メインシナリオ:裏切り者のマジック・ショー:「依頼人、登場」


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(撃ったが、外れた場合)

──会場に響き渡る、一発の銃声。
一斉に、会場の視線が君に注がれる。
リリィは目をまんまるくしたまま、君のことを見ている。
ミス・フルールは素早く係員によって避難させられた。

司会はわめきたてる。

「おおーーーっとこりゃあどういうことだ!?
 そこにいるのは(スイーパーの二つ名)じゃあねえか!」
 リリィに真正面から喧嘩を売りにくる何ざぁキモが座っていやがんなあ。
 こりゃあおもしろいシナリオになりそうじゃねーか!なあ、・・・ちょっおい、なにすんだ」

司会はそのまま舞台から無理やり下ろされる。


(以後のシーン、そもそも撃たなかった場合もこのシーンへ)

リリィが口を開こうとした瞬間、
──銃声が、もう一度鳴り響いた。

その弾丸はリリィをとらえ、彼の白い装束に赤い花を添えた。
銃弾を撃ったのは・・・君の少し離れた席にいた、──ピピリだ。

彼は君をみて、口の端をあげてにやりと笑った後、
「見てろ」と、ステージを指さした。

ステージに目をやれば、・・・君は、目を疑うかもしれない。
さきほど、たしかに君が撃った弾丸を、
その身に受け、倒れこんだリリィの腕が、
人差し指を立てる形で、ひとつ上がっている。

そうして、注目するように示したかと思うと、
リリィの上半身はせり上がり・・・
そのまま背中から起き上がるようにして、立ち上がった。

リリィは髪をかきあげて、微笑む。
会場からは狂乱のような歓声が上がる。

『ホワイトリリィ、万歳!』

彼、ホワイトリリィは、不死身なのか・・・?
いや、そんなことがこの町で有り得るのか、
彼の身に起きた"奇跡"とは、一体何なのか、
彼の正体は・・・。

「──さて、逃げるぞ」

気づけば、ガードマンたちが席を乗り越え、近くまでやってきていた。
飛んでくる銃弾を避けながら、君はピピリの後を追い、車に乗り込んだ。