913氏イラスト作品添付のミニネタ(4スレ)


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474 名前: 913 [sage] 投稿日:2008/11/08(土) 18:42:51 ID:LqUAvobg
「そろそろ寒くなってきたね、こなちゃん。」
「…ん、そだね…ふぁぁ…。」
11月の風が頬をつたうそんな季節、私とこなちゃんは縁側でお日様とにらめっこをしていた。

昼間はとても暖かくてふわふわで。でもあの光が沈むにつれ世界は色を変え、陽気な一日が終わる。
すごくすごく寒い世界。こなちゃんのいない世界。
どうして冬はこんなにも日が落ちるのが早いんだろう。どうして夏のお日様はあんなに私を睨むんだろう。
私は暗くなる冬が嫌い。日向ぼっこができない暑い夏も嫌い。
大好きな人と一緒にいれる時間が日に日に少なくなっていくのが、すごく辛いの。
言葉がなくてもいい、私はこうやってこなちゃんが隣にいてくれればそれでいいから。
だから、お日様。
「春が来て、ずっと春だったらいいのに。」
「…つかさ意外と通だネ。」

「冬ってすぐに日が落ちちゃうでしょ?だから私あんまり好きじゃないんだ。」
「んー、冬には冬の良さってのもあるけどネー。(冬コミとか)」
…こなちゃんは私の気持ちに全然気付いてくれない。今こうしているだけでも私はこんなにどきどきしているのに。
学校にいる間はいつもこなちゃんはお姉ちゃんと楽しそうにしてるから。だからこの休日のお日様は私にとってたったひとつの幸せなのに。
鈍感すぎるよ、こなちゃん。
私もお姉ちゃんみたいにいっぱいこなちゃんとお話したい。もっとたくさん一緒にいたいのに。
うあ。はうぅ駄目だぁ…またコンプレッサー抱いちゃったよぉぉ。こんなこと考えても何にもならないのにぃー!
「い、いきなり頭ぐわっしゃしてどったのつかさ。」

「へ、ううん。何でもないよ。」
うそつき。

「…ねぇこなちゃん、こなちゃんはもし恋人が出来るとしたら何でも出来る人と何も出来ない人、どっちがいい?」
「んは、そりゃまたえげつない質問だねー。そりゃまぁ何も出来ない人ってのはかなーり困るネ。」
そうだよね…やっぱり、そうなんだよね。
「でも料理上手いし優しいから良いお母さんになれると思うよ?身長的には逆だけどサ。」
「そうかなぁ。」
でもやっぱり勝ち目ないよ、だって…あれ?
「ふぁぁ…。まだ日が落ちるまで時間あるね、も少し寝よっかな。」
そういってこなちゃんは私の肩へともたれかかる。ぴょこんと生えた毛が私の鼻を何度もかすめて花粉症になりかけた。
「うん、おやすみこなちゃん。」
今日が沈むそのトキまで。

「ん、おやすみー。早く私をタキシード仮面にさせてくれたまへ~…。」
「セーラームーン?」
そう言ったこなちゃんはもう目を閉じていた。こなちゃんはいつも言うことがイキナリだからびっくりする。
私も一緒に寝よう。次目が覚めた時にこなちゃんが隣にいてくれますように。

今日のこなちゃんはいつもより暖かく感じた、そんな11月のハジマリ。


いつか伝わるといいな…。こなちゃん、大好き。


~~~~~
たまには結ばれる前のお話でも、と('A`*
内容と投入時期に誤差があるのは製作開始時期ってことで…orz
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