まどろみのじかん


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まどろみのじかん


夜、ベットに入ってふと考える。

何時からだろう……、こなちゃんの事を見ているだけで胸がドキドキするようになったのは。

朝夕、おしゃべりしながら一緒に登校する時
授業中にうたた寝している時
お昼ご飯のチョココロネを食べている時

どんな時でも、心の中はマシュマロみたいにふわふわとして、とても心地好くって、ちょっと……切なくって。
夢の中でならもっとはっきりと、自分の気持ちを近付ける事が出来るのに……。

今日も……夢の中で会えると良いな……。
……そうだ、今日は一番お気に入りの『うさちゃんぬいぐるみ』を抱いて寝よう……。



夜、ベットに入ってふと考える。

何時からかなぁ……つかさの事をこんなに思うようになったのは。

ふとした仕草に、心奪われて
自分に向けられた訳でもないのに、さりげない微笑みに気持ち高ぶって
時々見せる真剣な顔が、ずっと忘れられなくて

どんな時でも、つかさの事を考えると、切なくて……つらくって……。
夢なんて、滅多に見ないけど、もし夢で会えたら……嬉しいな……。

なんで、人を好きになると、一人の夜が切ないのかな……。
……そうだ、父さんでさえ知らない、寂しいとき専用の『くまちゃんぬいぐるみ』を抱っこしていれば……大丈夫……かな?



―少しだけ勇気を出してこなちゃんに告白すれば
―ちょっと頑張ってつかさに告白すれば
―こなちゃんはちゃんと答えてくれる気がする
―つかさはきっと良い答えを返してくれると思う
―だけど……
―でもさ……

『それが、一番難しいんだよね……』
『どんな感じで切り出せば良いのかなぁ……なるべくなら自然な感じで……』
『……って、こんな事考えてる時点で、全然自然じゃないよ……』
『うーん……しょうがない、今日はもう寝ちゃお……』

『……神様。……私達に「特別な時間」を下さい……』
『……もし、すんなり話せれば……その後は……自分で……どうにか……しま……す……』

〔良い夢を期待して おしまい〕








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