが曲がってましてよ?」
 ネクタイを引っ張り、強引に顔を近づけさせた。
「いやダメだ、それ俺、犯罪しゃ……んん!」
 彼女の甘い吐息が顔に掛かったと思ったとたん、唇を奪われた。
 それはねっとりと深く、緩やかな波のようなキスだった。
「ぷふあ……」
 朝日に煌めく銀糸がお互いの口唇から伸びて、切れた。
 彼女はまぶしそうに微笑んだ。
「大丈夫ですわ。あなた……清介(せいすけ)さんは犯罪者にはなりませんわよ」
 彼女は俺のモノをズボンの上から、やわやわと揉みながらそんなことを話す。
「え、なんで俺の、う、名前……そ、それに犯罪者に、な、ならないって、どういう……んん」
 俺は喘ぎながら、なんとか質問をした。その間に彼女の手によって俺のモノは一気に硬直していく。

 もう一度、キス。
「んふぅ……んぁ」

203 :4/8:2007/06/16(土) 16:50:43 ID:PcfQpPsY
 ぴちゅ。俺たちの唇が出す水音が聞こえる。もう列車の音は聞こえない。
「んん……?」
 彼女は“どう?”というように俺の歯の裏に舌を滑り込ませ、ゆっくり丁寧に舐める。
 俺の中で理性が……とろけた。
 俺はカバンを床に捨て、彼女の肩を掴む。
 少し、びくっとする彼女。
「んん?!」
 俺の舌で彼女の舌の裏側を舐め伝う。そのまま向こうの口に挿入する。
「ん! んぅふぅ!」
 口を大きく開け、受け入れてくれる彼女。
「あ、んふぅ、んん……」
 口でお互いを求め合う。

 いつの間にか俺は彼女の腰を抱き寄せていた。
 彼女は唇を離すと、耳元に囁く。
「あは、はぁ……荒々しくて、まるでケダモノみたいですわね……」
 俺のモノを触っていた彼女の手が一瞬離れ、ジッパーを一気に引き下ろした。
 彼女の細く柔らかい指が俺のどろどろになったモノを直に掴んだ。
「うう!」
 彼女の瞳が怪しく光る。
「ふふ、こっちも……ものすごく熱くて、ケモノじみてますわ……」
 ぬるぬるとしごく。
「うあ、き、きもちいい……」
 彼女の頬がすーっと赤くなった。
「うふふふ……気持ち、良いんですのね? わたくしに、おちんちんを攻められて、きもち良いんですのね?」
 彼女の声に興奮の色が混じる。
 俺は熱にうなされるように答えた。
「ああ……いいよ、いい……」
 粘液の絡まる少女の手のひらが、くちゅくちゅと俺の亀頭を包み込み、上下に揺らす。
「はぁはぁ……溢れてますわ……それに硬さも大きさもどんどん……こんなにして、恥ずかしくないんですの?」

204 :5/8:2007/06/16(土) 16:51:27 ID:PcfQpPsY
 彼女の言葉が俺の脳を犯す。
「ねぇ、清介さん? 答えてごらんなさい」
 動きが速くなる。
「う、うう!」
 俺はちっぽけな男の尊厳を失いたくなくて、意地になった。
 彼女の腰に回していた手を下げる。
「ひゃうっ?!」
 彼女は可愛らしい悲鳴を上げて、俺のモノから手を離してしまう。
 俺はハリのある少女の尻の感触を楽しむ。
「んん! いやぁ、ああん」
 スカートをまくり上げながら、揉みしだく。
 俺は彼女のパンティ越しの恥丘に、俺のモノを押しつけた。
「あ、はぁっ! あ、当たってますわ……ごりごりしてますの……あ、ああ」
 うあ、このまま出ちまいそうだ……。
「ね、ねぇ、清介さん。これ……わたくしの中に、入れたくて?」
 挑むような目の輝き。しかし、俺はその中に期待を見て取った。
「あ、はぁっはぁっ……ど、どうですの? ねぇ、清介さん。言ってごらんなさい」
 彼女は俺の背中に腕を回し、首筋を舐めながら聞いてくる。
「うう、くっ! い、入れたい……」
 彼女も意地なのだろう。甘い快楽と戦いながら命令してくる。
「なぁに? 聞こえません、わ……っ、も、もう一度、仰って……」
 俺はその甘い吐息に、堕ちた。
「入れたい!」
 彼女のパンティに両手を掛け、一気に引き下ろす。
「ああっ! 乱暴になさらないで……」
 くるくると丸まりながら、太ももの途中で止まる濡れた布。
 立ち上がるミルクのような香り。
 その大事な部分を恥ずかしそうに手で覆い隠す彼女。
「ごめん……優しくするから」
 俺は優しく彼女の手を握り、どけさせる。
「ん……」
 手のひらで恥丘に触れると、ほとんど陰毛がなかった。
 脊髄を興奮が駆け上る。
「はぁはぁ、指、入れていい?」
 答えを聞かず、指をその蜜壺に入れてしまった。
 一瞬、彼女の背中がピンと伸びる。
「んっ! もう、清介さんたらぁ……んん!」
 彼女は指を出し入れされながら、少し足を開いていく。
「ね、ねぇ、わたくしに陰毛が少ないのを、ん、気に入りましたでしょう? それにこの容姿も」
 俺はハッとした。
「な……まさか、おまえは《禁断少女》なのか? だから……」

205 :6/8:2007/06/16(土) 16:53:41 ID:PcfQpPsY
 俺の指が止まる。
 彼女は微笑んでうなずく。
 一歩下がると、スカートをゆっくりとまくり上げて行った。

 やがて女性と少女の中間の特徴を兼ね備える、むき出しの下半身が現れた。それは列車のドアから入る、日の光を浴びて輝いている。なんて異常でエロい光景なんだ。
「さぁ……清介さん。いらして」
 彼女はドアに手をついて、お尻を突き出す。
 俺は操られるように、一歩進んだ。
 彼女は髪の間から、艶めかしい光を放つ瞳で俺を見た。
 口元を緩め、淫猥な言葉を口にする。
「ふふふ……そのぬめぬめした、いきり立つケダモノのおちんちんで、わたくしを……貫いてよくってよ?」
 俺は吼えた。
 彼女の尻を両手で掴むと、剛直なモノを一気に挿入させた。
「ふぁぁぁぁッ!」
 彼女は俺に突かれてしなやかに動き、腕と頬をドアのガラスに押しつける。
 その横顔の向こうには、いつも見ていた外の景色が流れる。
 俺は今、いつもの電車の中で、ものすごく好みの女の子とセックスしている。
 そう思うとめまいにも似た感覚に襲われ、何もかもがあやふやになり現実感を失った。

 彼女がよだれを垂らしながらひくひく痙攣している。
「あお、お、おっきいのぉ……し、子宮に入ってますぅぅ……」
 なんていやらしい女だ。
「あ、またおっきくなったぁ……はぁっ!」
 俺は加虐的な気持ちになって、攻め立てた。
「あっあっあっ、はぁっ、気持ちい、いい! 清介さん!」
 俺の動きに合わせて、腰をくねらせる彼女。
「うう、俺もき、気持いいぜ! おら! おら!」
「ひぅっ、うぅっ、うぅっ! はぁっはぁ、ああっ!」
 暑い。
 心臓が破裂しそうだ。
 彼女の尻に汗が浮かぶ。
「も、もっと突いて、突いてッ! んぁっ!」

206 :7/8:2007/06/16(土) 16:54:40 ID:PcfQpPsY
 俺は彼女の背中にのし掛かるような姿勢になり、その胸を乱暴に揉んだ。
「はぁっ! お、おっぱい、も、いい! きもち、い! あっ!」
 ぱつ、ぱつ、ぱつと彼女の尻の肉と俺の下腹部がぶつかる卑猥な音を車内に響かせて、お互いを高め合う。
「あ、ああ! い、いいの! も、もうすぐ、イきますぅ! イ、イク、イクぅ、ふぁ!」
 俺は彼女の背中に張り付くようにして、腰の回転を上げた。
「お、俺も、俺も出そう、出る、出る、う、出る」
 彼女は叫ぶ。
「あ、ああ! な、中! 中にいっぱい、出して! ああっ! ひ、イク!」
 もう俺の脳は沸騰していた。放出することしか考えられない。
 ガクガクと激しく腰を打ち付けた。
「ああ、出る! 出る! 出るゥッ!」
 彼女の中も俺の精液を絞り取ろうとするように、強く締め付けてきた。
「来て来て来て!」
「うあァァァッ!」
「はぁぁぁぁあ――ッ!」

 気が付くと、俺は自分の部屋にいた。
 目の前には空になったコンビニ弁当とノートパソコン。そこの時計を見ると、ちょうど飯を食べ終わったくらいの時間だった。
 やがて、じっとりと下半身がねばる感覚がやってきた。
「うわ、夢精かよ!」
 慌てて立ち上がると、パンツを脱ぐ。
 それはそのまま捨てて、新しいものに換えた。
「なんなんだいったい……確かにすっげぇエロくて……いい夢は見たけど……」
 パソコンに目をやると、立ち上げていたエディターになにか話のようなものが書かれている。
「ん? なんだこれ……」
 内容は、さっき見た夢だった。
「マジかよ……《禁断少女》が来たってのか……」
 でも、なんで? 俺は物書きなんてほとんどしてないのに。
 そう思いながら、そのエディターの文面を最後までスクロールさせると。
 改行スペースを開けて、話と関係ない俺個人宛のメッセージが書いてあった。

『清介さんへ。きっとまた逢えますわ。これからあなたは、たくさんお話を書いていく人生ですもの。ですけど、今度逢うときには奥様にバレないよう、お気を付けて』

207 :8/8:2007/06/16(土) 16:55:40 ID:PcfQpPsY
 奥様……って、俺には嫁さんなんていないぞ。
 いや。そうか、もしかしてこれはあいつが――《禁断少女》が、俺の未来を予言してくれたってこと、なのか……?
 もし、そうなら……。

 それからしばらくして、俺は会社を辞めた。
 バイトで食いつなぎながら、俺は小説を書いて書いて書きまくった。

 数年後。
 俺はなんとか、ちょっとした賞を取ることができて、まがりなりにもプロになれた。
 その頃、編集部で知り合った女の子を好きになり、嫁さんにした。

 そんなある夜。
 俺は自宅マンションで原稿を書いていた。
 嫁さんが眠そうに、自室から出てきた。
「もう寝るわ。おやすみー。あなたもあんまり根を詰めないでね」
「ん。ああ、ありがとう。おやすみ」
 俺はパソコンの前から立ちがると、嫁さんに軽くキスをして寝室に送った。
 彼女が寝室に入るのを確認し、またパソコンの前に戻る。だが顔はにやけていた。
 
 俺は長期間、禁欲していた。
 オナニーは当然してないし、嫁さんとも仕事があるからとセックスをしていない。
 もちろん、嫁さんのことは愛してる。愛してるが、しかし……。
「男ってのは大抵、ひとりは忘れられない女がいるんだよ……すまん」
 そうつぶやいて、いそいそと仕事用とは別のエディターを立ち上げた。あの頃のプログラムだ。
「さぁ、来てくれ。《禁断少女》」
 そう目を閉じて、念じると……。

 急にうるさい電車の音が聞こえてきた。
 目を開ける。電車の床と、向かいに立つ女の子の靴先が見える。
 ふわりとバラの香りがした。
「ふふふ。やっぱりまた、逢えましたわね」
 凛とした気高く美しく、そして懐かしい声が俺の耳に届く。
 見上げると、彼女がいた。
 あの時と同じように、朝日のように輝く笑顔だった。


208 :coobard ◆69/69YEfXI:2007/06/16(土) 16:56:31 ID:PcfQpPsY
以上です。
ありがとうございました。

209 :名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 17:35:44 ID:OARAAI/J
>>208
スタンダードGJ!!
涼しげな制服のじょしこおせえと早朝電車の組み合わせが爽やかでいい

男の夢だよなあ…

210 :名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 17:46:59 ID:aIUcwSZF
これは久々に来た正統派!!
GJ!

211 :名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 18:24:09 ID:aZ/iXNbB
GJです!素晴らしい禁断少女でした、おっきした!


212 :196:2007/06/16(土) 20:20:47 ID:z4XVbjuL
>>197
thanks!
>>208
いいものみせて頂きました。GJ!

213 :名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:29:49 ID:9CqD1VvR
>208
いいな!
再開ってのがさらにいいな!

214 :名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 14:15:36 ID:rMerCLi6
最後の一行が禁断少女を引き立ててるね。
若き日の思い出のまま現れる変わらない少女……いい!

まさに正統派でした。
GJ!!

215 :coobard ◆69/69YEfXI:2007/06/17(日) 23:42:18 ID:BuW9BiDI
>>209-214
皆様、お読み頂きありがとうございます。
皆様のGJ及びお褒めのお言葉、謹んで受け取らせて頂きます。
ありがとうございました。
また、ネタが降りてきましたら書きたいと思います。
それでは失礼します。


216 :名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:33:22 ID:o4qJaJ+f


217 :名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:04:59 ID:b58d3XwP
保守

218 :名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:20:04 ID:32ANV9rb
イッペン、ホシュシテミル?

219 :名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:23:54 ID:T+pAaZFH
平蔵!

220 :名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:23:20 ID:vHvj+5wD


221 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:35:26 ID:+21264yJ


222 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:44:20 ID:z9t7ZbMG
ちょっと変化急な禁断少女投下します。
>>6-12の続きですので面倒な方はスルーしてください。

223 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:45:00 ID:z9t7ZbMG
「あれ?もう帰るんですか?先輩が定時上がりなんて珍しいですね」
「おぉ、今のプロジェクトにも目処がついたからな、これでやっと一息つけるよ」

 午後5時、今日は珍しく定時上がりだ。
珍しく定時上がりの俺を、物珍しそうに見る後輩の女性。
なかなかいい物を持っている、期待の後輩だ。
……ホントにいい胸だよなぁ、顔を埋めてぇぇ~!

「そうですね……先輩は毎日深夜まで残業で、大変でしたからね」
「はっははは!おかげでいろんなものが溜まってるよ」

 笑いながらそう言って、自分の下半身を指差してみる。
彼女は俺の指の先を見て俺が何を言ったのかを理解したのか、真っ赤な顔になった。

「もう先輩!それってセクハラですよ?
さっさと帰ってください。仕事をしていない先輩は邪魔なだけです!」
「はいはい、じゃ、帰るわ。お疲れ~」

 後輩とのスキンシップを終えて会社を出る。
久しぶりの定時上がり、おまけに明日は休みときたもんだ!
何をするかなぁ~?ひっさしぶりの休日だ。
疲れを取るために寝て過ごすのもいいが、その前に溜まりに溜まった欲望を発散させなきゃな。 
あ~そういや続きも書かなきゃいけないな。
もう半年も書いていないのに、ずっと待ってくれてる住人もいるからな。
けどなぁ、『彼女はライダー』シリーズもネタが尽きちまったんだよな。
なんかこうグッと来るネタってないもんかなぁ。

 今までは例えどんなに仕事で疲れていても、何故か毎日PCに向かい、少しずつssを書き進めていた。
しかし半年前に投下して以来、まったく書いていない。
仕事が忙しくなってそれどころじゃないってのもあるが、
一番の問題なのは……ネタが尽きちまったってことだ。
どうすっかなぁ……いい機会だからss書きを引退するかな?
そんな事を考えながら、会社近くにオープンしたばかりの有名百貨店に入る。
今日の晩飯は何にするかな~?
デパ地下の豊富な惣菜から何を食おうかと考えていたら、俺のスーツを後ろから誰かが引っ張った。
なんだ?誰が引っ張ってるんだ?後ろを振り返ってみる。……誰もいねぇぞ?イタズラか?

「パパ~、ママがね、ご飯は用意してるからワインだけ買って来てね、だって」

 ……は?なんだ?どこから声が聞こえて……うお!小さいな!
視線を下げると俺のスーツを引っ張っていた犯人がそこにいた。
綺麗な金髪で青い目をしたまるでお人形のようなカワイイ女の子が俺を見上げている。
なんだ?俺、こんな子供知らないぞ?……パパだとぉ!
この子は俺をいったい誰と勘違いしてるんだ?

224 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:45:56 ID:z9t7ZbMG
「え~っと、お嬢ちゃんはお兄さんとは初めて会うよね?」
「うん!そうだよ!ずっと会いたかったけど、会いに来れなかったの。
スッゴク寂しかったよ、パパ。ママもね、やっとパパと会えるってお料理張り切って作ってるよ?」
「そっかそっかぁ、それは大変だったね。でもね、お兄さんは君のパパじゃないんだよ」

 カワイイ小さな頭を撫でて、手を離すように促す。
こんなところを同僚に見られたら何言われるかわかんねぇぞ?

「えぇ~?でもお母さん言ってたよ?
お父さんはえっちなssを書いてて『彼女はライダー』ってシリーズ物が面白いって。
パパってエロパロ作者なんでしょ?えっちは話を書いて……ングゥ!」

 な、なんで知ってるんだ?
俺がエロパロ書いてるって何で知ってるんだよぉぉぉ~!
慌ててとんでもない事を無邪気に話すカワイイ口を塞ぐ。
どうする?どうしたらいい?どう口封じをすればいいんだ? 

「お、お嬢ちゃん、あまり人の秘密は人前で喋っちゃいけないんだよ?」
「むぐむぐむぐぅ~!」
「分ったかな?黙っててくれたら何かいい物を買ってあげるから、喋っちゃダメだよ?」

 俺の言葉に目を輝かせ勢いよく頷く女の子。
やれやれ、これでどうにか秘密は守れたな。……ってホントにどこで知ったんだ?
とりあえずは口を塞ぐのを止める。

「お嬢ちゃん、さっき言ってた事どこで聞いたのかな?お兄さんに教えてくれない?」
「プハァ!ハァハァハァ。パパ、苦しかったよ。なんで苛めるの?」
「ゴメンゴメン、苛めるつもりはなかったんだよ、何でも買ってあげるから許してね?
で、さっきの話は誰に聞いたの?お兄さん、誰にも話してないんだけどなぁ~?」
「ママがね、そう言ってたの。パパと会えない間、パパのssをすっごく楽しみにしてたって。
ママがモデルになったssもあるって言ってたよ?」

 はぁ?どういうことだ?この子の母親が、何故俺の秘密を知っている?
覚えはないが、どこかで知られてしまったんだろうな。
何処だ?何処で知られてしまったんだ?
っていうかこの子の母親はいったい誰なんだ?
俺の知ってる人か?会えば分るのか?

225 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:47:30 ID:z9t7ZbMG
「ねぇパパぁ、ママが待ってるから早く帰ろうよぉ~。
ママが今日はステーキだって言ってたよ?美味しいお肉を食べて精力つけてもらうんだって!」
「そ、そうかい、じゃあ早く帰らなきゃな。買い物はワインだけでよかったんだよね?」
「うん!ママはそう言ってた!……あ、いいなぁ」

 元気よく頷いた女の子は、何故か急に暗い顔になってしまった。
なんでだ?何で暗い顔になる?暗い顔になりたいのは俺の方だっての!
だいたいなんで俺を父親と間違えるんだ?実は俺が覚えてないだけだったりして!
ンな訳ないよなぁ……ん?なんで俺の手をじっと見てるんだ?
俺達のすぐ側では親子連れの買い物客が親子仲良く手をつなぎ、楽しそうに買い物している。
女の子を見てみる。……視線は俺の手に釘付けだな。
ははは、カワイイじゃねぇか。俺と手をつないで買い物したいんだな?

「おし!ワインを買う前に、なにか欲しい物を買ってやろう!何が欲しいかな?」

 小さくてかわいい手を握り、食料品売り場から離れる。
最初は急に手を握られたためビックリしてた女の子は、すぐに満面の笑みで手を握り返してきた。

「うん!ユウナねぇ、カワイイリボンが欲しい!」
「お?名前、ユウナっていうんだ?カワイイ名前で似合ってるね。
リボンだな?おし!カワイイのを買ってあげよう。きっと似合うぞぉ~?」
「やったぁ~!優しいパパ大好き!早く行こうよ!」

 小さな手で俺の大きな手をグイグイとひっぱり歩くユウナちゃん。
ははは、カワイイじゃねぇか、こんなカワイイ子供だったら本当に欲しいな。
そんな事を考えながらユウナちゃんに引っ張られて歩く。
はたから見ればおかしな二人組みだろうな。
くたびれたスーツ姿のサラリーマンが、小さな金髪の子供に手を引っ張られ歩いている。
もしかしたら周りから見れば親子に見えているのかもしれないな。
俺を引っ張って歩く、小さな揺れる金色の髪を見て思う。……ホントに綺麗な髪だな。
あれ?そういえばだいぶ前に同じような金色の髪を見た記憶があるな。
あれは綺麗だった。まるで金色の滝のようだったな。
んん?金色の髪?何処で見たっけ?なんでそんなのが印象に残ってるんだ?
なんだ?金髪にまつわる何かがあったような気がする……なんだったっけ?

 結局買い物が終わっても思い出すことが出来なかった。
ま、いいや。思い出せないということはどうでもいいって事だろう。
生きていくうえで金髪なんていらないしな。
赤いリボンで髪をツインテールに纏めたユウナちゃんと手をつなぎ、百貨店を出る。
そういやユウナちゃんはどうしたらいいんだ?
普通なら迷子センターに送っていけば済む話なんだが……
そんな俺を無視してズンズンと歩くユウナちゃん。
タクシー乗り場でタクシーを拾い、ユウナちゃんが告げた住所は……俺の住むマンションだった。

226 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:48:30 ID:z9t7ZbMG
「えっとぉ、ホントにここでいいのかな?
ユウナちゃん、家族が心配してるんじゃないの?お家は何処かな?」

 俺の住むマンションの前でタクシーを降りる。
ユウナちゃんはニコリと微笑みながら俺をひっぱりエレベーターへと向かう。

「ね、ねぇユウナちゃん。ユウナちゃんもここに住んでるのかな?」
「ここには住んでないよ?だってここはパパの家でしょ?」
「す、住んでないんだ。ならなんでここに来たの?お母さん、きっと心配してるよ?」

 8回で止まるエレベーター。俺の部屋がある階だ。
エレベーターを降りて真っ直ぐに802号室へと向かうユウナちゃん。
なんでだ?なんで俺の部屋に向かうんだ?
混乱する俺をよそにドアをドンドンと叩くユウナちゃん。
すると誰もいないはずの部屋のドアが開き、中から金髪美人が出てきた。
なんでこんな美人が俺の部屋から出てくるの?
唖然としてるとその美人が抱きついてきて……なんで抱きついてくるの?
訳が分らん!何がなんだか訳分らんぞ!

「お帰りなさい、あ・な・た……ちゅ!」

 うををををを~!なんだ?なんなんだ?何でいきなりキスなんだ!

「な、何しやがる!俺の部屋に勝手に入り込んでお前誰だ!」
「あぁん?誰だじゃねぇよ!アンタがアタシを孕ませたんでしょうが!」
「は、孕ませただぁ?テメエいったい何を言ってんだ!俺はお前のような口の悪い金髪女なんか知らねぇっつーの!
……口の悪い金髪女?なんだ?なんで引っかかるんだ?」

 俺のことを頬を膨らませて睨んでる金髪さん。
初めて見るはずなのに、何故か懐かしい感じがする。
もしかしたらどこかであったことがあるんじゃないのか?

「はぁぁ~、やっぱり覚えてないのか。
ま、5年前はライダースーツ姿だったから、印象が違って分んないのも無理ないかな?
けどアンタねぇ、5年間も一人でシコシコと出して……少しは禁欲生活しなさいよね!」

 ライダースーツ姿?金髪でライダースーツだと?
それって俺がエロパロで書いたことがある設定の女の子じゃないのか?

「アンタが一人で済ませるから会えなかったじゃないの!……この子も寂しい思いしてたんだからね?」
「え?えええ?お前、いったい何を言って……5年?
あああ!ま、まさか君はあの時の、禁断少女……なのか?」

 あれは5年ほど前の話だ。
今と同じく仕事が忙しくて疲れて性欲処理が出来なかったんだ。
で、そんな俺の前に現れたのが、今、目の前にいる彼女……禁断少女だった。

 5年ぶりに現れた彼女は、俺に飛びついてきて、強引に唇を奪ってきた。

227 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:49:39 ID:z9t7ZbMG
「ユウナったら寝る時までリボンを外さないのよ?よっぽど嬉しかったのね」

 寝室でユウナちゃんを寝かしつけていた彼女が戻ってきた。
そうか、そんなに気に入ってもらえたのか、よかったよかった。

「ははは、そこまで嬉しいのか。ならもっといい物買ってあげればよかったかな?」
「それは今度会いに来るときに買ってあげてよ。
……今度は5年も待たせるなんてことはないでしょうね?」
「イタタタタ!ゴメンゴメン、悪気はなかったんだ、許してくれよ」

 彼女は頬を膨らませ、俺の耳を引っ張る。カワイイなぁ、ズバリ俺好みじゃないか!

「で、ユウナちゃんはもう寝たんだな?」
「自分の子供にちゃんはないでしょ?呼び捨てでいいわよ」
「しかしだな、いきなり現れて俺の子供と言われても……イタイイタイ!」
「アタシがアンタ以外の男の子供を生んだとでも言いたいの?ふざけてんじゃないわよ!」

 最初はむくれながら耳を引っ張っていたが、しだいに嬉しそうに引っ張り出した。
何で嬉しそうなんだ?ていうか、痛いんですけど?

「うふふふふ、まさかこうしてアンタと会えるなんて思ってなかったわ。
一度禁断少女と会ったss職人は、ほとんどの人がまた会うまでにss書くのを辞めちゃうからね。
アンタみたいに長く書いてるのってあまりいないんだよ?」
「それって褒めているのか?それともよっぽど暇なんだなと貶してるのかどっちなんだ?」
「どっちだと思う?もし貶してるって言えばどうするの?」
「それはエッチなお仕置きだな。ものすごくエッチなお仕置きだ」

 エッチなお仕置き、この言葉を聞いたとたんに耳を離し、服を脱ぎだす彼女。
白い清楚な下着姿になり、真っ赤に頬を染め、恥ずかしそうに話し出す。

「よっぽど暇なのねって貶してるの。
アンタはえっちのことしか頭になくて、常にssのネタを考えてて、
スレの住人のために寝る間を惜しんでssを書いている、人間としてはヘンタイに分類される男だって貶してるの」
「お、お前、本人を前に本当の事を言っちゃったりしたら、
いい大人なのに泣いたりするから言っちゃダメなんだぞ?」

 涙が出てきた。俺も薄々気づいてるさ!
彼女もいない、寂しい三十路。趣味がエロを書くことなんてヘンタイに決まってるんだ!
ヤバイ、マジで涙が出てきた。はぁぁぁ~、俺の人生ってなんなんだろうな?
彼女が発した心に壊滅的ダメージを与える言葉で、俺の繊細な心が瀕死の重傷を負ってしまった。
けどそんな俺を潤んだ瞳で見つめながら彼女が話し出した。

「でもね、そのおかげでアンタと会えた。ユウナを授かる事が出来たの。
アタシにとってアンタは愛すべきヘンタイなの。あなた……愛してます」 
「お、お前……俺なんかでいいのか?俺、自分で言うのもなんだけど、ヘンタイだぞ?」
「ふふふ、アンタがいいのよ。じゃなきゃ子供なんて生んでないわ。
アンタの子なんだから、責任取ってよね?」
「せ、責任って?どうやって取ればいいんだ?」
「そうねぇ、さしあたっては……アタシの火照った身体をどうにかしてよ」

 恥ずかしそうに俯く彼女。白い肌はほのかにピンク色に染まっている。
そんな色気たっぷりの彼女を見ていたら……俺は獣になってしまった。

228 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:50:40 ID:z9t7ZbMG
「ま、またリビングでするの?あん!そ、そんなに激しくしちゃダメェ!」
「あまり声を出すなよ?ユウナちゃんが起きちまうぞ?」
「ふぅ!ふ……んん!んふぅ、んん、んぁ……んん!」

 四つんばいにさせ、ショーツの中の手を動かす。
すでに滑っているそこは、指が動く度にグチュグチュと音を出す。
指がクリトリスに触れる度に、背中を反らし、喘いでくれる。
俺はその指が動く度に反り返る、染み一つない綺麗な白い背中に舌を這わす。
ますます息荒く、声が出そうになっている彼女。
しかし彼女は片手で口を押さえ、必死に声を押し殺している。よほどユウナちゃんに聞かれたくないんだな。
なら意地でも声を出させないといけないよね?彼女曰く、俺はヘンタイなんだそうだから。
ぐっしょりと濡れてしまっているショーツを下ろし、彼女の下半身をむき出しにする。

「あららら、もうグショグショだな。こんなすぐに濡れるなんてお前もヘンタイじゃないのか?」
「ち、違うわよ!……アンタだからよ。アンタがアタシを抱いてくれるって考えただけで濡れちゃうの。
あははは、よく考えたらこんなすぐに濡れちゃうアタシも立派なヘンタイかもね?」

 健気な言葉を言ってくれる彼女。そんな健気な言葉を言われたら……我慢できねぇじゃねぇか!
ズボンをおろしてすでにいきり立っている相棒を、四つんばいで下半身むき出し彼女に添える。
彼女に当てると、くちゅっと滑った音がした。
俺の相棒は彼女の熱を感じ取り、その熱が俺の頭の先まで伝わってきた。
入れたい!早く入れてメチャクチャに突きたい!突きまくりたい!
欲望に支配された俺は、一気に貫こうと腰を叩きつけようとした。
その時彼女が俺の話しかけてきた。

「ん、入れていいよ。たくさん出してね?……何度でも出していいよ。
アンタにこうして犯されるのを、ずっと待ってたんだからね?
5年間ずっと待てたのよ?やっと……やっとまたアンタと一つになれる。
ずっと待ってたんだから、何度でも、何回でも好きなだけ出していいよ」
「……すまない、ずいぶんと待たせちまったみたいだな。
今日は俺の体力の続く限りお前を犯す。いいな?いくぞ!」

 ぐちゅ……滑った感触が相棒に伝わる。ぐちゅぐちゅぐちゅ……肉の壁をこじ開ける感触。
その壁からは適度の締め付けと、彼女の温かさが伝わってくる。
以前のように強烈な締め付けは感じない。ユウナちゃんを生んだからだろうな。
しかし、相棒全体を優しく抱きしめるような温かい感触。
まるで母親に抱かれているような温かさを感じる。
気持ちよさのあまりに、すぐに出そうになるのを歯を食いしばって我慢し、彼女の一番奥を目指す。

「うぅぅ……最高だ、お前はやはり最高の女だ!
動くぞ?……ゴメン、動けないや。もう我慢の限…界……う、うおぉぉぉ~!」

 一番奥にたどり着いた俺は、情けない事に吐き出してしまった。
どうにか一番奥までたどり着いたんだが……出ちゃった。
以前と同じく、一度も動くことなく彼女に吐き出される精液。
溜まっていたために、大量にドクドクと注ぎ込む。
一滴残さず注ぐため、軽く腰を振る。うぅぅ、すっげぇ気持ちいい。最高だ!
気持ちよさのあまり、全てを出し終えても相棒は収まる事がなかった。

「んぁぁぁ……はぁぁ、お腹の中がいっぱいになっちゃったよぉ。
……ねぇ、まだ硬いままだね?まだ出せそう?」

 軽く震えながら射精を受け止めていた彼女は、しだいに自分でお尻を動かし始めた。
まだ硬いままの状態を保っている俺の相棒。
おし!5年も待たせたんだからな、満足するまで突きまくってやる!相棒、頑張ってくれよ?

229 :禁断家族   ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA:2007/06/28(木) 00:51:37 ID:z9t7ZbMG
「課長、今日は定時上がりですか?珍しいですね」
「あぁ、今のプロジェクトも目処がついた。これでやっと帰って……」
「セクハラです。訴えますよ?」
「……何も言ってないのにセクハラはないだろう?」
「さっさと帰ってください、じゃないとセクハラで……」
「はいはい、じゃあお言葉に甘えてお先に失礼するよ。君達もあまり無理しないようにな」

 部下にセクハラ認定されて会社を出る。
ふぅ~、明日はやっと休みか。……今日中に投下出来るか?
今年で42歳になろうかというのに今だに独身。
しかも趣味はエロss書きだなんて人には言えない。
何度か縁談はあったんだが、全て断わった。
何故だか分らないが、何かを裏切るような気がしてな、断わってしまったんだ。
上司からの縁談も断わったおかげで出世の道が閉ざされてしまった。
ま、課長になれたから後悔はないがな。
さて、と。空しい独り身はビールとおつまみで晩飯にでもするかな?

「パパ!ママがね、ビールは買ってあるから何も買わずに帰ってこいだって」

 突然後ろから聞こえた女性の声。
慌てて振り返ってみると、そこには金色の髪を赤いリボンでツインテールに纏めた女の子が立っていた。
高校の制服だろうか?青い目で制服でツインテールか……これはいいな!下半身に刺激が走る!
今度のssはこれでいこうと考えていたら、突然その女子高生が俺の腕を組み歩き出した。

「ママね、カンカンだよ?なんで12年間も待たせるの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!君、いったい何を言ってるんだ?」
「パパ、アタシも怒ってるんだからね?いくらなんでも12年はないでしょ?」
「いや、パパといわれても何がなんだか分らんのだが?」

 突然の展開に軽いパニックになってしまう。なんだ?この子はいったいなんなんだ?
……赤いリボン?何故だ?何故懐かしく感じるんだ?
何故かこの子の赤いリボンを見たら泣きたくなってきた。

「パパ……本来ならね、今日はアタシ、呼ばれないはずだったの。
でもアタシとママの2人で呼ばれちゃったの。それはね、パパが望んだからなの。
で、今日はママとえっちするの?それとも……ユウナとする?」

 
 少女の言葉に訳が分らないながらも股間がムクリと起き上がるのを感じた。

230 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:52:45 ID:z9t7ZbMG
以上で終了です

231 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:21:44 ID:Ixg3WnCl
なんちゅうもんを読ましてくれたんや…

232 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:25:58 ID:gBMKvDnz
これは禁断相姦








ユウナたんとのエロを期待していいか?www

233 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 06:46:16 ID:ffKEtJbl
やっぱり禁断少女の娘も禁断少女になるんですか?

234 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 07:29:05 ID:7QFyrMbB
なんかウルっときた……
俺も長く書き続けよう……

235 :名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 11:47:16 ID:BmZFXpmX
禁断ちゃん可愛いよ禁断ちゃん

236 :名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 18:17:20 ID:QFEVDrSw
禁☆

237 :名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:44:59 ID:n9V5rE7P
断◆

238 :名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:11:36 ID:NqhtDDcf
少△

239 :名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:26:43 ID:wCiVWe7y
納◆

240 :名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:33:55 ID:RY8n/Yzk
言※

241 :名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:17:50 ID:latQj9eD
な…なんということだ。平安時代から既に禁断少女が存在ry

242 :名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:39:30 ID:ACTirLVQ
だが当時、官職は男だけしか就けなかった。



男装でおk?

243 :名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:34:38 ID:FQAEk1ZV
清少納言みたく、通称というかペンネームというか、そういうアレかと思ったが、
男装の方がいいなっ!(クワッ

244 :名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:43:43 ID:hIG/H0K2
とりかへばや物語ktkr

245 :名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:04:33 ID:z1L7aK1o
禁断☆保守!

246 :名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:18:01 ID:k2mYcwnX
禁断処女

247 :名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 18:34:01 ID:XsepULR0
禁断書状

248 :名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:07:21 ID:KXCriLY5
禁断少女降臨期待保守!

オナ禁4日目!

249 :名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:34:29 ID:+zEEoJUs
禁断商会

250 :名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:34:30 ID:3d2cnvgS
85代目平蔵が取り持っていた禁断商会と申したか

251 :名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:53:26 ID:gZz6S4KR
びんちょうたん売ってるんだろ?

252 :名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 08:41:53 ID:koUKtgAF


253 :名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:13:55 ID:7JIVEtEn


254 :名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:39:34 ID:CNx9+C0D


255 :名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:57:15 ID:l0L4znKB


256 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 22:40:34 ID:+zpeieHj
・・・何?この流れは。
私、もう帰る。

257 :名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:43:14 ID:WfEfseBn
禁断少女キテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!

258 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:17:37 ID:rS2iToN8
保守☆オナ禁11日目!

259 :名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:33:44 ID:RZSVSU7H
オナ禁13日目保守・・・

260 :名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:36:18 ID:wyqUvDOa
十三日ねぇ……。
その程度で私に会えるとでも思ってるの? ちょっと考えが甘いんじゃないかしら。
最低でも一ヶ月くらいは、ねぇ……。
……え? じゃあなんで今ここにいるのか、ですって?
そ、それは……ちょっと間違えて出てきちゃっただけよ。
別に、私がアンタに会いたかったからとか………………な、何も言ってないわよっ!?

じゃ、じゃあ、私はもう帰るからね。
あと半月くらい、きちんと我慢しなさいよ。

……え? せっかくきたんだから、何かしてくれ、って?
な、なによ! わ、私がそんな安い女だと思ったら大間違いよ!

………………。

……そ、そんな、捨てられた子犬のような目で見たって……私は……。

………………。

……ああ、もう! まったく、自分の慈愛に満ちた性格が疎ましいわ!
ちょっとだけやってあげるから、感謝しなさいよ!

手……で、いいわよね? というか、手で我慢しなさい。口で? 馬鹿言ってんじゃないわよ。
私は二週間くらいで口を許す程安い女じゃないんだからね! ホントは二週間くらいじゃ触るのも
NGなんだけど……その、心優しい私からのサービスよ、これは! だから感謝するのよ! 

じゃ、じゃあ……早く脱ぎなさいよ。
何を、って……そりゃ、その、下着、を………………下着じゃわからない?
ぱ、パンツよ! パンツをさっさと脱ぎなさい! スポーンって脱ぎなさいよ!
……それでいいのよ。……う、うるさいわね、スポーンスポーンって! 口が滑っただけよ!

うわ……何考えてるの? もうこんなに大きくしちゃって。私にされるの想像してた?
それに、凄い……匂いがする、わよ。ちゃんとお風呂で洗ってるの?
洗ってる? なのにこんなに匂うなんて……相当スケベなのね、アンタって。

硬い……あら? 触っただけなのに、もう先走りのお汁が出てきたわよ?
こんなんじゃ、三擦り半でイッちゃうんじゃない?
え……? 余計なお世話だから、早く扱いてくれ、ですって?

アンタ、イッちゃったら私にまたしばらく会えないのよ? ……わかってるの?
……そう……じゃあ、思う存分……扱いてあげるわよ……。

………………。
まだ、硬くなるの? アンタのここ。
凄いそそり立って……お腹にくっついちゃいそうだね。
こっちも弄ってあげる……ここ、触ってみたこと、ないでしょ?
汚いって? 大丈夫よ。このくらい、エッチな小説や漫画じゃ、当たり前に触ってるじゃない。
……あっ、ビクンってなった。面白いわね。もっとしてあげる。

……何? もうイキそう? そう。
じゃ、ここでストップね。

え? 約束が違う? これじゃ生殺し? ……何言ってんの?
してあげる、とは言ったけど、イカせてあげる、とは言ってないわよ。最初からね。
……だって、これでイカせちゃったら、またアンタと………………な、なんでもないわよっ!
と、とにかく、また半月……あわせて一ヶ月我慢しなさいっ! そしたら、思う存分イカせてあげるから。
……私だって、その時はアンタに………………だ、だからなんでもないって!

じゃあ、私はこれで帰るからね! 夢精しちゃだめよ! ちゃんと溜めとくのよ! いいわね!


261 :名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:09:23 ID:IHNkMZAc
GJ

262 :名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:54:52 ID:9tlasEYf
ツンデレや
ああツンデレや
ツンデレや

263 :名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 10:43:53 ID:/INA0U2x
ツンデレはいいなぁw

264 :名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:15:35 ID:BKWZv/vq
ツンデレ禁断少女キテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
オナ禁30日目指してがんばります。

オナ禁14日目☆保守!

265 :名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:09:32 ID:yvmsfLiG
>>260
GJ!


オレもオナ禁するわ

266 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:19:54 ID:3Mf0Ml7e
<七つの大罪> 前編

「そろそろか……」
僕は、モニターを見つめながらつぶやいた。
「いいえ、もう来ているわよ」
背後から弾んだ声がした。
聞きなれた──だが、もう何年も聞かなかった声。
振り返ると、彼女は、あの時のままの姿でそこにいた。
黒と白とが完璧に調和したゴスロリは、象牙のようになめらかな肌にこそふさわしい。
「お久しぶり。すっかり忘れられていたと思っていたわ。思い出してくれて、嬉しい」
僕が書きかけ、放置したSSのヒロイン──<禁断少女>はにっこりと微笑んだ。

「うふふ。しばらくぶりだけど、ここは前と同じくらい元気。ううん、ずっとずっとカチカチね」
椅子に座る僕の前にひざまずいた<禁断少女>は、慣れた手つきで僕のズボンを下ろした。
一週間の禁欲のせいで早くも熱く硬くなりはじめた男性器をひんやりとした手で嬲る。
「あれっ? 前よりも大きくなったんじゃないかしら。
私を呼ばなかった間に、……誰と浮気したの?」
上目遣いで軽く睨みつける人外の美少女に、僕はあわてて何か言おうとした。
でも、それがことばになる前に<禁断少女>は小さく微笑んだ。
「うふふ、怒ってないわよ。色んな女の子とエッチしたがるのは男の子の性(さが)だもの。
でも、時々、私のことを思い出してくれると嬉しいな。――今日みたいに」
僕がはじめて書いたエロSSで描いた少女。
その女の子にそっくりな顔を持つ<禁断少女>は、
乙女の清楚さと娼婦の妖艶さを同居させた微笑を浮かべ、僕の心臓をばくばくさせた。
ぴちゃ。
ちゅるり。
僕の性器に、女の子の柔らかな舌が這う。
想像の、妄想の中の産物でしかなかったそれを現実以上の現実にしてくれたのは、
SS書きの妄念の極みに現れる少女──<禁断少女>。
はじめての夜と同じ、魂まで震える興奮が、僕の身体と心を暗い炎のように包んだ。

267 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:20:35 ID:3Mf0Ml7e
「ふふ、久しぶりの貴方の匂いと味。」
清楚な美少女が、無垢な微笑を浮かべる。
男の欲望をむき出しにした性器に口付けしながら。
その背徳的な姿は、神々しささえ漂っていた。
僕の男根が天を向いてそそり立つ。
少女の、幼い柔らかさを残した舌が、赤黒い生々しい牡の器官を這う。
<禁断少女>は、敬虔な少女が十字架(クルス)に口づけするように
うやうやしくそれに奉仕した。
「うあ……」
声が漏れる。
人外の美少女は、にっこりと笑った。
「ふふふ、いきそう?」
「ご、ごめん、も、もう……」
男としての情けなさを感じて、僕はうつむく。
その顔が、優しい手で上に向けられた。
「恥ずかしがらなくていいわよ。すぐにいきたくなるのは、
貴方が私をずっと待っていてくれた証拠。貴方が私のことを好きでいてくれた証拠」
両手で僕の頬をはさんだ<禁断少女>が僕の瞳を覗き込む。
「あ……あ……」
天使のような微笑に、僕はがくがくと身体を震わせた。
「……でも、いくときは、私のここで、ねっ」
その微笑を崩さず、だが、小悪魔となった少女は椅子に座る僕の膝の上に乗る。
象牙細工のような指が、桜色の幼い秘裂を自分から割った。
「うふふ」
僕の目が、自分の性器にクギ付けになったのを見て、<禁断少女>は妖しい笑みを浮かべた。
娼婦のように大胆にそれを広げてたっぷりと見せ付けてから、
少女はそれを僕の性器にこすりつけた。
透明な露がにじみ出ている粘膜は、熱くて硬い獣欲の化身に吸い付くように密着する。
「うああっ……」
そうして触れられるだけで、僕は頭の中が真っ白になった。

268 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:22:11 ID:3Mf0Ml7e
「さ、私の中にいらっしゃいな」
少女は、天使で、小悪魔で、娼婦で、――そして<禁断少女>だった。
僕の体と性器は、ほとんど痙攣のようにわななきながら少女の中に入って行く。
ずぶずぶ。
ちゅく。
温かく湿ったそこは、女の体の奥底にしかない感触で僕の男をくわえ込んだ。
「あっ、あっ……うわああっ!」
はじめて彼女と交わったあの日、
溜め込んだ妄想と精液とインスピレーションと童貞を捧げたあの日と同じ快感が僕を包む。
「ふふ、いっぱい出して良いわよ」
僕の髪を梳きながら、<禁断少女>が耳元でささやいた。
「あああっ!!」
女の子のように甲高く甘い悲鳴をあげながら、僕は少女の中に射精した。
びゅくん、びゅくん。
脈打つ男根が、大量の粘液を噴出すのが感じられた。
淫らな欲望のままに、ゴスロリの似合う美少女の中に精液を放つ。
幼い子宮を僕の精子で穢(けが)す。
その罪悪感と快楽に、僕の背筋に蛇が駆け抜けた。
股間から頭頂に向かって電流のように走りあがったそれは、
射精の律動と全く同じタイミングで僕の精神と身体とを支配した。
「おおお……」
かすれた声とともに、僕は狂おしい衝動に悶えた。
「……」
<禁断少女>が、空を掴むような動きの僕の手にそっと触れた。
自分の身体を抱くようにそれを導き、
そして自分の手を僕の背にまわして身体を密着させる。
優しく、堅い抱擁でお互いを抱え込みながら、僕らは交歓を続けた。
「ふふふ……」
妖しく、淫らに、でも優しく微笑む魔性の美少女の中に僕は射精をし続け、
そして、彼女は僕のすべてを飲み込み続けた。

269 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:22:58 ID:3Mf0Ml7e
「――ふふ。続き、書いてくれてるんだ」
背もたれ付の椅子の上に身体をもたれかけさせ、荒い息をついていると、
<禁断少女>は、僕からそっとはなれ、パソコンのモニターを覗き込んだ。
書きかけの、そしてずっと放置していた僕の作品を、
ゴスロリの少女が嬉しそうに微笑んで見つめる。
あれから、一行も書いていない。
どうしても詰まって、読み手からの批評も良くなくて、
いつしか書くことも、続きを考えることさえもできなくなった作品。
でも、自分が生まれたその文章を、<禁断少女>は飽きることなく見つめ続けた。
まるで、あたらしいページが、一行が続いているかのように、熱心に。
だが、それが書かれる日が永久に来ない事を、書き手である僕は知っていた。
「……ね」
「……何?」
いきなり声をかけられ、僕は動揺した。
「いつか、この続き、書いてくれる?」
<禁断少女>は、モニターのほうを向いたままだ。
僕の動揺を、僕の無言を返答を見ないでくれるために。
「……」
僕は黙って目をそらした。
「……いいの、まだ書けないのなら、今でなくていいの。
いつでもいいから、考えておいてね。私は永久に待つことが出来るから」
寿命などというものがない、美しい超自然の存在は無邪気に微笑んだ。
返答を求めない、優しい保留のことば。
「……」
僕は──僕はそれでも返事が出来なかった。
書けないから、だけじゃない。
僕は目をそらし続けた。
少女から。
──そして、惨劇の始まりから。
どすっ。
どすっ。
柔らかな肉に金属が突き刺さる音は、二つ同時に聞こえた。
禁断少女の左右から。

270 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:23:39 ID:3Mf0Ml7e
「な……に……これ……」
かはっ。
少女の唇から紅い血が吐き出される。
ぐらつく身体をパソコンデスクで支えながら禁断少女は振り向き、
自分のわき腹にナイフを突き刺した相手を見た。
──自分と同じ衣装、同じ顔立ちの少女を。

「はじめまして。私は<誤字>。<書き手の七つの大罪>の、その一」
「はじめまして。私は<脱字>。<書き手の七つの大罪>の、その二」

「か、<書き手の七つの大罪>……?」
自分と同じ姿の少女を見つめ、禁断少女は血でぬめる唇を震わせた。
「そう。あらゆる書き手が犯す過ち」
「私たちは、その罪業の化身」
同時にあがった声は、ふたつでひとつの答えだった。
「くっ!!」
そのことばの意味を、おそらく<禁断少女>の頭は、まだ理解していなかっただろう。
ただ超自然の存在である彼女の本能が、理解よりも先に二人の少女を「敵」と見定めた。
たおやかな白い手が振るわれ──空を切った。
その気になれば猛獣さえも一撃で屠る繊手が、誰もいない空間を虚しく薙いだことを悟ったとき、
<禁断少女>は、はじめて驚愕の表情を浮かべた。

「愚かな。私は、あらゆる推敲の目を逃れる存在。
十人の書き手のチェックをもかいくぐった事があるわ。
貴女ごときの目で見切れるとでも思っていたの?」
──禁断少女の右わき腹を刺した<誤字>が嘲笑する。
嘲りを浮かべた唇は、歌うように何かの文章を朗読した。
「……<○○は、ぽったりと僕に密着した>。
ふふふ、ぽったりって何? ぴったりのまちがい? ぽっちゃりのまちがい? 見苦しいわ」

「お馬鹿さん。私は<書き込み>のボタンを押した後に現れる存在。
書き手は投稿する以前には、決して私を見つけられないし、直せもしない。
貴女ごときの手が届くとでも思っていたの?」
──禁断少女の左わき腹を刺した<脱字>が嗤(わら)う。
侮蔑を含んだ唇は、謡うように何かの一節を朗読した。
「<……じゃ、○○さんとやらと別れるが良いんじゃない?>。
意味が通じないわ。「別れる」と「が」の間に「の」が抜けているんじゃない? 恥ずかしいわ」
「……!!」
自分の身体を構築する文章の問題点を指摘され、禁断少女は痛みに身を捩った。
ナイフのえぐった傷と同じ深さの痛みに。

271 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:24:19 ID:3Mf0Ml7e
「──あらあら、とっても痛そうね。楽にしてさしあげましょうか?」
愕然と振り向いた<禁断少女>の視線の先に居たは、パソコンデスクの上に腰掛けた少女だった。

「はじめまして、そして、すぐにお別れね。
私は<投下後リロード>。<書き手の七つの大罪>の、その三」
<誤字>と<脱字>と同じく、<禁断少女>と全く同じ顔と肢体を持つ少女は、
スカートを上品につまんでお辞儀をした。
その古風で大仰な挨拶は、いかにもゴスロリの美少女に似合ったものだ。
自分のお気に入りの仕草を完璧にコピーされたことに驚く間もなく、
<禁断少女>の身体がよろめいた。
無数の見えないつぶてに襲われた如く。
「ふふふ。気になる? 気になる?
生れ落ちた自分という文章が他人にどう見られているのか?
貴女、このつぶてと同じ回数、投下したスレを更新したわね。
投下して一分で十回もリロード。正気の沙汰ではないわ」
艶やかな髪を、黒白のドレスを、そこからのぞく象牙色の肌を、
不可視のつぶてはあらゆる角度から容赦なく打ち据えていく。
がっくりと床に跪いた<禁断少女>に、<投下後リロード>が残酷に微笑んだ。
「そうそう、貴女。自信がない作品を投下したあと、
レスが怖くてスレをのぞけない事もあったわね。
それって、これくらいのプレッシャーだったかしら?」
<禁断少女>が、はっと上を見上げたのは、この世の者ならぬ力によるものか。
だが、それはさらなる恐怖と痛みを彼女にもたらしただけだった。
「……!!」
つぶてを何百も集めたものに匹敵する、巨大な見えぬ岩塊。
それは、立ち上がれぬ<禁断少女>を上から押しつぶし、床に押し付けた。
「……っ!」
紅い唇から、もっと紅い血がこぼれる。
うつぶせに倒れた<禁断少女>は、まるで標本台にピンで刺し止められた虫のようだった。
ゴスロリのドレスを纏った四肢が、たおやかに、だが必死にもがく。
その、この世のものとは思えぬほど美しい「虫」に、
新たな刺客がゆっくり歩み寄った。

272 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:25:02 ID:3Mf0Ml7e
「痛い? 苦しい? じゃあ、現実逃避、しましょうよ」

現れたのは、またも<禁断少女>と同じ美貌を持つ少女だった。
「こんばんは、私の、今日だけのお友達。
私は<脱線>。<書き手の七つの大罪>の、その四」
くすくすと笑いながら自分の傍らに立つ相手を、
<禁断少女>は、呆然と見上げた。
やはり自分と同じ顔を持つ、新たなゴスロリ少女を。
「色々と疲れちゃったのかな? そういう時は、思いっきり現実逃避。
今までのつながりも、これから先の流れも、みんなみんな忘れてしまいましょう。
──書けないエッチシーンより、延々バトルシーン書いてたほうが楽しいですもの!
延々10KB分、エロなしで食卓やプロレスゲームの描写もいいんじゃないかしら?」
黒のスカートから生えた、白いニーソックスの足が<禁断少女>の頭に載せられる。
次の瞬間、何の手加減もない力と体重がかけられ、<禁断少女>は身もだえした。
艶やかな黒髪を、同色の靴が踏みにじる。
「あはは。痛い? 苦しい? でもさっきの現実は忘れられたでしょう?
逃げることで、別なものを書いてごまかすことで、
書きたいものを書けない苦しみは忘れることができますもの」
「……!」
幼い美貌が床に押し付けられて歪む。
それは、痛みか、苦しさか、悲しみの表れか。
踏みにじった相手を見下ろして、新たな苦しみを生む逃避の化身が微笑んだ。

273 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:25:50 ID:3Mf0Ml7e
「――」
突然、空気が凪いだ。
地に伏した<禁断少女>を中心として。
「……」
四人の少女が沈黙した。
一斉に目をすがめ、一斉に飛び下がる。
ゆらり、と立ち上がった黒と白でできた人外の美少女を前にして。
「……なかなかやってくれるわね。私の偽者たち」
漆黒の瞳に地獄の炎を宿らせた<禁断少女>が自分と同じ姿の少女たちをねめつける。
「これは、お返しをしなきゃ──」
四人の陵辱を受けてどこかを切ったのだろうか、
髪の中から一筋の血が滴り、白磁の美貌を滑るようにゆっくりと流れていく。
それは、<禁断少女>の幼い微笑にこの世ならぬ凄惨な美しさを添えた。
「貴女たちが何であるか、だいたい「分かった」わ。
どうすれば滅ぶのか。面倒な手順だけど、その方法も。
遊びの時間はおしまい。――私、そこの男の子とデートの途中だから」
<禁断少女>の瞳が僕を見据える。
彼女は「識(し)った」のだ。
誰が彼女を裏切ったのかを。
誰がこの四人の少女を闇の奥底から呼び出し、彼女を殺そうとしたのかを。
「……そんなに……そんなに、私の存在がうとましかったの? 負担だったの?
続きを書けない、私という「物語」が……」
深い悲しみに満ちた声は、しかし、それと同量の怒りを伴っていた。
僕の喉が、ごくり、と鳴る。
はじめて彼女に出合った日、超自然の存在とその美しさを知ったときに感じた畏れとともに。
「……いいわ。貴方とは、後でゆっくりとお話しましょう。
倒れている間に見つけ出したこの術式で、この娘(こ)たちを屠った後で!!」
<禁断少女>は、組んだ両手を自分の胸元に押し当てた。
祈るようなその姿を見て、四人の少女たちが蒼白になった。
彼女が虚空の果てから見つけ出し、今その白く小さな手の中に持つ術式の力を悟って。
ただ組んだだけの両手が、四人の少女に魂を凍らせるような重圧を与える。
──<禁断少女>は、自分たちが生まれた闇よりも、さらに深い闇の中から生まれたのだ。
絶望が四人の少女を覆い、<禁断少女>は残酷に微笑んだ。

274 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/21(土) 16:26:31 ID:3Mf0Ml7e
たおやかな手が、ゆっくりと前に突き出される。
敵を屠るべく。
敵を滅ぼすべく。
そして、――そして、何事も起こらなかった。

「え……?」
この美少女のこんな表情を見たことがある人間がいるだろうか。
困惑、恐れ、焦燥、怯え。
人外、超自然の存在。
人よりも神に──女神に近い少女が本来浮かべるはずもない表情を浮かべる。
僕は、それを目撃した最初の一人になったのだ。
世界のタブーというタブーを犯したかように、僕の心臓が黒い律動に早鳴る。
あるいは、僕が彼女を裏切ったのは、彼女のこの姿を見たかったからかも知れない。
彼女が、苦しみ、もがく様を。

「間に合ったようね。――ごきげんいかが? 今宵忘れ去られる定めの旅人。
私の名は<メモ忘れ>。<書き手の七つの大罪>の、その五」
<禁断少女>の術式を無効化した少女が影より滑り出た。
「め、<メモ忘れ>……」
「そう。忙しく働く昼間、あるいはベッドにもぐりこんだ後の夜。
素敵なアイデアと文章が貴女のもとを訪れる。
だけど、どんなに面倒でも、どんなに眠たくても、
貴女はそれをきちんと書き留めなければならない。
それも単語の羅列だけでなく、ちゃんとした文章で」
<禁断少女>の顔色は、ますます蒼白になった。
かつて、彼女を何度も襲った悲劇を思い起こして。
「なぜなら、それを掴むチャンスは、書き留めるチャンスは一度きりだから。
その一度を逃せしたら、――すべては夢のごとき消えうせて二度と戻らない。
今、貴女が失ってしまった術式のように……」
「――!!」
<禁断少女>は絶句した。
過去、どれだけの素晴らしい「自分」が生まれることなく消滅しただろうか。
たった一手間、書き留めることを怠ったせいで。
その中には、書き手の最高傑作になるべきアイデアや、
<禁断少女>の世界を変える文章もあったはずだ。
それが無残に忘れ去られ、ただそれが「在った」ことだけは覚えられているのは、
失い、二度と取り戻せないインスピレーションを求めて悶え苦しむのは、
──すべて、この少女の仕業だったのか。
絶望に霞む瞳に、新たな影が映る。
今までで最も濃い闇から、それは現れた。
第六の、さらに強力な<大罪>が自分に近づいてくるのを、
<禁断少女>は悄然として眺めた。


                            前半ここまで

275 :名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:52:25 ID:8rgXTShc
まさかの展開! 

しかし嫌な少女ばかり出てきましたなww

276 :名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:47:26 ID:udIvG8Ky
<誘い受け>とかも出てくるのか?w

277 :名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:04:48 ID:S79qNgoG
wktk&オナ禁17日目保守!

278 :名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:52:47 ID:D+3BTPe5
ゲーパロ氏降臨k・t・k・r!
さあ久しぶりに全裸で正座といきますか

279 :名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 04:54:30 ID:OEmCLZqv
<自己語り>とかも出てくるのか?w 

280 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:19:43 ID:ucQSmjAi
<七つの大罪> 前編

現れたのは、――やはり<禁断少女>と同じ顔と肢体を持つ少女。
だが──
同じ美貌のなんと酷薄なことよ。
同じ眼差しのなんと峻烈たることよ。
夜の闇を切り取って生まれた<禁断少女>が、
闇の妖しさと優しさを身にまとうのならば、
冬の闇を切り取って生まれたようなこの魔少女は、
闇の厳しさ、残酷さのみを身にまとっている。
「……」
術式を封じられた<禁断少女>は、新たに現れた人外の美少女の前で、
まるっきり無力な子どもでしかない。
「はじめまして。私は──何だと思う?」
薄い桜色の唇をわずかにゆがめて、少女が問いかけた。
「……」
<禁断少女>は答えない。
だが、漆黒の瞳が揺れる様を見れば、彼女が相手が「何」であるか、
「識(し)って」いることは一目瞭然だった。
その視線を受け、少女は、艶やかに微笑んだ。
「そう。私は、貴女が一番畏れるもの。
貴女の全てを奪うもの。<書き手の七つの大罪>の六番目にして、
もう失われた一つ、<七つ目の大罪>を除く、今在る<大罪>の中で最強の罪……」
歌うような声に、<禁断少女>は耳を塞いだ。
目をつぶり、いやいやをするように後ずさる。
だが、新たな少女の声は、その拒否を、反抗を許さなかった。
少女の次のことばは、頭の中に直接響いた。僕の頭にも。
「――私の名は<放置>。
書かれ、そして未完のまま捨てられるものの化身。
そして、貴女を生んだこの人が呼び寄せたもの。
──貴女と言う存在を消し去るために!!」
僕が、<禁断少女>の抹殺を求めて召喚した<第六の大罪>が告げた真実に、
<禁断少女>は、床の上に崩れ落ちるように倒れ伏した。

281 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:20:24 ID:ucQSmjAi
「……この人は、貴女が疎ましかった。
どんなに考えても、どんなに努力しても、浮かばぬ続き、作れない物語。
完結できない物語は、いつしか貴女を生み出したこと自体を消したい過去と変える。
そんな時、書き手は……どうすると思う?」
少女は、いったんことばを切り、<禁断少女>の顔を覗き込む。
厳冬の真夜中の闇を映す瞳が、傷つき、震える黒瞳を捉えた。
凍てつくような一瞬。
そして、<放置>は静かにつぶやいた。
「物語を、貴女を、……放置し、捨て去るのよ。
虚空の果てに追いやり、記憶から無理やり消して」
「そ、そんな……嘘よ、嘘っ!」
反射的に<禁断少女>が叫んだ。
だが、彼女が、自分のことばを自分で信じられないでいることは
動揺にゆらぐ表情があまりにも正直にあらわしていた。
「……」
<放置>から視線をそらし、僕のほうに向けられた瞳。
すがるようなその光を──僕は消し去ろうとした。
「そう。その女(ひと)が言っていることは、正しい」
「――!!」
「僕は、君を消そうと思う。あの続きを書けないのなら、――君はいらない」
「――!!」
愕然と目を見開く<禁断少女>は、あの日出合った少女ではなかった。
美貌は傷つき、ゴスロリの衣装は血と埃に薄汚れ、超自然の魔力を奪われた<禁断少女>は、
もう、僕にとって、女神のような存在ではなかった。
それは、自分の力に対する、自分の才能に対する、いや、自分自身に対する嫌悪感だった。
僕が、僕の文章によって呼び出した少女は、今や憎悪の対象でしかなかった。
「……そんな……」
かつては、それ自体が光を発しているようかに思えた瞳は、
僕の文章と同様にもはや輝きを失い、僕の心をとらえるいかなる魅力も持っていなかった。

282 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:21:04 ID:ucQSmjAi
「……この世で最も恐ろしいこと、何だかわかる?
愛する者に裏切られ、追放されること。貴女にとって、それはただの消滅ではないわ
あらゆる復活の可能性を、いいえ、あらゆる希望を失う滅び方……」
<放置>が、淡々と、だが冷酷に言い放つ。
そのことばの一片一片(ひとひらひとひら)が厳然たる事実であるのは、傍から聞いていても分かった。
塩の柱と化したように動かない<禁断少女>を見て。
(モウ、コノ世界ニ存在シタクナイ)
彼女の光の抜け落ちた瞳は、そう語っていた。
「……さよなら」
せめて最後だけは優しい声になっただろうか、僕は彼女に死刑を宣告した。
<禁断少女>は、返事をすることさえできないでいた。

「では、仕上げね」
凍りついたように身じろぎもしない、虚ろな<禁断少女>を横目で眺め、
<放置>は、はじめて笑った。
現存する最強の<大罪>にふさわしく、酷薄な、そして美しい笑みだった。
「この女、この状態になっても滅ぼすのは難しい。
でも、貴方の強力があれば、それは可能……」
黒と白のゴスロリ姿が、僕に近づく。
「見せてあげなさい、貴方が今、必要なのは、あの女ではなく、私だと言うことを」
そして、人外の魔少女は、その白く滑らかな手で、
ズボンの上から僕の股間をなで上げた。
「ううっ」
その幼い手の動きの信じられない淫らさに、僕はうめいた。
先ほど、何度も<禁断少女>の中に射精したというのに、
僕の性器は、あっという間に硬くなった。
「まあ、逞しい」
ことばとは裏腹に、<放置>の声は冷たく、どこか蔑むようだった。
それは、こんな年端も行かぬ少女に欲情する男への侮蔑か、
それとも書きかけた文章を途中で投げ出す書き手への軽蔑か。
だが、それすらも、僕にとって獣欲を促進する効果しかない。
それほどの美貌と、手技だった。

283 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:21:48 ID:ucQSmjAi
「ほうら、熱くなる、硬くなる」
冷たい声と、冷たい手が、僕の火照った身体を嬲る。
それでも、ズボンのチャックに手をかけられたとき、僕は反射的に身を捩った。
「あら、恥ずかしいの?」
<放置>の完璧に整った唇が、すうっと笑いの形を取る。
温かみも思いやりも1ミリグラムも含まれない酷薄な笑み。
その美しさに僕は、眩暈すら覚えた。
「見せておやりなさいな。貴方のを、あの女に……。
私の手でこんなに大きくして、精液を噴き出したがっている性器を」
するり。
まるで布地が石を持っているかのように何の抵抗もなくズボンが引き下ろされた。
パンツの布地は大きく盛り上がっている。
<放置>の手は、ためらいもなくそれを掴んだ。
「ふふ。<見ろ>と言いなさい。あの女は貴方に逆らえないわ」
「そ、それは……」
「あら、今さらためらうの?
あの女を滅ぼすのには、すべての希望を奪う必要があるのよ。
私と寝て、私のほうが具合がいい、と貴方が<判定>し、
あの恩がそれを受け入れるのが、その手段」
弄うように<放置>は笑った。
「……それとも、このまま、パンツの中に射精しちゃう?
私はそれでもいいわよ。年下の女の子にいいように嬲られて、
服の上からさすられただけで、永久に射精し続けるな情けない男の子。
それも貴方にお似合いかもね」
「うああ……」
どんなサディストな男でも一瞬でマゾヒストに転向してしまいそうなくらいに
蟲惑的な声に、僕の心臓と性器は跳ね上がった。
僕は必死に射精を堪えた。
かすれた声で、返事をする。
「だ、だめ。やるっ、やるから、ちょ、直接……」
「なあに、直に手でして欲しいの?」
もどかしく頷くと、にやりと嗤った<放置>はパンツを下ろした。
僕の性器は、天を向いて狂おしいほどにそそり立っていた。


284 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:22:29 ID:ucQSmjAi
「ほら、みんな見てるわよ。貴方がおち×ちんをガチガチにさせているところ。
<誤字>も、<脱字>も、<投下後リロード>も、<脱線>も、<メモ忘れ>も──」
嘘ではなかった。
少女たちは、僕を取り囲んで、僕の痴態を眺めていた。
<放置>と同じ冷たい瞳で。
情けないことに、僕の男性器はその視線にさらに固く熱くなった。
<放置>の手が僕のそれを這う。
白い蛇が絡みつき、しごいた。
「ううっ」
あまりの快感に僕はうめいた。
何度かしごき、そして<放置>は、その手を離した。
「あっ……」
突然の快感の消失は、痛みにも似ていた。
「続きをして欲しい? なら、自分からおねだりしなさいな。
<私の手でしごいて欲しい>、って。――あの女に聞こえるように、ね」
「そ、それは……」
「<お前にしゃぶられるのよりも、お前と交わるよりも、この女の手でしごかれるほうがいい>、って。
実際、そうなんでしょう?」
僕の獣欲の全てを見透かす視線に、僕は逆らえなかった。
「……貴女の手でしごいてください……」
「他には?」
「き、<禁断少女>の……お口でしてもらうより、あそこに入れるより、
<放置>様の手でしごいて……欲しいです……!」
「ふうん。私が言ったことより、よっぽどいやらしく残酷なことを言うのね。
それが、貴方の望み。心の奥底の本心。――貴方、よっぽどこの女が憎いのね。
聞いた? <禁断少女>さん?」
唇に笑みを溜めたまま、<放置>は<禁断少女>にことばをぶつけた。
「あっ……」
石化したように動かぬ<禁断少女>の頬を伝う、透明の雫。
「ふふ、泣いても無駄よ。これからが仕上げですもの」
<放置>は闇が広がるような艶やかな笑みを浮かべた。


285 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:23:10 ID:ucQSmjAi
「さあ、<書き手>、来なさいな。
私と交わりなさい、この女の目の前で」
<放置>は、僕に背を向け、ゴスロリのスカートをたくし上げた。
黒いスカートの中の白い尻が、残酷なまでにエロティックだった。
スカートをたくし上げ終わると、少女はそのまま上体を沈めた。
立ったまま足を広げ、その足首を手で掴む。
股の間から、美貌がさかさまになって僕を覗き込んでいた。
そして、その上には、性器も肛門も、
少女の全てがあからさまになって僕の目に晒されていた。
四つん這いよりも恥ずかしい姿で、<放置>は冷ややかに笑った。
「――このまま、来なさい。
キスも、愛撫も、睦み言さえなく、ただ欲望を満たすためだけに。
それが、あらゆる優しい言葉を忘れた人間、
ただ<書き手>であることから逃げたいと念じた貴方が一番望んだ欲望の満たし方のはず」
「――!!」
「そして、それが<書き手>と<禁断少女>の間の契りを絶つ唯一の<手段>」
「……!!」
「ただ貴方の性器と私の性器とが交わる、粘膜のこすれ合い。
どんな想いも、技巧も、努力も、そして文章もいらない交わりで
私の中に射精したとき、<禁断少女>は、虚空の果てに放逐され、永久に放置される。
それが私の力――<書き手の第六の大罪>の力」
荒涼と、寒々しく、そして虚しい性交への誘い。
それは破滅と隣り合わせの甘美さを伴って僕の脳髄をしびれさせた。
僕はふらふらと引き寄せられた。
性器は、限界までいきり立っていた。
五人の少女たちがいっせいに笑う。
<書き手>であることから逃げようとする僕を。
自分の<禁断少女>を滅ぼそうと虚しい交わりに向かう僕を。
僕は、僕を侮蔑する少女の腰に手をかけ、
──その幼い性器に、自分の性器を突き入れた。
愛撫も前戯もなしに、<放置>の中に自分をうずめる。
受け入れるのでもなく、拒否するのでもなく、<放置>の秘肉が僕に触れ、
僕は、立て続けに彼女の中に射精した。


286 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:24:02 ID:ucQSmjAi
「出し終えた? 満足?」
足の裏と、手のひらの四箇所を床につけたまま、<放置>が問いかけた。
「……あ、ああ……、もう出ない……よ」
どれだけ交わったのだろうか。
長い時間だったかもしれないし、一分程度だったのかもしれない。
劣情を吐き出した後は、疲労と虚無感が生まれるが、
<放置>との性交は、極限にまでそれが激しかった。
これは、まるでレイプだ。
本当に、ただ、精液を吐き出すためだけの、自慰にすら劣る性行為。
僕と<放置>、どちらがどちらを強姦したのかは分からない。
わかるのは、この交わりが最低のもので、
それに興奮して陰嚢の中身を全て空にしたぼくは、最低の男ということだ。
自分が生み出した<禁断少女>を自ら消そうとしている人間にふさわしいセックス。
「――では、処刑をはじめるわ」
<放置>はゆっくりと身を起こした。
白痴のように座り込む<禁断少女>の前に立つ。
「……もう精神崩壊を起こしているのかしら?
すぐに楽になるから安心しなさいな」
虚ろな瞳の<禁断少女>にことばを投げかけ、<放置>はもう一度スカートをたくし上げた。
白磁の手が、股間へと這う。
穢れを知らないような美少女が、自分の性器に触れ、
その中に溜まっている粘液をすくい取る様は、
今、最後の一滴まで精液を放ったばかりの僕が思わず唾を飲み込むくらいに淫靡だった。
「見える? 私の中に射精された、貴女の<書き手>の精液。
<禁断少女>たる貴女よりも、<放置>である私を選んだ証。
この精液が付いた手でならば、容易く貴女の心臓を貫ける」
そのために彼女は、僕と交わったのか。
白濁の汚液がからんだ指先が、身じろぎもしない<禁断少女>の左胸に当てられる。
黒のゴスロリをわずかに盛り上げる、つつましいふくらみの下にあるのは、<禁断少女>の心臓。
そして、<放置>、最強の大罪は、ためらうことなく、
その指先を<禁断少女>のそこにめりこませた。

287 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:24:45 ID:ucQSmjAi
<放置>の指先が、ずぶずぶと<禁断少女>の左胸に沈み込んで行く。
<第六の大罪>が、唇に酷薄な笑みを浮かべた。
「心臓に達したわ。――これでおしまいね。さようなら」
言うや否や、<放置>は体重をかけ、一気に<禁断少女>を貫いた。
「!!」
人外の美少女の体が揺れた。
魔少女の白い手が、<禁断少女>の背中から生えていた。
少女の紅い血をからませて。
勝利の確信に<放置>が微笑み、
まわりを囲む五人の少女たちが嗤う。
その笑い声ごと、闇が彼女たちを包んだ。
ことり。
五人の美貌がずれ、床に落ちる。
<誤字>を、<脱字>を、<投下後リロード>を、<脱線>を、<メモ忘れ>を、
一瞬にして世にも美しい生首に変えたのは──誰か。

「――!!」
<放置>が声にならない叫び声をあげた。
動揺しきった瞳が見つめるのは、
今止めを刺した<禁断少女>ではないのか。
否。
白痴の如く床に座り込んだ少女は、もはやそこにいなかった。
代わりにそこにいるのは、五人の魔少女を一瞬にして屠った美少女。
「……<書き手の大罪>、七人の中の六人。大したものだったわ」
妖々とした声は、それまでの少女と同じ、そして<放置>たちと同じ声のはずだった。
だが、なぜ、これほどまでに綺麗なのか。よく響くのか。僕の胸を打つのか。
「特に貴女。六人のうちでは最強を名乗るだけあって、よくやったわ。
──さすがは私の娘、とでも言っておこうかしら」
ゆっくりと持ち上げた顔は、六人の魔少女たちとまったく同じ顔立ちなのに、
なぜこれほどまでに可憐なのか、美しいのか、僕の心臓を高鳴らせるのか。
「でも、まだ色々なものがちょっとだけ足りないわね。
この人を渡すわけには行かないわ。――だって、この人は私のものですもの」
高らかに宣言して立ち上がった<禁断少女>に、<放置>は蒼白になった。

288 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:37:29 ID:ucQSmjAi
ずぶずぶと、<放置>の腕が、沈みこんで行く。
<禁断少女>の胸の中に。
だが、それが先ほどまでとは違って<放置>の意思によるものではないことは、
彼女のうろたえ、怯えきった表情でわかった。
人外の美少女の左胸は、全てを無慈悲に飲み込む底なし沼か流砂を思わせた。
「そんな、そんなっ、馬鹿なっ!! 貴女、いったい何者……!!」
<放置>が顔をゆがめて泣き叫ぶ。
生きながら飲み込まれ、取り込まれているのだ。
禁断少女に。
「私? 私は<禁断少女>そして、<書き手の七つの大罪>のその七でもあるわ」
「――!!」
失われ、衣までは存在しないはずの<大罪>の名を聞いて、
<放置>の美貌が牢のように白くなった。
「嘘、嘘っ!! あの御方は、とうの昔にいなくなってしまったはずだわ!
私たち<大罪>を生み出したお母さまはっ……!」
「そうね。貴女たちには寂しい思いをさせてしまったわね。
でも、もう一緒よ……。私の娘たち……」
<禁断少女>、否、<書き手の第七の大罪>は、<放置>の頭をそっと抱きしめた。
抱え込む繊手と胸とが彼女を飲み込んだとき、<放置>は歓喜の声をあげ、消え去った。

「……」
いつの間にか、部屋には僕と<禁断少女>の二人しかいなくなっていた。
床に転がっていた五人の<大罪>も、取り込んでしまったのだろう。
少女の背中から生えた、黒い翼が。
魔少女たちの首を刎ね、その身体を取り込んだ魔性の翼が。
「……君は、君は……いったい……」
自分のよく知る少女が、まったく別の存在になったように、僕は後ずさった。
裏切り、消滅させようとした相手が、女神に変わったかのように。
否。
彼女は、最初から女神だった。
「私は、<禁断少女>。そして<書き手の七つの大罪>の第七。
<真の最大最強の大罪>にして<唯一の贖罪>、……私の罪名は、<執筆>」

289 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:38:10 ID:ucQSmjAi
「<執筆>……!?」
「そう。文章のどんな罪悪も、書くことから始まる。
でも、すべての喜ばしい文章もまた、書くことから始まるのよ」
<禁断少女>は、微笑んだ。
自分を裏切り、追放しようとさえ思った<書き手>に対して。
すべての罪の母親は、全てを赦す希望の少女であった。
その美しさに、僕は、息を飲んだ。
あの日、夢中でキーボードを叩いたのは、――この娘(こ)に会いたかったから。
「さあ、お馬鹿さん。自分が何をしたか、わかってる」
「……うん」
「そう。じゃ、自分が何をしなきゃならないかも、わかっているわね?」
「……うん」
<禁断少女>は、くすりと笑った。
僕の胸を高鳴らせ、血を沸き立たせ、ディスプレイに向かわせるときめきを与えて。
ああ。
この娘と会いたい。
この娘と話がしたい。
この娘とデートしたい。
この娘とキスをしたい。
この娘の裸を見たい。
この娘と交わりたい。
この娘と愛し合いたい。
心臓が苦しいほどにドキドキしている。
あそこが、信じられないくらいに熱く硬くなっている。
僕は、ごくりと唾を飲み込んだ。
「……ふふふ。それじゃ、待っているわ。貴方にまた会える日を」
<禁断少女>は、あの日、僕の心を奪った微笑を浮かべて、消えようとしていた。
「まっ……」
待って、と言おうとして、自分にその資格がないことに気がついた僕は声を詰まらせた。
書きかけの作品を投げ出そうとした、情けない<書き手>の自分には。
だが、僕の<禁断少女>は、薄れゆきながらにっこりと笑い、僕に近づいた。

290 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:38:50 ID:ucQSmjAi
「え……?!」
<禁断少女>は、僕の唇にそっとキスをした。
「うふふ。まったく、しょうがないわね、私の<書き手>さんは。
いいわ。また<放置>とかを呼び出さないですむように、
すこーしだけ、おまじないしってあげる」
無邪気に微笑んだ超自然の美少女は、自分のスカートの中に手を差し入れた。
「んっ!」
ショーツを一気に引き下ろして、スカートをたくし上げる。
「ほらっ! 男の子ならこれ見て元気出しなさい!
そして、続きが見たければ──頑張ってねっ!!」
薄れゆく光の中で、いたずらっぽく微笑む少女のその部分が、僕の目に焼きついた。

「……」
全てが消えさった部屋の中で、僕はパソコンのディスプレイに向かい合っていた。
「夢……」
いいや。
ディスプレイに映るフォルダを見ながら僕はつぶやいた。
さっき消したはずのファイルが、復活していた。
書きかけ、途中で放り出し、抹消しようとしたファイル。
あの少女が出てくる物語。
僕は、そっとフォルダを閉じた。
二度と消そうとは思うまい。
いつか、この続きを、あの続きを書けそうな気がするから。

FIN

291 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6:2007/07/24(火) 06:41:16 ID:ucQSmjAi
タイトルから<誤字>を召喚してしまって前編とか言ってますが、後編です。

292 :名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 10:52:34 ID:nFPYkQa2
執筆ちゃん、俺に会いに来てくれないかな? 
近ごろ筆が進まないのはきっと執筆ちゃんが来てくれないからだorz

293 :名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 12:00:21 ID:hSQ2s+A+
GJ!
大罪全てに心当たりがorz

294 :名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 12:51:49 ID:4N8OTVfk
胸が……胸が痛い……

<放置>していたSS読み直してくるわ

295 :名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 13:40:27 ID:hDXwy3C6
俺もオナ金しようかな……

296 :名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:16:03 ID:B4i/UBIw
胸が痛すぎるこのSSは
だがGJ

297 :名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:32:30 ID:LEzbjSOY
>>296
やあ俺
俺も心あたりありすぎて胸が軋むようだ
だが、だからこそGJと言わずにいられない

298 :名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:13:04 ID:WAG/KtCd
GJ過ぎてティムポから汁が出そうなオナ禁21日目☆保守!

299 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:42:34 ID:+8uxlo0M
うおおおお、なにか涙が…
超GJ!

300 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:28:50 ID:8zJbr+I4
>>292
逆だ!書かないから来ないのだw

301 :298:2007/07/30(月) 22:48:07 ID:vNY0a0FK
我慢しきれずに出ちゃったよ・・・orz

302 :名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:12:06 ID:NrrNGEvE
>>301
しょうがないわね・・・
降臨は当分お預けだからね。

303 :名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:11:18 ID:o6VCFUJY
ちゃ、ちゃんと我慢したら、行ってあげるんだからっ
別にあなたに会いたいとか、そんなことないんだからっ
そうよ!ご褒美よ、ご・ほ・う・び!

だからちゃんと……禁欲してね?

304 :名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 22:58:25 ID:x4H7LnrF
オナ禁6日目☆保守!

305 :名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:59:22 ID:7Bd9/t88


306 :名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:48:38 ID:tBBr98A9


307 :名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 06:34:42 ID:f5mqHjdu
断!

308 :名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 12:49:11 ID:VpJu2pqw
淑?

309 :名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 18:33:11 ID:zQ1jFvQt


310 :名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 23:31:22 ID:J3ypl2Oe
禁断淑男って何さ?

淑女じゃないのか……

311 :名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:17:40 ID:VO8tP0nR
禁断淑男「俺、参上!」

312 :名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 17:38:16 ID:dmIp4Fks
最初からクライマックスなんで会えません

313 :名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:42:35 ID:QMzLktl5
もういっちょ行くか。

禁!

314 :名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 22:29:27 ID:T4uhaX+U


315 :名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 23:27:17 ID:T+hdNH+N
軍!

316 :名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:00:43 ID:9FC4yN/r
曹!

317 :名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 02:11:16 ID:1nInh8vj
「お前ら!今から一ヶ月間オナ禁であります!」

318 :名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 03:36:35 ID:eg3luhPG
ケロロかよwww

319 :名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 17:48:30 ID:q0XHm3lG
    /ノ 0ヽ
   _|___|_
   ヽ( # ゚Д゚)ノ   下がってろウジ虫ども!
     | 个 |      訓練教官のオナ禁先任軍曹が2をgetする!
    ノ| ̄ ̄ヽ
     ∪⌒∪

>>1 貴様!俺の禁断少女をどうするつもりだ!
>>3 口でオナ禁たれる前と後に「サー」と言え!
>>4 ふざけるな!大声だせ!オナホ落としたか!
>>5 貴様には両生動物のオナニーをかき集めた値打ちしかない!
>>6 アカの手淫のオナニー豚め!
>>7 まるでそびえ立つ禁断少女だ!
>>8 オナホ切り取ってグズの家系を絶ってやる!
>>9 じじいのオナニーの方がまだ気合いが入ってる!
>>10 禁断少女が来る前にオナ禁が終わっちまうぞ、アホ

320 :名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 23:06:12 ID:ZJMAfm/X
さて、週末だしいっちょ逝ってみるか。

禁☆!

321 :名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:35:41 ID:yecuOTQC
弾☆!

322 :名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 01:03:42 ID:f8qR1DnO
ロリ☆!

323 :名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 10:45:01 ID:6cBnisgI
ビーム☆!

324 :名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:29:11 ID:AJuShvMF
>>320-323
禁断少女はすげぇ必殺技を持ってるんだなw
怒らせたら怖そうだww

325 :名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23:34:00 ID:SnGREiCB
誰か過去ログ持ってないか?
上のURLのは落ちてたんだ……

326 :名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:46:51 ID:mFlf3yEs
保☆

327 :名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:57:07 ID:X+1ZVx2H
守☆

328 :名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 21:24:15 ID:FH9q/umt
少☆

329 :名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:54:27 ID:WOWmmOzK
女☆

330 :名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 02:47:49 ID:YEaa7qqv
保守少女か……
多分、保守的で奥手な少女なんだろうな……と言ってみるテスト

331 :名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:42:24 ID:SIc1DSkA
金玉少女

332 :名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 17:42:40 ID:UMnkOrN7
>>330
「このスレは落ちないわ、私が守るもの」

333 :名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:16:11 ID:HPQ2ivY3
保守少女キタ──(゚∀゚)──!!

334 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:00:52 ID:b3Kni5lE
保守少女「…保守。…これでいいのかしら?」

335 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:44:41 ID:JGRFJQoP
あぁんもう!またここ壊れてるぅ!
よいしょよいしょ……
(作業中)
ふぅ、これでよし! っと♪


補修少女

336 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:53:36 ID:02qco3tE
……何故私はこんな時間にこんな所にこんな人と一緒にいるのかしら……。
なんですって? わからない事は逐一教えてやるから安心しろ?
……私に何をするつもりなんですかあなたは。
二人きりだからって変な気を起こさないで……あ、いや、だめっ!
そんな……そんなもの出さないでっ! 恥ずかしくて死んじゃう!


――補習少女

* 一緒にいたのは担任の先生で、出したのは0点の答案でした。

337 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:00:45 ID:IxIPd3mT
(一発内角高めでびびらせてやるわ。そうしたら次は外角低めね…)
捕手少女

338 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:05:14 ID:8/XZqG80
「さっさとよこしなさいよ!」

報酬少女

339 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:06:44 ID:02qco3tE
「まったく、素直に渡さないからこんな目に遭うのよ!」

徴収少女

340 :名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:29:47 ID:tM7dMVJp
「これでこのシリーズは全てコンプリートしたわよ~!」

収集少女

341 :名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:10:11 ID:xkEOzcso
「オシッコ出ちゃう…」

CC少女

342 :名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 08:57:58 ID:alPwti70
(ふふっ やっと見つけた♪ 何も知らないで幸せそうに寝ているわ…♪)
(えっとまずはこれを取り出して…)

ジャーンジャーン

「げえっ!夜襲少女!!!!!」

343 :名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 13:07:37 ID:uH2aD4xT
なんだこのスレwwwwwww

344 :名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 16:20:30 ID:Kz8UHNz+
保守少女が、保守の必要が無い時に何をしているのか、の一覧?

ちなみに、禁断少女は最近皆禁断症状にならないので、出番がありません。
ああ、悲運の禁断少女! かの少女と再び我らが合いまみえるのはいつの日か!



345 :名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:21:50 ID:g/EFAf7N
禁断少女の方も溜まってそうだな

346 :名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:25:48 ID:Q7zzQ/Q4
禁断ちゃん、我慢しないでいいんだよ

347 :名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 18:40:02 ID:5VfDPOBD
すぐ出しちゃうあんたたちが悪いんだからね!

348 :名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 18:43:27 ID:pkZLZtKb
 な……何を馬鹿な事言ってんのよっ! 私が欲求不満になるわけ無いでしょ!
アンタ達が溜まったのを抜くのが仕事ってだけで、別にアンタ達とそういう事して
楽しもうとか、そういうのは全然無いんだからねっ!
 だから別にアンタ達に逢えなくたって、欲求不満になったりなんかしないんだから、
勘違いしないで欲しいわね!

 ……ま、まあ、そりゃ、アンタ達に逢えないからじゃなくて、私も、一応年頃の女の子だし?
そういう感情を持て余しちゃう事はあるっちゃあるけど……ちゃんと自分で処理できてるんだから!
アンタ達とはそこら辺が違うのよ!

 ……へ? ……処理って、お前もオナニーとかするのか、ですって!?
 またアンタは馬鹿な事言って! 何!? そんなに私を怒らせたいの?
 自制して治まるの待ってるに決まってるでしょ! 禁断通販でバイブやローター買って、
一人の時はそれでオナニーとかしてるなんて、そんなのアンタの想像の中でだけよ!
私は絶対にそんな事はしてないんだからね! わかった!? うっかりローターが中に
入って取れなくなって、イキ過ぎで気絶しちゃったりとか、そんな事は絶対有り得ないことよ!

 まったくもう……そんな風に妄想してばっかりだから、いつまで経っても私が出て来れないんじゃない……。
 私に逢いたいんじゃないの?
 ……もしかして……もう私なんか要らないの……?
 保守少女の方にばっか夢中で、もう私の事なんて見てくれないの……?
 私、もう捨てられちゃうのね。じゃあ、もう、これで……終わりね。
 ………………さよなら………………。


 






 なんて、うーそ。あはは、嘘に決まってるじゃない!
 アンタ達が私無しでここで生きていけるわけが無いんだから!
 アンタ達の為に、私は待ってるんだから、 だから、早く……私に逢いに来なさい!
 私の方がアンタ達を捨てちゃうって事はあるかもしれないしね……うふふ。
 いい? これは命令だからね! 早く……私に……私だけに、逢いに来るのよ!

349 :名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 18:45:32 ID:pkZLZtKb
>>347
何被ってんのよっ!

え? リロードしなかったお前が悪い?

………………。

う………………うわぁあああああん!!!!



【禁断少女は泣きながらどこかへ走り去って行った。俺も泣きたいorz】

350 :名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:01:48 ID:5E4I/QfM
なんだこのスレ(w

351 :名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 17:39:32 ID:jb4Affnk
禁断ちゃん、ぱんつはいてないの? いけない子だなぁ。はぁ、はぁ、はぁ……。

352 :名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:37:15 ID:vUyjF1n+
ばっ…!
あんたの好みの禁断少女が現れるんだからあんたがノーパン好きなら
答えは言わなくてもわかるでしょっ!
でもアンタ、いけない子がすきなんだ…?

頑張って禁欲して私に会いにきてねって言いたいところだけど
いけない子が好きなんだったら……いいよ。
今、してあげる。

353 :名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 14:40:26 ID:nUOa/+2N
しかしそれは禁断少女が仕掛けた巧妙な罠だった

354 :名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 21:17:49 ID:Br+9BBoo
ジャーンジャーンジャーン
「げぇっ、関羽!」


355 :名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 00:02:23 ID:896hbcq3
そら巧妙な罠じゃなくて孔明の罠でんがな。



お後がよろしいようで~(テンケテンケ

356 :名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 12:51:04 ID:fsU+8+7F
>>348
不覚にも萌えた

357 :名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 12:47:42 ID:wg89L0bL
保守少女「保守しておくわね。ところで保守って
どのくらいの頻度で行えばいいのかしら?」

358 :名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 23:32:35 ID:qpHa3+6k
>>357
マジレスすると、2~3日に一回くらいで大丈夫と思われ。
でも、本当は毎日保守して欲しいな。

359 :名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 01:48:28 ID:F6aoRiWh
初めて見たが
なんだこのスレ
って、どうしても言ってしまうな

360 :名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 12:38:26 ID:M/vMpYIq
保守少女「ありがとう、>>358 優しい人」

361 :名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:51:24 ID:b62HVSAe
保守ちゃん可愛いよ

362 :名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 12:54:50 ID:GKMuurTW
禁断少女「……ふんっ」

363 :名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:48:13 ID:aA5jWbOc
やばいよ禁断少女がすねちゃったyo!

でも俺昨日オナーニしたばっかだしな・・・

364 :名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:38:03 ID:7NPboKnj
>363
禁断王女「わっ私にそんなに会いたくないんですねえええええええええ」
うわーんという泣き声が遠くで聞こえる・・・

365 :名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:35:30 ID:JXqSdmjg
禁断女王「まったく…この豚どもにはしっかりした調教が必要なようね」

ピシィーン

遥か遠くから鞭の音が聞こえる…

366 :名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:10:56 ID:Knz01IwK
平蔵再び

367 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:26:02 ID:AMtcZHCW
>>366
それは禁忌でわ

368 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:29:59 ID:CXqERabw
きんき少女「すてーうぃーずみー、がらすのしょうじょじーだいをー♪」

369 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 20:39:08 ID:3izv2XYn
>>368
それただのジャニヲタ少女じゃねーかw

370 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 21:36:11 ID:t+O6zF6O
禁句少女

371 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 21:57:30 ID:N9ZhOns0
>>367
禁忌少女「血の繋がってるお兄ちゃんを好きになっちゃ
駄目ってことはわかってるよ…でももう抑えられないの!」

372 :名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 22:05:27 ID:t+O6zF6O
>>371
ヒント
スレ違い

373 :名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:30:33 ID:8s1EUeL6
ここは一つ仕切り直しで・・・

禁☆!

374 :名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:22:22 ID:yK7aOpIa


375 :名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:32:00 ID:vBxagy/T


376 :名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 02:00:47 ID:RJpVPEAa


377 :名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 12:12:09 ID:TfA0Y2Nd
おとーさん! おとーさん!

378 :名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:58:44 ID:nfJflcZJ
流れるようなコンビネーションに夢精した。

379 :名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 12:22:47 ID:0kpaHCdt
切断少女

380 :名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 17:21:29 ID:V1dAkL6T
切断少女「禁欲できないのなら……ジョッキン! しちゃうぞ♪」

381 :名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 12:51:33 ID:CEZNFsFQ
>>379
あの>>94から始まった悪夢を繰り返す気か?

382 :名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 15:00:24 ID:hzONMHV/
劇団少女

383 :名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:59:21 ID:W08GZEh3
劇団少女「あめんぼあかいなあいうえお~うきもにこえびもおよいでる~」

今日も発声練習に余念が無いようだ。

384 :名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:07:51 ID:k/5fZ/2p
保守少女「保守しておくわ」

385 :名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 05:20:35 ID:h8CpiBpC
練炭少女

386 :名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 13:08:06 ID:xSmSp7lv
練炭少女「ああ……刻(とき)がみえる……」

387 :名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 15:34:32 ID:Y4OIsAA/
元旦少女

388 :名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 02:32:09 ID:350LrF72
>>387
それじゃあ姫始m…いや何でもない

389 :名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 03:13:09 ID:UJ0709JL
散々少女

390 :名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 10:14:09 ID:2VGfM1mJ
仁丹少女

391 :名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 20:09:22 ID:Y+WPkLAC
>>387
元旦の日の出を見ている途中、ふと背中に人の気配を感じた場合それは元旦少女かもしれません
気配を感じれた方はその感覚を忘れずに日没を見るのです
日没の瞬間、気配を感じれた場合は後ろを振り返ってみるといいでしょう
振袖姿の元旦少女が夕日に頬を染めてあなたを見ているかもしれません

その後ですか?
ご自由にされるといいでしょう……

392 :名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 19:27:22 ID:6LCV80xF
という初夢を見た……と思ってたんだ。
夏になるまでは。

「お兄ちゃんの子だよ!」

そう言って大きくなったお腹を嬉しそうに俺に見せる、元旦少女に出会うまでは――。

393 :名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:40:32 ID:xWt4T6O5
それ、なんてキモウト?

394 :名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:10:42 ID:6LCV80xF
ちゃうねん。

少女の年上の男性への一般的呼称としての「お兄ちゃん」やねん。
キモウトちゃうねん。いやホント。

どっちにしろヤンデレ系な香りはするが。



さあて、一方その頃すっかり放置されてる禁断少女は何をしてるのかなぁ?

395 :名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:19:03 ID:5iC+Vvlj
>>394

素っ裸でオレの横に寝てるぜ?

396 :名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:30:27 ID:xQ9o0fo8
>>395
まてまて、もまいの横にいるのは禁断軍曹だろ。
禁断少女は今俺の上で腰を振ってるぜ。

397 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:23:19 ID:NonILAW7
投下します。

398 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:23:54 ID:NonILAW7
インターネットという世界を知ったその日、僕の中で何かが変わった、気がする。
その世界には僕の知的好奇心を煽るものが数多くがあった―――主にエロについて。
二次元の世界ののめりこみエロマンガ、エロゲー、エロ小説など。
エロに関する知識をたくさん取り入れていた。
そしてある日、某掲示板でエロ小説を調べていたときにある一つのスレッドが目に留まった。
禁断少女。
中身を読んでみる。
禁欲をしてる、ようするにたまってる人のとこに現れて、精を抜きにくるものらしい。
本当にいるなんて思ってはいないけど、自分にも会えるかもと期待を抱いていた。
しかし僕には彼女に会うには解決すべき大きな問題があった。
毎日数回一人でしているということ―――
禁欲なんかできっこない。
だから僕は彼女に会うのを諦め、禁断少女の存在を忘れようとしていた。
だけど忘れようとするほど強く意識してしまうのは避けられないことだった。

そんなことがあった数ヵ月後、修学旅行があった。

新幹線に乗り数時間、泊まる旅館についた。
明日から本格的に見学にはいるらしい。
まずは微妙に豪華な晩御飯を平らげた後クラスメイトと共に風呂に入り、同じ部屋で寝ることに。
大丈夫だ、昨晩はいつも以上に抜いてきた。数日は抜かなくても大丈夫だろう。
そう思い、初日は疲れに身をゆだねて寝た。

399 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:24:27 ID:NonILAW7
「オッス、おはよう」
「おはよう、今日も微妙な顔してんなぁ」
「お前こそ。」
二日目目の朝はそんな風な朝を迎えた。
朝食を食べて班別に別れ、寺などを見てきた。
そして夜。
少したまってきた、と思う。
いつも抜いているからたまるのが速くなってるのかもしれない。
でも流石にクラスメイトと同じ部屋なので抜くことはムリだ。
どうにか我慢して寝よう。
明日家に帰れば抜くことができるのだから。

なんとかして寝た次の日。
「お前大丈夫か?顔色悪いぞ?」
「あぁ、昨日ちょっとよく眠れなくて・・・。」
眠れなかった原因はいうまでもない。
適当にごまかしたあと、学年全体でまた寺見て回った。
そして帰りの新幹線の中。
友人と話をしながら帰路につく。
何処がよかっただの、つまらなかっただの。
適当に話を合わせながら時間を潰して、バスに乗り変えて、学校に到着して解散した。
やっと数日振りのマイホームだ。

帰宅してすぐ家族に挨拶してお土産を渡し、疲れたから寝ると言い部屋に行った。
―――ああ、やっぱり家の布団は心地がいい。
そうじゃない、することがある。
たった2日我慢しただけで限界に近づいている。
早く抜きたい。
パソコンの前に座り、お気に入りのサイトのエロ小説を読みながら自分の一物を擦り始める。
久しぶりの感覚に体は正常に反応する。
すぐにどんどん膨れ上がってきて先走りが出てくるが、そんなことは関係なしに擦り続ける。
もうそろそろかな―――と思ったとき。
「我慢していらしたのですし、お手伝いしましょうか?」
そう少女の声が耳元に響いた。


400 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:25:04 ID:NonILAW7
血の気が一気に引いていく。
家族に見られたのか。もうダメだ。これからどうしよう。
でも家族のにこんな声の人はいない。それじゃ誰だ。
心臓ばっくばくのままに、そんなことを考えていた。
振り返ってみる。
そこには腰まで届くほどの流れるような金髪を持った少女。
少し年下の印象を抱かせる顔立ち。
黒を基調とした落ち着いた服を着ている。
まるで魔界のお姫様―――のようだった。
彼女に目を奪われているとそっと微笑みを返してきた。
それで今の状況に気がつく。知らない人が僕の部屋にいる。
「・・・ふ、ふーあーゆー?」
なんで英語で聞いてるんだ。
しかし彼女は気にしてないのか何気なく答える。
「禁断少女―――、とでも名乗ればいいかしら。」
いつかの掲示板を見た記憶がフラッシュバックされる。
そうか、本当にいたのか――


401 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:25:36 ID:NonILAW7
「いつも抜いてばかりだから、数日でこんなになって・・・。
 ちゃんと自分で精を抜いているのはいいと思いますけど、すぐたまってしまうのも考え物ですね。」
そういい回転イスに座っている僕の後ろから僕のものを手で撫でてくる。
「ッ――――――!」
根本から先まで、彼女の指先がグロテスクな起立したものを滑る。
初めての感覚が体中を駆け回った。
自慰行為を見られたときに青ざめて萎えていたことが嘘のように一気に回復した。
「ふふ、こんなにすぐに元気になってしまって・・・。まるで盛っている獣のようですわ、お兄様。」
優しく微笑みながら僕の顔を見つめてくる。・・・ダメだ、反則的なほど可愛い。
「どうしたんですか、顔を真っ赤にして。」
またひと撫で。そしてびくりと震える。
反応を見てまた微笑み、手でしっかりと握り、擦り始める。
「・・・気持ちいいですか?」
細く、白い指が僕を感じさせようと絡みつく。
1往復、2往復、3往復と、規則正しいリズムで手が動いている。
「出していいですよ?ちゃんと全部受け止めてあげますから。」
そういい片手でハンカチを取り出して亀頭の前にセットした。
初めての他人に触られる感覚と、ついさっきまで絶頂に達しかけていたこと。
そんな状況でいくら耐えようとしても、耐えられるはずなんてなかった。
「ッくう!出る!」
ためていた精が出て、目が見えなくなるほどの快感に襲われる。
びゅくびゅくと勢いよく精液がでていった。
「・・・んっ、すごい勢いですね。」
彼女はハンカチについたそれを指ですくって口に運ぶ。
「苦いですけど、お兄様の子種と思えば美味しいですわ。」
とても嬉しそうに笑う彼女。
張りのある赤い唇についている精液。
ああヤバイ、出したばかりなのにまた勃ってきた・・・。
数日分の精液は一回では全部出てくれないらしい。

402 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:26:40 ID:NonILAW7
突然ぐるり、と回転イスをパソコンと反対方向に向けられる。
その方向には――どこから出したのかイスに座っている――彼女がいた。
正面から見つめ合っているのにどこか上から見下ろされている感じがする。
「まだ、終わらせるつもりはないですよね?」
先ほどまでとは変わって、クスッとサディスティックな笑みを浮かべた。
そして足を伸ばし、僕のものに触れた。
「こういうのが、お好きなんですよね。お兄様は?」
ニーソックスを履いた足が僕のものに触れた。
たったそれだけのことなのに、一回目と変わらぬ硬さに戻ってしまう。
「初めてですけれども、満足させてさしあげられるように頑張ってみますわ。」
器用に両足で僕のものを挟んで刺激していく。
どんどんと足で擦られて増え続ける快感。
初めて、という言葉が嘘のように思えてくる。
「気持ちよさそう、ですね。」
擦られる速さが少し速くなった。
先ほどでた精液の残りが彼女の足を汚していく。
彼女はそれさえも嬉しそうに見ながら僕のものを擦っていく。

403 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:27:13 ID:NonILAW7
自分の理想の女の子が現れて、気持ちよくしてくれているのだ。
今どこにいるのかということさえも忘れそうになってきている。
意識が快感に塗りつぶされていると、彼女が問いかけてきた。
「・・・お兄様?自分より若い女の子に足で擦られて、恥ずかしくないんですか?」
小馬鹿にしたようなその言葉にビクリと自分の分身が震える。
「ふふ、可愛い・・・。言葉で責められることがお好きなんですよね。
 手で擦っていただけのときよりも随分と気持ちよさそうですもの。」
自分だけの秘密にしていたその願望を、妖しげに笑いながら言われ恥ずかしくなる。
しかし、やはり、彼女の言うとおり―――硬さはさっきより増している。
「どうですか、私の足で気持ちよくなっている気分は?」
彼女の言葉による屈辱感さえも快感に変わっていく。
そうされることが夢見ていた――叶うことがないと思っていた――の望みだからだ。
全てを知ってか知らずか、彼女は微笑んで足を動かし続ける。
そして僕を二度目の絶頂に導こうとしていた。
「・・・ダメだ、また、出る・・・。」
ペニスが震えた。
そしてドクンと二度目の射精をしてしまう―――ハズだった。


404 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:27:51 ID:NonILAW7
「クス、どうしたんですか、そんな顔をして。」
出ようとしているものを片足で押えつけられている。
「え?な、なんで?」
頭が真っ白になる。
――どうして僕の射精を止めようとするの?
そのことだけしか頭にない。
「お兄様がずいぶんと気持ちよさそうなので・・・、虐めたくなっちゃいました。」
そう言い、空いている足で擦り始めた。
今度は僕の気持ちいいところをばかりをピンポイントで狙ってきている。
はぁ、はぁ、と自分の口から声がもれてしまう。
「あぁ、可愛い・・・。射精したくてたまらないんですね・・・。
 こんなにもビクビクと震えていますわ・・・。」
言葉とともにどんどんと強く擦り続けてくる。
もう―――限界だ。
「お願いだ・・・、出させてくれ・・・。」
自分の声かと疑うほどに甘えたような声が出てきた。
彼女は行為を続けながら、もったいぶって、こう答えた。
「クスクス、そうですね・・・。
 私の大好きなお兄様が、そんなにも媚びた声でお願いするんですから・・・。
 ずっと射精できないのも可哀想ですし・・・。
 そうですね、「イカせてください、ご主人様」なんていったら射精させてあげるのはどうでしょう?」
「そ、そんなこといえな・・・うっ・・・」
足の指で亀頭をつかむように刺激しながらこっちを見てくる。
「それが言えないなら・・・お預けになっちゃいますね。」
――早くイキたいに決まっている――。
「ふふ、ほら、なんて言えばいいかはわかりますよね?」
理性が既にどこかに吹き飛んでしまっている。
「い・・・、イカせてくだ、さい・・・。ごしゅじん、さま・・・。」
頭のどこかで何で男の僕がこんなことをいっているのだろうと思いながら、言った。
そしてその言葉をきいた彼女はニヤリと目を細めた。
「ちゃんと出来たご褒美です。」
精液の通り道をふさいでいた足が離れ、両足で強く全体を一擦りされた。

―――閉じ込められていた精液が一気に飛び出てきて意識が真っ白になる。
   自分でコントロールできず、部屋に飛び散ってしまっている。
   どくどくとずっと勢いが衰えないから、まるで終わりがないような気さえしてくる。
   目の前にはその精液を全身で受け止める彼女。
   ニーソックスやスカートなど、全てに精液が飛んでいっている。
   黒い服を白く汚していく。
   彼女は汚されているというのに、なぜか嬉しそうな表情でいる。
   最後にまた足でペニスを強く踏まれ、最後の一滴を彼女にかけたところで意識が途絶えた。


405 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:28:30 ID:NonILAW7
目が覚めたときにはベッドにいた。
飛び起きてデジタル時計を見る。
日付は修学旅行が終わった翌日で、時刻は朝の7時30分。
ということは自分はあの行為のあと寝てしまったということなのだろう。
しかし彼女が座っていた椅子などどこにもなく、
床や壁に飛び散った精液も最初からなかったように存在しない。
まるであの経験は夢だったかのようさえ思えてくる。
「―――夢、だったのか。」
何ていう夢を見ているんだ、僕は。
知らない人、というか禁断少女なんてものが部屋に来て手コキと足コキをされるだなんて。
でもあの子が僕の理想だからあの子より可愛い子を見ることはないのかな。
そんなことを考えながら、お気に入りのサイトの更新をチェックするためパソコンを起動する。
するとデスクトップに見慣れぬテキストファイルが。
「えー、危ないものじゃないよな。とりあえず開いてみるか。」
そこに書いてあったことは――
 「お兄様、昨夜は気持ちよかったですか?
  またお会いできることを楽しみにしていますわ。」
と二行の文章が。
「・・・っはは。これってまたオナ禁しろってことだよね・・・。」
――――そう呟きながら、夢ではない夢のような体験をまた期待している僕がいた。

406 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:30:33 ID:NonILAW7
以上で投下終了です。
禁断少女に足コキされたいってヤツは俺だけじゃないことを祈ってるぜ。

407 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:19:49 ID:ZhF4QQoI
GJ
だけどさーなんか足コキ「お兄様」て、多くね?

408 :名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:07:01 ID:hy538dDe
GJ
足コキが多くたっていいじゃない人間だもの。

409 :名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:52:31 ID:OR0NdAl/
GJ!
しかし修学旅行で3日オナ禁で禁断少女が現れるとは、テラウラヤマシス
漏れなんか一週間オナ禁しても禁断少女こないyo!

410 :名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 10:10:56 ID:atLGHKWM
入院ってのも、オナ禁する機会だが・・・やっぱ個室じゃないと来てくれないのかなぁ

411 :名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 11:20:50 ID:z+Jx6uZm
>410
きっとナース服に身を包んだ、ドジっ子禁断少女が現われるさ。

412 :名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:47:32 ID:MP7Nb/Kc
>>410
昨日は501号室。今日は503号室。明日は506号室だろう。
毎週決まった曜日の決まった時間に決まった部屋から聞こえる声。
最初はただの話し声が程なく喘ぎ声に変わりそれが明け方まで続く。

その階の入院患者は何故か皆一様に『SS書き』であった。
そして彼らが退院した直後はいつも多量且つ良質のSSが投下される。

その病院の元入院患者達の話を元に広まったそんな他愛ない噂。
それはある都市伝説になぞらえこう呼ばれていた。

―――『禁断病棟』と。



ここまで妄想した。

413 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 03:10:52 ID:CkMolUQP
>>412
なんかどこかホラーっぽくもなりそうな雰囲気だな

もしも本当に良質SSが書けたらいいが、それができなかった患者の場合はどうなるのか?
ナースは毎日来てくれるのか?
永遠の入院、しかし永遠の快楽。

やがて患者は退院する努力を放棄し………
禁断ナース少女 「先生!やりすぎましたぁ、患者さんもうお○んぽ以外が起きてこないですぅ」

禁断(ドS)女医   「ったくだらしないわね、オペの準備よ!!」



 ……って先生!手術ってこんな暗い部屋でするんですか?何で白衣じゃないんですか?何でこのベットには
 マットレスがなくて僕の両手両足縛りつけてるんですか?その両手に持ってるのはいったい何なのですか?
 医療器具に見えないんですけど…………

 後その笑顔が怖いです………


  ―――そしてはじまる阿鼻叫喚の『禁断手術』

 


414 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 12:48:03 ID:96k1KTo2
>>413
ホラーな雰囲気を出すつもりはなかったんだがな
謎や不可思議な雰囲気は出すつもりだったけど
ひとえに俺の力不足というわけで…orz

バッドエンドルートという発想はなかったな
俺にとっての禁断少女はあくまでSS書きの味方だから

415 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:56:46 ID:ejKwEfup
禁断少女「敵かな? 味方かな?」
保守少女「もうそれ古いですよ」
禁断少女「……orz」

416 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:03:02 ID:Bx91thtw
爆砕符

天地万物を用いて塵とせむ

今こそ…………




417 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 08:02:49 ID:B3lKScuf


418 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:20:14 ID:+jeBJwIl


419 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:25:33 ID:L05uYD+t


420 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:38:43 ID:jhXylNB0

そそそそんな~~~!!
ボクの意志が弱くオナ禁失敗し続けたせいで禁断ちゃんに会えないうちに
こんな変わり果てた姿にぃ~~~。゜(>д<)゜。
ごめんよーーーー!!

421 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:51:13 ID:t2EIItht
>>416
うしとらのヒョウさんのエピは抜ける……じゃなくて泣けるよな!

422 :名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:02:40 ID:+RIn3nVy
金満少女

423 :*やや男色描写有り注意:2007/09/27(木) 18:39:11 ID:XR/MTqgk
「なにぃ! 借金返せないですって!? じゃあ、貴方の身体で払ってもらうから。
とりあえず、明日から10日間オナ禁ね」

 ――10日後。

「しっかりオナ禁してきたんでしょうねっ!? ……ん、いい感じにガチガチね。
 何? 私見て欲情しちゃった? ふふふ……それは残念だったわね。
 貴方の相手をするのはわ・た・し………………じゃないから。こちらのハードゲイの皆さんよ!」
「むっはー! 子羊ちゃーんイキますよー! フォーッ!」×5
「この人達、貴方の身体を100万円で買ってくれたの。じゃま、頑張ってね♪」

 金満少女は100万円を手に入れた!
 ハードゲイ(本物)は獲物を取り囲んだ!
 ハードゲイ(本物)の攻撃!
 哀れな子羊は叫んだアッー!
 金満少女は聞こえないフリをした!
 金満少女は満面の笑みで逃げ出した!

 しかし回りこまれた!

「え、何? なんで? 貴方たち、ハードゲイじゃ……は、話が違……や、やめてぇー!」

 いきり立ったハードゲイ(キャラ)が襲い掛かってきた!
 貫通の一撃! 金満少女の処女が奪われた!

「いったぁああああい!? やめ……やめ、てぇ……!」

 本日の教訓。
 金の事ばかり考えてると、痛い目に遭いますよ。性的な意味で。

「いた……ひぐぅっ! やめ……もう、許し……て……っ!
 えっ……? 中で、ビクンって……嘘……いや……いやぁあああああああああ!!!!」

 その後、金満少女は何度も何度も中に出され、金よりも金○の上に
ついてるものの方が大好きになりましたとさ。ちゃんちゃん

424 :名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 20:12:58 ID:fJGaMSFQ
簒奪少女

425 :名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:41:34 ID:qQbnxtWm
もはやなにがなんだかw
しかもサンダツなんてよめねーしw

426 :名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:42:11 ID:uXETUGbZ
縁談少女

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最終更新:2008年03月20日 16:51