罰ゲーム


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「スー…スー…」
「つかさの寝顔…可愛いなぁ~」

私の家でつかさと二人でマッタリ過ごしてる日曜日。
お昼になってかなり眠気が出来てたらしいつかさは今私のベットを借りてスヤスヤと眠っている。
眠くなった原因が、今日1日私とベッタリするのが楽しみで昨晩興奮して眠れなかったからって
いうから笑ってしまう。
「つかさの髪の毛~、つかさの頬っぺた~」
布団を掛け直してあげた私は寝顔を眺めてるだけじゃ飽き足りなくなって
ここぞとばかりに無防備なつかさの髪を撫でたり頬っぺをツンツンしたりして悪戯してしまう。
…だけど…結局は少し開いた唇に目が行ってしまう私って一体…。

一方的にするのは卑怯かもしれないけど、つかさとのキスなんて今までに何度もしてるしいいよね?
私はそう思いながら目を閉じると自分の唇をそっとつかさの顔に持っていった。

「ふぁ…こなちゃん…?」
「!?」
その時突然の声を掛けられてビックリして目を開けると…起きてしまったつかさが不思議そうに私の顔を覗き込んでた?
「つっ、つかさ!?あのっ、えっと…」
慌てて言い訳しようとするけど上手く言葉が見つかれない。
「私完全に眠っちゃってたんだ…」
でも肝心のつかさはトロ~ンとした表情でのん気そうにまぶたをグーで擦ってた。

あれ?もしかしてつかさ…気づいてない?
「そ、そうだよ。全くつかさはしょうがないなぁ~」
「えへへ…ごめんね」
申し訳なさそうに謝ってくるのを見て私はホッと胸を撫で下ろした。

「ねえこなちゃん…なんかまだ眠いしもう少し寝ててもいい?」
「え?うん、いいよ…って、うわぁ!」
今日は時間もまだたっぷりあるし大人しくつかさの可愛い寝顔を観察しようと思ってると
いきなり腕を掴まれてそのままベットの中へ引き入れられてしまった。
そして二人の体に布団をかけるとそのまま抱き枕みたいにしてくる。
「つ、つかさ…」
「だってこなちゃんと一緒に寝たいんだもん…ダメ?」
つかさ…その子犬みたいな目は反則だよ…とても断れそうにないよ…
まあ、嫌じゃないけどね。

「まあ、いいか。それじゃあ仲良く二人でお昼寝しちゃおう」
「ありがとぉ~」
途端につかさは大喜びして更に体を密着させてきて、
一回り小さい私は包み込まれるようになって身動きが取れなくなってしまった。
う~ん、やけに強く抱きしめてくるな~
これじゃ私は苦しくて眠りにくいかも…
そう思ってると…


「ねえこなちゃん」
「うん?何?」
「…さっき私に何しようとしてたのかな?かな?」
「うっ…」
や…やっぱり気づかれてましたか。

意地悪そうな目で問い詰めてられてきて思わず逃げそうになるけど
つかさにがっちりと体を包み込まれててとても離れそうになかった。
もしかしてつかさ…私を逃がさない様に抱き枕にした?
「ご、ごめんねつかさ」
「ダメ~許してあげない~」
キスなんて今更だし素直に謝れば許してくれると思ったけど
つかさは悪戯っぽく笑いながら意地悪してきた。




「じ、じゃあどうすれば許してくれる?」
「えっとね…私がいいって言うまでずっと私を目を合わせたままでいてくれたら許してあげる」
「…?…うん、それ位なら別にいいけど」
つかさったら随分変なお願いしてくるなぁ。
でもそんな簡単な事で許してくれるのなら御安いご用だろうと思ってOKしたんだけど…
…正直甘かったです。すいません。

「それじゃあ今からスタート」
つかさの開始宣言で改めてつかさの目を見たんだけど次の瞬間には思わずそらしてしまいそうになってしまった。
…だってつかさったら頬を上気させた恋する女の子な表情でじっと私を見てくるんだもん…。
そんなつかさと視線を絡め合わせてたらとてもじゃないけど頭がもたないよ~

「…っ……」
さっそくそらしそうになるのを何とか耐え抜いて体勢を整えかけた所で…

いきなりつかさは私を目を見ながら
「こなちゃん…大好きだよ♪大大大好き♪」
って感情をたっぷり込めたあま~い言葉を投げかけてきた。

「…ぶっ!」
面と言われて恥ずかしさのあまり思わずまた目を背けそうになるのを必死にこらえる。
「真っ赤になってるこなちゃん可愛い~♪」
つかさは真っ赤な顔で自分を見ている私が面白くて仕方ないようだ。


「所でこなちゃん…」
「…な…何さ」
「私、こなちゃんの事が世界中の誰よりも一番好き♪」
「…ぶっ、ぶぅう!!」
恥ずかしさと嬉しさで体がビクンビクンってしてしまって思わず顔を少し背けてしまう
けど目線は外す訳にもいかないから結果的に流し目でつかさを見る様な形になってしまって
更につかさを喜ばせる事になってしまった。

「あれれー?こなちゃんはどうしちゃったのかなー?私の大好きなこなちゃんはー」
「つ、つかさぁ~」
つかさって…もしかしてドS?

ダメだ…こんな事を続けていたら頭が変になっちゃうよ…こうなったら…
「ねえ、つかさ…」
「何ー?」
「わ…私も…私もつかさが好き。優しい所も可愛い所もちょっとドジな所も…全部ひっくるめて大好きだよ」
「っ…はうぅっ!」
思い切って攻撃に出てみると効果抜群だったみたいで
つかさは真っ赤になって布団の中に隠れてしまった。

そして顔の上半分だけピョコンと出して上目使いにこっちを見てくる。
「つかさもちゃんと私も見ないとダメだよ~」
「わ、私はいいの!これは勝手にキスしようとしたこなちゃんへのお仕置きなんだから」
「つかさが目を逸らしてしまうのなら私も目を合わせることが出来ないじゃ~ん」
「うぅ…」

そう言うとつかさは仕方なく布団から顔を出してきた。
「つかさ可愛い♪愛してる♪」
「ひゃぅう!」
そしてまたピョコンと布団に隠れてしまう。

「こなちゃん、キスの事は許してあげるからもうこれ位で止めようか?」
「ダメ~」
うわっ、いつの間には主導権は私に移っちゃってるよ。

…それにしても恥ずかしそうに目を合わせてくるつかさを見てると
愛おしさで胸が一杯になってしまう。
正直やばいよ…

「…ねえつかさ…起きてる今だったらキスしてもいい?」
「ふぇ? ……うん…いいよ…」
私の言葉につかさは再び布団から顔を出してきて、真正面からお互いを見つめ合った。
今度は自然に視線を絡め合わせてたまま幾分かの時が流れる。
「つかさ…好き…」
「私も…こなちゃん大好き…」
なんでだろう…凄く照れくさい事言われてるのに今度は全然目を背ける気にはならない…
私達は照れ隠しに少し笑い合うとゆっくりとお互いの唇と重ね合わせた。



『チュ、チュ…』
会話も無く静まり返った部屋の中で水分を含んだキスの音だけが木霊する。
つかさの唇…あいかわらずマシュマロみたいに柔らかいなぁ…

そうだ、罰ゲームはまだ終った訳じゃないしちょっとつかさの顔見てみようかな…?
そう思ってキス中だったけど好奇心から目を開けてみると…
視界いっぱいに、恥ずかしそうにしながらもじっと私を見ているつかさの顔が広がった。
『むぐっ!?』
お互い、こんな状況の中で目が合ってしまった事にちょっと驚いてしまう。
(ちょっちょっとつかさ!こんな時に何見てるのさ!)
(だってキスしてるこなちゃんの顔、可愛いんだもん。こなちゃんこそ恥ずかしいから目を閉じてよ~)
(私は罰ゲーム中だからいいの)
アイコンタクトでそんな会話をやり取りしながらも
ちょっとした悪戯心から自分の唇の隙間から少し舌を出してつかさの唇をペロッと舐めてやった。
つかさはビックリした様子で目を見開いてる。
「♪~」
ニヤニヤしながらつかさを見てると、今度はつかさがいきなり舌を軽く入れてきて
私の唇の裏をペロってして引っ込めた
「むふっ!」
今度は私がびっくりする番で
それを見たつかさはちょっと得意げな目をしてる。

つかさは私を逃がさないように抱き枕をしている力を強めてきたけどお生憎様、
私だって満足するまでつかさを離してあげるつもりはさらさ無いよ。

「むふ~♪」
「むぅ~♪」
私達は唇を重ね合わせたままお互いを見詰め合うと微笑みあって、
今回の連続キス時間は今までの中で群を抜いて最高記録になってしまった。


「お、お姉ちゃん達…」
みなみとのデートから帰ってきたゆたかは、ベットで抱き合ってグッスリ寝てる二人を見て顔を真っ赤にした。
『(チュ…チュ…)』
「こ…これって…少し顔を離してあげた方がいいのかな…?」
凄い事になってる二人を前にゆたかは本気で悩んでしまう。
…別に普通に抱き合って寝てるだけだったら
見てる側にとってもちょっと恥ずかしいけど微笑ましい光景で別に悩むほどじゃない…
でも今の二人は…
『スー…スー…(チュ…チュ…)』
お互いの顔の距離がほとんど0になってて呼吸もピッタリなせいで
一呼吸するたびに二人の唇が1ミリ程度離れてまたくっ付くのを何度も何度も繰り返してる。
多分本人達は気づかないだろうけど二人がしたキスの回数は1000回を軽く超えているだろう。

「…何だか二人とも幸せそうだしこのままにしてた方がいいのかな」
二人だけに世界にとても踏み込めそうにないと判断したゆたかは
自分が耳まで真っ赤になっているのを感じながら部屋を後にした。





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  • チェックメイト☆ -- 名無しさん (2010-03-11 01:01:40)
  • て、テメー!俺を殺す気か!? -- 名無しさん (2009-02-17 00:38:58)
  • なんだこれwwwwwwww
    作者は俺を萌え死にさせる気かwwwwww
    もうこれギネス認定じゃね? -- 名無しさん (2009-02-01 03:47:25)
  • ゲホゴホッ、砂糖吹いた…萌え死んだ -- 名無しさん (2009-01-29 08:25:27)