☆こなゆき☆『かがみのお節介』


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☆こなゆき☆『かがみのお節介』




「あ、おはようございます泉さん、つかささん」
教室に入ってすぐみゆきさんが笑顔であいさつをしてきた。つかさが先にに答え、私も続いて返事をした。
「おはよー、みゆきさん。相変わらず早いねえ」
「眠そうだね、こなちゃん。またゲーム?」
「なかなかキリが悪くてねー」
「私はそういうのは少し羨ましいですね。夜更かしは…頑張って10時半が限界ですから」
「いやいや、みゆきさんはかえってその方がいいのかもよん。ほら、あんまり夜更かししてたらこーんなにいい肌はキープできないよ」
私は手を伸ばしてみゆきさんの頬をちょいちょいと突付いた。みゆきさんは少し苦笑いになりながら恥ずかしそうに赤くなっていた。
「そ、そんな…泉さんのほっぺただってこんなにぷにぷにじゃないですか」
そう言いつつ、みゆきさんもまた私の頬を軽く突付いた。
「いやんくすぐったい♪」
「2人とも仲良しだね~」
……という感じで今日も変わらずみゆきさんとじゃれあって遊んでいる。
相変わらず照れ顔のみゆきさんは凄く可愛い。うん。
「ほうら席につけー!」
チャイムが鳴り、黒井先生が教室に入ってきた。私たちは直ぐに話を中断して席に付いた。


昼休み――それは退屈な学校生活における数少ない娯楽のひと時――
机をくっつけ、作ってきた弁当を見せ合い、くだらなくも楽しく談笑をする…それはこの上無き安らぎの時間…ッ
「?、なんか楽しそうだねこなちゃん」
「まあ。そんなにお腹が空いていたんですか?」
「3時限目あたりからギュルギュル鳴ってたよ」
やっぱりランチタイムと言うのは楽しいもんだ。三人ともそれぞれ自分の弁当を取り出す。
「うわあ…相変わらずゆきちゃん凄いお弁当だね」
「はい…今日も、たくさん作ってきてしまいました…」
取り出しましたるは4段重ねの重箱弁当。ここ最近、みゆきさんは物凄い量のお弁当を作って持ってきている。
みゆきさんはあまり料理は得意でなかったんだけど、私とつかさ、あと峰岸さんに教わってからは、料理が楽しいらしく、こうして大量に作ってきてはみんなにおすそ分けしている。
ちなみにこの弁当、無理なダイエット中のかがみを号泣させたことのある代物でもある(ドラマCD参照)。
「あれ…ところでかがみは?」
「……いらっしゃいませんね」
いつもならこの辺で「おっす」とか言いながら来るはずなのに。と、突如メールの着信らしき音が鳴り出した。
アニソンじゃないので私じゃない。なんて思っていると、つかさがポケットからピンクのケータイを取り出した。
「………お姉ちゃんからだ。…お姉ちゃん、今日は日下部さんたちと学食で食べるんだって」
「えー!?」
「そうですか…なら仕方ないですね…」
「……じゃあ食べよっか」
渋々しながら三人は弁当を広げた。やはりというかみゆきさんのが圧倒的だ。これをかがみ抜きで完食せよとおっしゃるのか。
「あ、あの…無理はしなくてもいいですよ・・・?」
「何言うかみゆきさん!今食べないと絶対傷むよ!?」
「もう暑いもんねぇ」
「でも残りそうなら他の方にもおすそ分けしますよ。例えば…副委員長さんとか」
「A君?……ダメッ!あんな軟弱ものにみゆきさんの手料理は食べさせられんよ。……あ、美味しい」
「食材の切り方も上手くなったねぇ」
「あ、ありがとうございます」
つかさが評価を下し、みゆきさんがそれに従う。なるほど、かがみの言うとおり異常な光景に見えるなあこれは。

「ところで、もうすぐテストがあるよね?私分からないところがあって、ゆきちゃんにちょっと聞きたいとこあるんだけど」
「聞きたいことですか?……なら今日の放課後、勉強会をしましょうか?丁度この時期にいつもしてますし、ね?」
「うん、私はいいよ?こなちゃんもいいよね?」
「んー……?」
めんどくさい。それが素直な感想だった。けどまあいつものことだし、断ったらかがみに怒鳴られること受けあいだし、…まあそれほど悪い気もしないし。
「いいよ。放課後ね」
「はい!………あら、泉さん…」
急に顔を近づけられ、たじろいでしまう。
「ふふ…ほっぺにごはん粒ついてますよ」
みゆきさんの人差し指にゆっくり頬を撫でられた。そして指ですくったお米をそのまま食べてしまった。
「…………」
「泉さん?」
「き………」
「き?」
「キタアアアア!ヒョイパク来たあああああああ!!」
「え?え?」
「さすが分かってるね、みゆきさん!単純ながら絶大な破壊力を持つ必殺技!これをされてときめかぬ男子などいないッ!!」
「泉さん!と、とにかく落ち着いてください!」
…そんな騒がしく楽しい、極いつも通りの昼食だった。相変わらずみゆきさんは萌えさせてくれる。一緒にいて飽きない、自慢の親友だ。

「…あれ」
昼食を平らげたので次の授業の準備をしようとした。まあ教科書を取り出そうとしたくらいだけど。…ところが机の中にはその教科書が無い。
…忘れた?や、私はいつも学校に教科書を置いて帰っているのでそれは無いはず。当然、鞄は空っぽだ。
(世界史か……やっぱり記憶に無いなあ)
「?泉さんどうしました?」
隣を見ると、みゆきさんは既に授業の準備を完了していた。そして直ぐに何事かも分かったらしい。
「もしかして…忘れ物ですか?」
「うん。教科書がない」
どう頭を捻っても家に持ち帰った記憶が無い。唸っているところでつかさが口を開いた。
「今日は確かC組も世界史はあったと思うよ?お姉ちゃんに頼んでみたらどうかな?」
「…それしかないかあ」
いつもの2人と学食に行ったらしいけど、まあそろそろ戻ってる頃だろうね。
「じゃあちょっくら行ってくるよ」
席を立ち、私はC組に向かった。

もう何度も入ったことのあるC組の教室。当然かがみの席の場所も把握している。既に目が向いていた。
「か~がみ~」
「お、こなた。昼は悪かったわね」
実に慣れた様子。そして私が何の用があったのかもおおよそ見当がついてそうだ。
「…また宿題?」
「ハズレ。実は教科書忘れてさ~」
「アンタが?珍しいわね」
「世界史なんだけど貸してくれる?」
「はいはい…っと」
程なくしてかがみは世界史の教科書を取り出した。…が、それをそのまま渡してはくれなかった。何やらかがみは一点を見つめている。
しばらくしてかがみが申し訳なさそうに目線を合わせてきた。
「………ごめん、これアンタのだわ」
「えぇー!?何ソレ!!」
思わず声をあげる。どうやら先ほど凝視していたのは名前欄のようだ。
「ずっと前貸してもらってそのままだったのね……」
「記憶に無いはずだよ…」
「ごめん!ほんとごめん!!…テスト週間前なのは幸いだったわ…」
テスト。その言葉に忘れていたことを思い出した。
「そうそうかがみ、今日放課後に勉強会やろうってことになったんだ。当然来るよね?」
もちろん。――そんな言葉で即答されると思い込んでいた。けれどかがみは少し考える仕草をした後、思いもよらぬ言葉を口にした。
「私パス」
あまりに短い返答だった。
「え、なんで!?」
「う~ん、今日はちょっと、ね」
「そんな~…かがみが来ると思ったから私も参加したのに…」
「何よソレ」
「今まで私が来なかったらすっごい怒ってたじゃん」
かがみはわざとらしいくらいに肩を落とし、大きくため息をついた。そしてあごに手を当て、また何か考えてるようだった。
「………ちょっとアンタと話したいことがあるんだけど」
「え」
露骨に嫌な顔をしてみせた。また何か説教をされると思ったからだ。でもどうやら違うみたい。
「まあ、大したことでもないんだけど……」
「んー?時間無いからなるべく簡潔にね」
「簡潔ね…」
「ほぅら早くぅ」
「アンタみゆきの事、好きでしょ」

「っ!!??」
この上なく簡潔、それでいて冗談のようなかがみの言葉。思わず息を詰まらせてしまうがかがみは冗談のつもりではないらしい。
「な、ななな…何を言ってるのかね君は!?」
「最近のアンタのみゆきへの態度を見るとそうも見えるわよ」
何を言ってるのか、本気で理解が出来なかった。話が急すぎて理解が追いつかないのもあると思う。それでも私のみゆきさんへの態度がそう思わせるのはちょっと飛躍しすぎじゃなかろうか?
「いや、いつも通りでしょ?少なくとも私は意識してないよ」
「…じゃあ自分で気づいてないってことかしら?」
「そ、そりゃ頼れる親友だけど…でも、だからってそんな…いやだからそういうのとは違うってば!」
いきなり頭の中をかき回された感じだ。言葉がうまく出てこない。
「…いくらなんでも動揺しすぎよ」
「かがみが変なこと言うからじゃん!」
嫌な汗がどっと出てくる。拭うのも忘れるほど、私は明らかに動揺していた。
一方かがみは、しらけたような、或いは探るようね目で覗いてくる。
「…本当にそうじゃないのね?」
「断じて!」
「ふぅん……」
ちょっとした静寂が2人の中に流れた。そしてすぐにかがみの顔つきも変わった。
「じゃあ…私がみゆきを貰っても、問題ないのね?」
「なっ……!?」
また頭の中が真っ白になる。今度は言葉そのものを奪われてしまった。
「みゆきって優しいからねぇ。ずっと前に私が風邪引いた時とかも、ただの風邪なのにわざわざお見舞いにフルーツまで持ってもって来てくれたのよ。
  しかもそのフルーツの皮を剥いて食べさせたりしてくれたし。後、隣のクラスで家も遠いのにプリント届けてくれたり、休んでた時の分のノートとかもちゃんと見せたりしてくれて、本当に頼りになるわ」
「そ、それは……それはみゆきさんが優しいからで……別に、かがみが特別なんじゃ…!」
自分が凄く嫌な事を言ってるのがわかる。実際にそれを言ってしまうほどに私は混乱していた。
「誰にでも特別優しいから…でしょ?きっと私だけじゃないわ。あんたのクラスの男子とか、もしかしたらつかさだって……」
「ッ…………」
嫌だ。
少しだけ、想像した。みゆきさんが誰かの恋人になるのを。たまらなく嫌だった。男子でも女子でも。
「……はい、これ」
俯き加減の私にようやく教科書を渡された。でも今の私の関心はそこには無い。
「かがみ…」
「さっきのは冗談。………でもこれで分かったんじゃない?自分に正直になりなさいよ」
よく分からない。頭が回りきらないうちに昼休みの終わりを告げるチャイムがなった。回りの生徒たちも自分の席、或いはクラスに戻っていく。
「ほれ早く戻んなさい。黒井先生でしょ?殴られるわよ」
「あ、うん……教科書ありがとうね、かがみ」
「………元々アンタのだけどね」
それもそうだった。苦笑いになりながら私は自分のクラスに戻った。

いつもながら同年代の誰よりも小さい背中を見送るかがみ。小さくため息が出てしまう。
(我ながらお人よしねえ…)
それにしても、とかがみは思う。こなたは普段は他人の恋沙汰なんて面白おかしく小ばかにするくせに、自分の事になるとまるで耐性が無い。…まあ人の事もいえないか。
(勉強会か…)
きっとつかさも居るだろう。だがあの2人の間につかさが入るというのは…ちょっと面白くない気がしないでもない。

かがみもまた厄介なことを言ってくれる。今やもうみゆきさんを直視するのがちょっとキツイ。
結局、授業にも集中できず、先生から何発もの拳骨を喰らうことになった。
「頭いたいよぉー…」
「こなちゃんすごく叩かれてたもんね…」
「保健室行きますか?」
放課後、ほとんどの生徒はもう帰り、私たちは決めたとおり図書室で勉強会の真っ最中だ。
「いや、大丈夫だよ。ありがとう2人とも」
正直、そこまで痛みは残っていない。ただ何となく気まずい感じが拭いきれないのでわざと大袈裟に騒いで見せているのだ。
「ゆきちゃん、この問題なんだけど…先にこっちを解いたらダメなの?」
「着眼点は悪くないですね。確かにそれならこの手の問題は早く解くことが出来ます。…でもその式はちょっと複雑でミスをしやすいので慣れるまでは……」
真面目にみゆきさんの言葉を聞き、しっかりノートを取るつかさ。今の私にはできないだろうな。
そもそも2人っきりは無理だと思う。みゆきさんへの思いは私自身まだよく分かってない。願わくば、今日はつかさに時間を稼いでもらって適度に濁したいと思っている。
日を改めて自分を見つめなおしたい、と私は考えていた。

RRRRRRRRRR....

突如、誰かのケータイが鳴り出した。昼も聞いた音、何か嫌な予感がした。
つかさは急いでケータイを取り出す。しばらくしてつかさの顔色が変わった。
「……ごめん、私もう帰らなきゃ」
「うぇ!?なんで!??」
「お母さんがちょっと体調崩したみたいなの。だから今日は帰って家の手伝いしなきゃ」
「え…大丈夫なんですか!?」
なんという絶妙なタイミング。というか明らかにおかしいでしょこれは。…まさか?
「ねえつかさ…誰からメール?」
「お姉ちゃん。…あ、かがみお姉ちゃんね」
やはり………ッ!
「仕方ありません、今日はこれくらいにしましょう」
「そ、そうだね!そろそr」
「ううん、私のことは気にしないで?それに、私ばっかりゆきちゃんに質問してたからこなちゃんに悪いよ。2人はそのまま続けて?」
「でも…本当によろしいんですか?」
「大丈夫だよ、そんなに深刻じゃないから!」
希望はほんの刹那だった。つかさは荷物をまとめ、さっさと帰ってしまった。ついに私とみゆきさんは図書室に2人きりとなってしまった。
「…続けましょうか。分からないことがあればなんでも聞いてくださいね?」
「う、うん…」

それからしばらくは真面目に勉強するしかなかった。問題が分かっても、分からなくても、どんどん進んでいく。
私もみゆきさんも一言も発さず、図書室にはペンが走る音だけが静かに流れていた。
チラッとみゆきさんの方をみる。普段から使われているであろう教科書は随所にメモやワンポイント等が見られ、いい意味で真っ黒に汚れていた。自分のそれは言うまでも無く白い。
(本当に勉強が好きなんだなあ)
何もかもが、自分と違っていた。外見もそうだけどそれ以上に中身が違う。勉強大好きでアニメにも興味ないし、全くといっていいほど共通点が無い。
それなのに。みゆきさんが、彼女と言う存在が…気になってしょうがない。
(素直に…か)
かがみに言われてハッキリした。自分はみゆきさんが好きだって。可愛くて優しくて。一見完璧なんだけどどこか抜けてる。そんなみゆきさんが…大好きだ
そんなことを考えていたのがいけなかった。ペンの動きが完全に止まっていて…それをみゆきさんに気づかれた。
「泉さん?」
「うおわぉ!?」
素っ頓狂な声をあげてしまった。しかしみゆきさんは気にならなかったようだ。
「やっぱり具合が良くないのですか?」
「え?」
「顔、真っ赤ですよ」
「嘘!?」
言われて気づいた。自分の顔が物凄い熱を帯びていることに。それを実感するとまたさらに過熱して行ってしまう。
「だ、大丈夫だよ!び、病気とかじゃないからさ…」
「……じゃあ、何故?」
「え……」
完全な静寂が訪れた。言葉につまり、何も言えなくなる。しかし心臓の鼓動だけはどんどん早くなってきた。
(素直に……)
素直……。………………言って、しまうべきなのかな…?
「泉さん?」
「あっ………」
限界だ。もう。胸がバクバクいってる。そのうち破裂してしまいそうなほどに。
……………言おう。その方が楽になれるハズだ。
「………み、み、みゆき、さん」
「は、はい…?」
口で大きく、しかし気づかれないように深呼吸する。いつも軽口言うようにすればいいのに、出来ない。
前髪で視覚をさえぎったまま、みゆきさんの目を見ることも出来ないで居る。
それでも、声を、言葉を、押し出すように私は口を開いた。
「私っ…みゆきさんの事が……っ!」

ガラララッ

(!?)
図書室の戸が開いた。その先に居たのは毎日顔を会わせていた人物。ゆーちゃんだ。すぐ後ろにはみなみちゃんも見える。
「あ、こなたお姉ちゃん、高良先輩!こんなところにいた!実は私たちもテスト勉強教えて欲しく…て……」
急にゆーちゃんの歯切れが悪くなった。きっと気づいたんだ。私たちの間に流れる、異質な空気に。
「…失礼しました」
後ろに居たみなみちゃんが、固まったゆーちゃんに代わって頭を下げた。そしてそのままゆーちゃんを連れ出し、静かに戸を閉めた…。

出かけていた言葉が死んだ。もうあれだけの勇気を振り絞るだけの体力は残っておらず、私は空笑いしながら力なくうな垂れた。
「泉さん」
「あ、いや。何でもないんだよさっきのは……」
暖かい手が私の頬をなでた。優しい手つき。何か懐かしい気もする。
「………私、泉さんが好き、です」
「!……」
目頭が一気に熱を帯びた。反射的にグッとこらえる。みゆきさんの表情はよく見えない。というか自分の前髪で遮ったままだ。
私は答えた。自分の抱えていた気持ちを。
「わ、私も……す、き…」


「本当によろしいのですか?泉さん」
「う、うん」
みゆきさんの膝の上に、向かい合わせになるように私は抱きしめられていた。そのため嫌が応にも視線が重なる。
最初は互いに躊躇っていたけど、気がつけばとても長いこと見つめ合っていた。
やがて目を瞑り、無言のままに私たちは、唇を重ね合わせていく…。
「んっ……」
柔らかく潤った唇だった。
「……んぅ…」
みゆきさんの抱きしめていない方の手が、私の胸や太ももなど、体中をを撫で回す。
一瞬、みゆきさんの口が離れた。
「…嫌なら、遠慮なく言ってくださいね?」
「うん、大丈夫…」
もう一度、口付けを交わす。更に今度はなんと舌を口内に滑り込ませてきた。流石にビックリしたけど、私は受け入れた。こちらからも積極的に絡ませていき、お互いの唾液をなんども交換していく。
…ここで凄く気持ちよくなっちゃって、この先の記憶はちょっと曖昧になっている。…多分この後もいろいろされたと思う。
でも、嫌じゃなかった。みゆきさんは、私のことをちゃんと見てくれて、気持ちよく導いてくれてくれたから。
(あ、そうなんだ…)
素直になる――こういうことなのかな……?
「…みゆきさん」
「はい?」
「ずっと、一緒にいてね?」
「…喜んで」
夕日の差し込む図書室で…あまりに子供のような少女と、あまりに大人っぽい少女が、いつまでもいつまでも抱きしめあっていた。





「…あれ?お母さん歩き回って大丈夫なの?」
「え、何が?」
「つ、つかさ!今から買い物行くから、ちょっと付き合ってくれない!?」
「ええ??」











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  • 訂正しました、ご確認下さい -- konayuki (2010-03-23 03:21:44)
  • 「まあ…大変ですね」
    なんという絶妙なタイミング。というか明らかにおかしいでしょこれは。…まさか?
    「ねえつかさ…誰からメール?」
    「お姉ちゃん。…あ、かがみお姉ちゃんね」
    やはり………ッ!
    「仕方ありませんね、今日はこれくらいにしましょうか」
    「そ、そうだね!そろそr」
    「ううん、私のことは気にしないで?それに、私ばっかりゆきちゃんに質問してたからこなちゃんに悪いよ。2人はそのまま続けて?」
    「分かりました。私自身、もう少しキリのいいところまで行きたいですし」

    の部分を、



    「え…大丈夫なんですか!?」
    なんという絶妙なタイミング。というか明らかにおかしいでしょこれは。…まさか?
    「ねえつかさ…誰からメール?」
    「お姉ちゃん。…あ、かがみお姉ちゃんね」
    やはり………ッ!
    「仕方ありません、今日はこれくらいにしましょう」
    「そ、そうだね!そろそr」
    「ううん、私のことは気にしないで?それに、私ばっかりゆきちゃんに質問してたからこなちゃんに悪いよ。2人はそのまま続けて?」
    「でも…本当によろしいんですか?」
    「大丈夫だよ、そんなに深刻じゃないから!」


    という風に訂正してほしいのですが、よろしいでしょうか? -- 144 (2010-03-22 02:04:20)