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燃料生産地
要点:・油田・精錬所
周辺環境:・人里はなれた自然
「藻」からもガソリンが取れますよー
・・・・・はぁ?
宰相藩国での会話
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宰相藩国。というよりアイドレス全体は度重なる戦闘で燃料危機に瀕していた。
油田では限界まで採掘ペースを上げているたが、それだけでは追っつかない程の消費量に、宰相も各国藩王も頭を痛めている。
何か。何か無いか。生産量を上げる良い方法は・・・必死に精製技術や新規油田開発が行われている端っこで、意外な技術が誕生していた。
「藻」からの燃料採取である。
一般的に植物から燃料というと、バイオ燃料(エタノール)と思われがちだが、これは原油が精製可能であった。
宰相藩国研究者は、藻からガソリンを精製する新技術を発表。
直ぐに技術化研究が進められ、その結果【実用に耐えるだけの燃料を得られる】という事が判明した。
専門的に言えば、藻からの精製ガソリンはオクタン価91以上という驚異的数値を叩き出している。
通常のレギュラーガソリンが89以上と規定されている事を鑑みれば、燃料として遜色ない出来である。
宰相府はこれを受けて、藻の大量栽培を開始。
藻は泥水でも育つということで、油田近くの池から貯水池に至るまで、その規模はかつて類を見ない大規模なものとなった。
勿論、精錬所は人里離れた場所に建設されている。藻は安全でも、その生成物はそうでは無いからだ。
油田より効率が悪く手間こそ掛かるが、従来の精錬技術をそのまま流用出来るため、この技術が燃料問題解決の一助となった事は間違いなかった。
※技術参考URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/30/news021.html