メインシナリオ:裏切り者のマジック・ショー:「裏切り者へ、弾丸を」


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会場に響き渡る、一発の銃声。
その弾丸はリリィをとらえ、彼の白い装束に赤い花を添えた。

倒れこむリリィ。
会場からは大きな悲鳴が上がり、人々は混乱し、逃げ惑う。

その騒ぎに紛れて、君が会場から逃げようとしたとき、
真っ赤な髪で片目を隠した、
大きな三白眼をした男・・・ピピリが、
君の隣のシートに腰かけながら、ステージを指さす。

「見てろ」

ステージに目をやれば、・・・君は、目を疑うかもしれない。

さきほど、たしかに君が撃った弾丸を、
その身に受け、倒れこんだリリィの腕が、
人差し指を立てる形で、ひとつ上がっている。

そうして、注目するように示したかと思うと、
リリィの上半身はせりあがり・・・
そのまま背中から起き上がるようにして、立ち上がった。

リリィは髪をかきあげて、微笑む。
会場からは狂乱のような歓声が上がる。

『ホワイトリリィ、万歳!』

彼、ホワイトリリィは、不死身なのか・・・?
いや、そんなことがこの町で有り得るのか、
彼の身に起きた"奇跡"とは、一体何なのか、
彼の正体は・・・。

「──さて、逃げるぞ」

気づけば、ガードマンたちが席を乗り越え、近くまでやってきていた。
飛んでくる銃弾を避けながら、君はピピリの後を追い、車に乗り込んだ。