夕立ちの中で


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ミーン、ミンミン…ミーン…ジッ!
街は今日も暑い日差しが照りつける。それを煽るように、蝉が鳴き続ける。
「うぅ……暑いよぉ~」
暑さでぐったりしている こなた。今年の夏もインドア派なこなたは、バイトやイベント以外では極力、外に出なかった為、夏の暑さに免疫が無かった。一方、つかさはと言うと……

「もぉ~こなちゃん、ダラしないよぉ~! 」
と、こなたとは違い元気である。つかさは夏休みの間、毎日 四時間、家業の手伝いをしていた為に、日中の暑さには慣れていた。
御陰様でつかさの肌は、薄くではあるが、小麦色に日焼けしていた。
「うぅ……だって、暑いものは暑いんだもん! 」
「も~こなちゃんはしょうがないなぁ~♪」ナデナデ
ぐったりと、つかさの肩に寄りかかる こなたにつかさは頭を撫でる。
「あぅ~」
「えへへ♪」

でも、さすがのつかさも、九月に入ったとは言え、この残暑には勝てず………

「…ねぇ、こなちゃん、やっぱりマックで少し休もうか? 」
「あぁ~やっぱり、つかさも暑いんじゃん♪」
「えへへ~」


マックに入り、セットを注文して席に着くと、今年の夏の出来事を想い出して語り合った。
こうしているうちに時間は経ち、店を出る頃には、外の暑さも大分落ち着いていた。

「こなちゃん! 外涼しくなったね♪」
「だね~♪」

しかし次第に天候は悪くなり……
「ねぇ…こなちゃん……急に暗くなって涼しくなり出したけど、まさか」
「……そのまさかだね」

二人の予想は的中し、空からスコールのような土砂降りの雨が降ってきた。

こ・つ「走れぇ~♪」

二人は裏路地の屋根下へと走った。
「ハァハァ……こ、こなちゃん……走ったけど、濡れちゃったね」
「あはは、そだね! びしょ濡れだぁ~」
「はい、こなちゃん、タオルだよ? 」
「あ、ありがと~つかしゃ♪ ……でも、つかさの分が…」
「大丈夫だよ? 私はこなちゃんが使ったやつで拭くから」

「もぅ………つかさのエッチ///」


「えへへ……///」

二人はお互い同士を拭きながら笑った。

「ねぇ、つかさ。 一応拭いたけど、体温下がるといけないから、雨止むまで抱き合っていようか? 」
「え? ……うん、そうだね///」

ギューウ!

「えへへ、温かいね///」
「だね……つかさ……んっ///」チュ

「んぐっ!? 」

抱き合ったまま二人は、互いの体温を感じながら、深く長くキスを味わった。

………………
…………
……

「こなちゃん……雨、止んだみたいだね? 」
「……ん、うん…そだね」

しばらくすると雨もすっかり上がり、真っ赤な夕日が映えていた。
「ねぇ~つかさ、今日さ……泊まって行きなよ? 」
「え? ……いいの? 」
「全然良いって♪ それに明日は休みだしさ……それにさっきの続き……したいし///」
「もぅ……こなちゃんのエッチ///」
「えへへ///」

「じゃあ……行こっか? ///」
「うん♪」

雨上がりの街を背に、二人は手を繋ぎ、さっきまでいた裏路地をあとに家路についた。


  • END-




『夕立ちの中で』

おまけ -TELにて-

プルル…プルル……ガチャ!
かがみ「あ、つかさ? ……え? またなの? ……はぁ~はいはい、お母さんに伝えておくわ! 」ガチャ!

みき「かがみ、つかさからでしょ? 」

かがみ「うん、今日こなたのとこで泊まるって」

みき「うふふ、本当仲の良いカップルね♪」

かがみ「はぁ~……」

まつり「かがみにもそうゆう相手出来るといいのにねぇ~」ニヤニヤ

かがみ「…未だに彼氏の一人もいない、まつり姉さんに言われたくないなぁ~」

まつり「あ? 何か言ったカナ? かがみぃ~」ワナワナ

かがみ「ア、イエ…何デモアリマセン……」ガクガクブルブル


  • END-







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