『みんな、みきさんの掌の上』
「こなちゃん、あ、あのね」
「んー、つかさ何かな」
「そ、そのこなちゃんが私の事好きだという証に・・・ね」
「え(もしや、やっとキスくらいおkのお誘い?)」
「アホ毛さわさわさせて////」
「んーあのね、つかさ(ここでずっこけるのはつかさが可哀想カナ)」
「だめかな・・・やっぱり」
「いいよ、じゃあお返しはつかさのリボン結び直させて」
「え?」
「あ、やっぱりリボンはつかさのこだわりがあるから嫌なのカナ?」
「え、そんなことないよ、じゃあ先にわたしね、わあこんなに柔らかいのにちゃんといつも立ってるんだぁ」
「うん、単にくせ毛じゃ自分でも説明つかないんだヨ」
「えへ、でもかわいいからいいよね」
「さ、さて今度はわたしの番だネ、ってあれ?意外と難しいねリボン結ぶのって」
「そうかなぁ」
「でもつかさの髪もサラサラしていい匂いだねェ」
「うん、てへへありがとう
(うーんまつりお姉ちゃんのアドバイスなら、
きっとこなちゃんならつかさの唇もらっていいかなって誘ってくるっと言ってたのに、
こなちゃん意外と意気地なし)」
~ドアの前で~
「(あらあら、おままごとと言うかこの子たちは、
そもそもまつりにアドバイス求めるなんて畳水練と同じなのにつかさも相変わらずね)」
トントン
「「(どきっ)あ、はあいどうぞ」」
「はいお茶よ、それとこれは今朝つかさがこなたちゃんに『愛をこめて』焼いたクッキーよ」
「お、お母さん!?」
「あらだって私たちに焼いてくれたのはのはいつものクッキーだったし
その新作のクッキーはかがみにも味見させなかったじゃない、うふ」
「はわわ、おかあさん///」
「あ、そういえばががみに頼まれていたポッキーだけれど、
もしもつかさの新作が外していたらお口直しにね?」
「はわわだいじょうぶだよぉ、お母さん」
「そう?じゃあクッキーが成功ならポッキーは『女の子同士のゲーム』にでも使ったら?うふふっ」
「「!」」
「じゃあおじゃま様っ」バタン
「やっぱりつかさのクッキーはおいしいね、今日の新作もお店で売ってもおかしくないレベルだよ」
「はあよかったぁ、こなちゃんの口にもあって」
「(みきさん据え膳用意されて食わんば私の恥ですから)
でも甘みを押さえてくれたから、甘いポッキーもたべたいカナ」
「え?じゃ袋開けるね」
「つかさ(キリッ)」
「はわわ何?こなちゃん」
「ただ、『かがみんのおやつを横取り』じゃあポッキーにもかがみんにも申し訳が立たないから」
「あの、こなちゃん、ちょと顔が近いんがけれど」
「はいみきさんの言ってた『女の子のゲーム』をやってみよう(ひょい)」
「えええ、(ぱくっ)」
「折れたら私泣くからね、つかさ(ぱくっ)」
「ふぇええ(カリカリ)」
「ムフフ(カリカリ)」
「さてお夕飯の支度よね、結果は帰る時ちょっと玄関先で見送れば
こなたちゃんはともかくつかさの顔見ればすぐわかるわ、楽しみね、うふふ」
というわけで結果はもちろんみきさんにはちゃんとバレるのでした
※つかさとこなたの交際のきっかけについては、
柊家の掟 をご覧下さい
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- 236 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2012/01/23(月) 12:27:52.31 ID:N2svjwJAO
みきさん流石です
GJ!!!!!
237 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2012/01/23(月) 12:44:09.56 ID:CUv72PAB0
>>1-724氏
久々の投下御馳走様です!
こなたが進むごとにつかさは体が知らず知らず傾いていって
唇が重なる頃にはきっとこなたが押し倒したような形に…
かがみ「ちょっと!また私のポッキーとったでしょ!?」
まつり「だーから私じゃないって!!」 -- 名無しさん (2013-09-14 16:37:21)
最終更新:2013年09月15日 18:02