「柊家の掟 終章」(抄)


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『柊家の掟』シリーズの終章です。
こなたとつかさが互いが一生のパートナーになるための試練とその結末です。
■注意:これはらき☆すたつかさ×こなたの百合二次SSというより百合カップルSSを書いてると、百合の二人は最後はどこに向かうのだろうと思う百合観を書いた物です。ですから「らき☆すたキャラでやる必要ないじゃん」というご批判はもちろんお受けいたします。ほんわかイチャイチャしている二人を書いているうちに、こなたが一人娘という足枷をどう解決するのかにいたってしまいました。
この終章を考えたのはかなり前で、「柊家の愛情」で暗示して終わるつもりでしたが、やはりきちんと二人はどうやって寄り添っていくのかきちんと終わらせたかったのです。
書いたものはとても暗く、生々しいので、スレに直接投稿を避け、ここにあらすじのみ発表しておきます。最悪の中の最善の選択で、こなたとつかさにとってはともかく、柊家にとっては決してハッピーエンドではありません。






「柊家の掟 終章」(抄)



 つかさが料理学校を卒業した日みんなでそれを祝ったあとつかさの姿が消えます


 納得出来ないこなたは毎朝鷹宮神社に願掛けをしに参拝します
そしてつかさの気配を鷹宮神社に感じ、いつか姿を表してくれると信じて毎日参拝を続けます

 凍えるような強風の霙の朝、唇が紫色になってもじっと祈りを捧げるこなたに根負けしたみきさんが声を掛けます
そして本殿の奥、神器とご神体が祭ってある前で2つの難題を告げられます

 ひとつはつかさをある意味裏切る行為ではあるけれど、こなたが一人娘である以上避けられない果たさねばならない宿命
 もうひとつはつかさ自体が巫女としての神憑り的な力を授かってそれを封印していること、それを護る故に二人がどんなに愛しあっても肌を重ねあう事は許されないこと、もしそうなったらつかさは絶縁され二度と柊家の誰にも会えなくなること、そして鷹宮に本当の危機が迫った時その危機から鷹宮神社と氏子を護るために、巫女の力を封印を解いて開放した時、つかさの人格も砕けて消えてしまうかもしれないこと

つかさは今、独り立ちして生きているだけの生活の糧を得られるだけの料理の腕と、巫女としての修行を普通立ち入れない神社の奥で行なっていること

 つかさの修行が終わり、こなたがそれでもつかさと人生を共にする決意と、こなたの宿命へのきちんとした答えを用意できるまでつかさとの面会は、つかさとこなたが将来について話し合うためにのみ、みきが許す時間に限って襖一枚隔てて会話を交わす事のみ許されることになった


 そうして時を経て、つかさこなたの出した結論

 こなたの宿命を果たす方法は、つかさと同じ血を分けた子供がほしいという二人の望みでみきさんが一番重い悲しみを負うことを母の愛情で耐えて解決します。その後二人は精神的な純愛でお互いをパートナーとして暮らします

 人工授精での受胎を申し出るこなたとつかさ

 しかしみきは、もし子供が何か生きることや人を愛する心の悩み、体のことで悩んだ時、親としてきちんと答えられるのかと問います。血の涙を流しながらただおを説得し、異性間の生命の契りを交わさせます。こなたはつかさに一番近い血のつながりのある子供を受胎し女の子を産みます

 またこの時つかさはこなたと共に泉家を訪れそうじろうにも二人の出した結論を話し、つかさはそうじろうの子供を授かりたいと申し出ます
 しかしそうじろうは、それはつかさのこなたの負担への償いの気持ちのほうが大きいと察して、つかさには姉妹が三人いるから一人娘のこなたとは事情が違うと拒みます
 そして自分とかなたへの負い目やみきさんの問いかけへの答えではなく、こなた自身の意志でそうじろうとかなた、そしてつかさとおなじ血を繋げてゆく子供がほしいというこなたの意志である事を確認して柊家の判断に委ねます


 ただしこの解決方法はあまりにも柊家の他の家族にも過酷で、いのりとまつりはそれでも最悪の中の最善だと和解しますが、正義感の強いかがみはどうしても気持ちを整理できず、つかさとこなたとは絶交状態になります。これは特につかさにとっては余りにも大きな代償です


 ところが暫くして、かがみが身に覚えなく生命を宿し、ひっそりと世間に知られることなく女の子を産みます
それは生物としての人間にありえない短い期間で臨月になり、ある朝かがみが目覚めたら女の子がかがみの乳房を口に含んでいて、寝具はもちろん下着さえも全く汚れていないというありえない出産でした

 僅かな期間の授乳で育ったその子が乳離れした時、かがみの身体は全く元の状態に戻っていました、幸い長期休暇をはさんでいたのでなんとか元の生活に戻れる期間のブランクでした
 そのことも手伝って流石にかがみの私生児にするわけにはいかず、みきの第5子という事で戸籍上の手続きは終え、みきが育てることになった
かがみは母親と名乗れない事を代償に元の生活に戻ります

 かがみが授かった子はつかさと同じく巫女の力をもっている。しかもただおとの間に受胎して、みきの胎内で巫女の力を授けられたつかさよりも、最初から神様の力で作られた子供なのでその力はより強い。そしてつかさは新しい巫女の誕生で巫女の務めを終えたということになる

 みきはかがみを抱きしめながら、かがみの子もいずれ誰かを愛する時が来る、その時にはこの子もつかさやこなたのように、巫女としての宿命とパートナーとの愛情の間で葛藤し立ち向かう。それでもかがみには、愛を貫くためにつかさとこなたが選んだ選択を許せないかと優しく諭す
 かがみはみきの腕の中で自分の頑なな考えを神様が正すために私に巫女を授けたのかしらと思う

 しかし鷹宮神社の神様はなかなかお茶目です
やがてこなたの娘とこのかがみが授かった巫女が恋に落ちるのです

 そしてその頃には女性同士の卵子を結合させて遺伝子を交換させて受胎も可能なくらいに生殖医療も進歩しているかもしれない

え?さらりと流してるけれど、「こなたの娘の父親」はただおであり、かがみと神様の子供だから少なくともかがみの娘の「祖父」はただお。仮にかがみの躰の中で生命を何らかの形でかがみの組織から発生させたのなら生まれた巫女の躰は遺伝子的にはかがみの自身でありただおは「父親」……その二人の卵子同士での子供だから問題ないかって?


かがみの娘は神様の子供です、初生からかがみの胎内を一時的に借り、育てるために柊家に預けただけです、かがみは代理母のようなものです

それに、もしかがみの細胞から発生させたとしても神話の時代から近親者の遺伝子交換は・・・そうです、現代の神話なんですから問題ないのです(おい






※つかさとこなたの交際のきっかけについては、柊家の掟 をご覧下さい

『柊家の掟』シリーズは1-724氏作者ページから時系列順にアクセスできます


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