グラサン少女シリーズの登場人物一覧

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|BGCOLOR(red):&bold(){ネタバレ注意}| &bold(){グラサン少女シリーズの登場人物一覧}とは、小説[[グラサン少女シリーズ]]に登場する人物の一覧である。 *人間 :夕波 みつき| 本作品の主人公。やや長めの黒髪ストレートで、背が低い。 母親(夕波ひより)譲りの頭脳派で、観察眼が鋭い。また好奇心も旺盛。 誕生と同時に母親を失っているため(父親が死ぬまでは、母親は失踪した、ということになっていた)、父親(夕波まこと)によって育てられてきた。 大学時代に初めてできた彼氏は、注目株のアイドルの八条はじめ。 本編は全話に渡って登場。外伝では名前のみ。ちなみに漢字で書くと「夕波美月」である。 **大学生時代の友人たち :水原 月夜| 高校生時代より、夕波みつきを付け狙っていた男。夕波みつきの1歳下で、高校・大学が同じ。 長身で黒髪の短髪に、銀のフレームのメガネをかけている。 時折見せる微笑は、自他ともに「不気味」で、どこか近寄りがたいオーラを放っている。 夕波みつきを遥かに上回る、作品中でもトップレベルの頭脳派で計算高く、常に「秘密のメモ帳」を携帯している。 偽の心霊写真を作っていたことがあり、写真やその加工技術は高く、機械にも強い。 父親を早くに亡くしており、母親の手1つで育てられてきたが、母親は過労のために錯乱しており病院に入れられている。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。外伝では主人公として扱われている。 :大海 なぎさ| 夕波みつきの大学生時代からの親友。青みのかかった長い髪をポニーテールにしている。 背は夕波みつきより少しだけ高い・・・が、夕波みつきが低すぎるために、平均身長よりは下。 おおらかな性格で、場を和ませる言動から、蒼谷ゆいにかなり恋心を抱かれている。 一方で、カメラのことになると人が変わったようになり、目つきが鋭くなる。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 :蒼谷 ゆい| 夕波みつきの大学生時代からの友人。いわゆるチャラ男に近い服装をしている。 顔が女性寄りで、おまけに名前が男女どちらでも通用するところから、女に間違われることにコンプレックスを抱いている。 どちらかと言えば運動系で、頭脳派ではなく、時折後輩である水原月夜に軽くあしらわれる。 大海なぎさに一目惚れしていて、結婚も意識している。本人曰く「俺のお姫様」。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 :八条 はじめ| 夕波みつきの大学生時代の彼氏。現役アイドルとして活躍している優男。 夕波みつきに一目惚れして付き合いだしたものの、芸能人生活と学生生活の間の多忙さと、本人の浮気癖があり、1年もしないうちに別れてしまう。 自分勝手なところがあり、強引さも見せることがある。 「星の王子とグラサン少女」に登場。 **夕波家 :夕波 まこと| 夕波みつきの父親。フリーのカメラマン。写真と家族を何より愛している。 元貴族の家系の生まれだった烏丸ひよりと出会い、駆け落ち。 夕波みつきが誕生するが、同時に妻を失い、男手1人で夕波みつきを育てた。 夕波みつきが高校に進学する直前に、交通事故によって死亡している。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「太陽と月とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 :夕波 ひより(旧姓:烏丸 ひより)| 夕波みつきの母親。元貴族の烏丸家の生まれで、とても病弱。 髪は金の長髪で、外を出歩くときは常に麦わら帽子を被っている。 両親の反対を押し切り、お気に入りの海辺で出会った夕波まことと駆け落ちする。 夕波みつきを産むと同時、病弱だったために、そのまま亡くなってしまう。 「太陽と月とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 **烏丸家 :烏丸 祐一郎| 明治時代の貴族、烏丸家の若き当主。爵位は公爵。いつも黒い執事服のようなスーツを着ている。 若くして治政の腕が高く、治める民からはかなり慕われていた。勉学・武術の心得も持っていた。 しかしながら、謎の病気「烏丸家の呪い」によって20代で死去している。 唯一の妹である烏丸まひるのことが気がかりであると、死亡した後も幽霊となって屋敷に住みつく。 夕波みつきは、いくらか遠いが子孫であり、妹の面影があることから、夕波みつきを家族と思っている。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」以降に登場。 外伝でもいくつか登場している。 :烏丸 ひより| 「夕波 ひより」を参照。 :烏丸 まひる| 烏丸祐一郎の妹。烏丸祐一郎曰く「夕波みつきにそっくり」。 当時はとても貴重なカメラを、烏丸祐一郎が持ち帰った際に、それに興味を示し、以降カメラに没頭する。 烏丸家のカメラ好きの発端となった人物。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :結城(本名不明)| 烏丸家に代々仕えている執事。 「太陽と恋とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 (ただし、2作品に登場するのは同一人物では無い。) **右京家 :右京 こまち| 代々、幽霊討伐・悪霊退治・解呪といったことを専門としてきた右京家の若き女当主。 紺色を貴重とした和服に身を包み、腰下まである長く黒い髪を持っている。 非常に強気な性格だが、弱い一面も時折見せることがある。 右京家に伝わる武器「妖刀【影桜】」と「魔束帯と呼ばれる包帯の1種の【紫炎帯】」を使用する。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 外伝では、水原月夜とともに主人公を担う。 :紅天聖(本名不明)| 右京家の初代当主。 異界出身の人間の剣士で、他の人間とともに、横暴な圧政を行う【九神霊】たちに反乱を起こした、その首謀者。 【九神霊】との戦いのときには、「紅蓮の英雄」という通り名で呼ばれていた。 一時は戦いで重傷を負ったが、恋心を抱いていた【美麗帝ユニカ】より力を分けてもらい、戦いを続けた。 後に、人間界に渡り、その地で、異界と人間界をつなぐ黒い穴を管理するために屋敷を建てた。 使用していた剣は、現在子孫である右京こまちが使用している「妖刀【影桜】」である。 外伝にのみ登場。 **警察関係者 :白河 忠志| 凄腕の警察官。地位は警部。背が高く、がっしりとした身体の持ち主。 清宮山での遭難殺人事件をきっかけに、夕波みつきたちと交流を持つようになった。 実直な性格ではあるが、通常なら部外者を入れない事件現場に夕波みつきを入れるなど、優しさも持ち合わせている。 「星の王子とグラサン少女」(名前は出ていない)、「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「白河天皇」から。 :高倉 なみ| 白河忠志の後輩で、警部補。インテリそうなメガネをかけている。 同僚の鳥羽義政をいじめるのが好きだが、実は結婚前提で付き合っていた。 小説を書くことが好き。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「高倉天皇」から。 :鳥羽 義政| 白河忠志の後輩で、高倉なみの同僚。巡査長。 軽薄な性格で、自身を「300年に1人のサーフィンの逸材」と言うが、実際はネットサーフィンのことを指している。 高倉なみに半ばいじめられるように扱われているが、結婚を前提に付き合っていた。 しかしながら、元々は清宮山の徒然荘で働く枕崎早子と付き合っており、浮気していたため、枕崎早子とその兄に殺害されてしまう。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は「鳥羽天皇」から。 :亀山 弦一| 白河忠志や高倉なみ、鳥羽義政の後輩。寡黙で、どこか達観したような目を持っている背の高い男。 その言動は謎に包まれているが、何故か妙に信憑性のあることから、白河忠志などからはある程度の信頼を寄せられている。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「亀山天皇」から。 :栗山(本名不明)| 白河忠志の後輩。隠れ家にしていた倉庫の番をしていたところ、同僚の椎名に殺害される。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :椎名(本名不明)| 白河忠志の後輩。銃の腕前がある。 隠れ家にしていた倉庫の番をしていたところ、ミニョルフに操られ、同僚の栗山を殺害する。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :九条院 相汰| 警察の内部事情に詳しい謎の燕尾服の男。 父親が警察上層部の人間であり、白河忠志とは子どもの頃に面識がある。 「はじまりの魔法とグラサン少女」以降の作品に登場 名前の由来は近衛天皇の后・・・だからと言うわけでは無い。 (特別出演扱いであり、元の人物は、原作者[[進藤リヴァイア>リヴァイア]]の「[[CMOMラグナロク]]」の「空鷹アイダ」) **国家国防省関係者 :進藤 竜一| 国家国防省の長官。水原月夜に劣らない背の高さの持ち主。 フレームの無いメガネをかけていて、いつも黒いビジネススーツを着ている。 夕波みつきを殺して世界を救う、といった発言を繰り返している。 「幽霊公爵とグラサン少女」(名前のみ)、「はじまりの魔法とグラサン少女」以降の作品に登場。 :大海 なぎさ| 一時期、国家国防省に所属していたが、後に反逆。 「大学生時代の友人たち」の「大海 なぎさ」を参照。 :魔神ミニョルフ| 「九神霊」の【魔神ミニョルフ】を参照。 :椎名(本名不明)| 「警察関係者」の「椎名」を参照。 **枕崎家 :枕崎 紀之| 清宮山スキーエリアに徒然荘というロッジを構えている男。 白河忠志とは小学生時代からの親友(悪友?)。 雪女の伝説のある山にロッジを建てたことは良いが、度々吹き荒れる吹雪に頭を悩ませている。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」と土佐日記の作者「紀貫之」。 :枕崎 早子| 枕崎紀之の娘。メガネっ子で、おっとりとした性格。 かつて鳥羽義政と付き合っていた。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」。 :枕崎 兼好| 枕崎紀之の息子で、枕崎早子の兄。冷徹だが、料理の腕は高く、一流の料理人を目指して有名ホテルで修行をしていた。 徒然荘の料理人として父である枕崎紀之に連れ戻されて以来、家族や仕事に対する不満があった。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」と徒然荘の由来になった古典「徒然草」の作者「吉田兼好」。 **その他の人物 :牧山 まきた| 烏丸家の屋敷に侵入して、隠された財産を奪おうとした泥棒。 烏丸祐一郎の前にあっけなく退散した。 「幽霊公爵とグラサン少女」に登場。 :榊(本名不明)| 夕波ひよりと同じ病院に入院している50代後半の男性患者。 深刻な病気を患っているにもかかわらず、病院の裏の林でよくタバコを吸っている。 「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 *人間以外の霊体 **【九神霊】 :【神霊王ディオリス】| 【九神霊】の頂点に君臨する、霊体の最高神。過激派。 【九神霊】に反発する人間たちを恐れ、【はじまりの魔法】(【烏丸家の呪い】)を生み出した張本人。 数話に、名前のみ登場。 :【魔神ミニョルフ】| 紳士服に身を包んだ、猫顔の男。【九神霊】の1体で、過激派。 右京こまちの父親である、右京家先代当主を殺しているが、一方で人間であるはずの進藤竜一と協力体勢を持っており、 内側で何を考えているか非常に捉えにくい人物。 【魔神レニオル】と姿は瓜二つであるが、微妙に異なる。 本編「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【魔神レニオル】| 紳士服に身を包んだ、猫顔の男。【九神霊】の1体で、穏便派。 人間の可能性を信じ、協調姿勢を持つべきだと主張する穏便派の筆頭。 失踪した【魔神レニオル】を探すため、人間界に現れたところに、水原月夜が偶然居合わせ、 以降しばらくの間、水原月夜と行動を共にする。 【魔神ミニョルフ】と姿は瓜二つであるが、レニオルの右目の下には大きな切り傷がある。 本編「遭難事件とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【獣神霊ヴァンネル】| 【九神霊】の1体で、霊体の中でも数少ない”竜人族”を、取りまとめる武人。傍観派。 【九神霊】のなかでは霊力がもっとも低いが、戦闘民族である竜人族であるため、武器を用いた戦闘を得意とする。 他者との付き合いをあまり好まないため、森の奥にある小さな小屋で生活している。 かつては【堕天使グローチェリア】と協力体制を取っていたが、【呪曹カロッサ】に仲間を人質にされ、過激派の肩入れをしてしまっている。 外伝に登場。 :【堕天使グローチェリア】| 【九神霊】の1体で、天使が着るような白衣と、悪魔がつけているような漆黒の翼を持った男。穏便派。 【魔神レニオル】が異界を留守にしている間、穏便派の代表的人物として活動している。 ファッションにこだわりがあり、いつも黒いスーツを着ている友人の烏丸祐一郎に、よく純白の服を勧めている。 「はじまりの魔法とグラサン少女」、外伝に登場。 :【美麗帝ユニカ】| 【九神霊】の1体で、【九神霊】のなかではもっとも人間に近い、美しい女性の姿をしている。穏便派。 遥か昔、人間と【九神霊】が全面戦争を繰り広げた際、人間である「紅蓮の英雄(紅天聖。右京こまちの祖先)」に恋してしまい、 それ以来、人間との関係を持つことに反発する過激派たちによって、自身の持つ城に半ば幽閉されたような状態になってしまう。 炎の力を操ることを得意とするが、「紅蓮の英雄」がくれた紅いコートの力によって能力を得ており、普段は暗器を用いる。 「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【呪曹カロッサ】| 【九神霊】の1体で、車椅子に乗っている老齢の男。過激派。 古くより【九神霊】の【神霊王ディオリス】に仕えてきた片腕であり、その霊力は【九神霊】のなかでもトップクラスを誇る。 虫や蜘蛛、【クィドル】といった生物を用いる攻撃を得意とし、また知将としての手腕も高い。 外伝に登場。 :【大天使オージェント】| 先代【九神霊】の1人。【堕天使グローチェリア】が【九神霊】になる前、その地位についていた。穏便派。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に名前のみ登場。 **その他の霊体 :烏丸 祐一郎 「烏丸家」の「烏丸 祐一郎」を参照。 :【クィドル】| 【九神霊】の【呪曹カロッサ】が使役する霊体。 黒いマントのなかに、無数の腕の生えた球体を抱えているという、不気味な姿をしている。 霊体のなかでは、それなりに強い霊力を持つ。 「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。
|BGCOLOR(red):&bold(){ネタバレ注意}| &bold(){グラサン少女シリーズの登場人物一覧}とは、小説[[グラサン少女シリーズ]]に登場する人物の一覧である。 *人間 :夕波 みつき| 本作品の主人公。やや長めの黒髪ストレートで、背が低い。 母親(夕波ひより)譲りの頭脳派で、観察眼が鋭い。また好奇心も旺盛。 誕生と同時に母親を失っているため(父親が死ぬまでは、母親は失踪した、ということになっていた)、父親(夕波まこと)によって育てられてきた。 大学時代に初めてできた彼氏は、注目株のアイドルの八条はじめ。 本編は全話に渡って登場。外伝では名前のみ。ちなみに漢字で書くと「夕波美月」である。 **大学生時代の友人たち :水原 月夜| 高校生時代より、夕波みつきを付け狙っていた男。夕波みつきの1歳下で、高校・大学が同じ。 長身で黒髪の短髪に、銀のフレームのメガネをかけている。 時折見せる微笑は、自他ともに「不気味」で、どこか近寄りがたいオーラを放っている。 夕波みつきを遥かに上回る、作品中でもトップレベルの頭脳派で計算高く、常に「秘密のメモ帳」を携帯している。 偽の心霊写真を作っていたことがあり、写真やその加工技術は高く、機械にも強い。 父親を早くに亡くしており、母親の手1つで育てられてきたが、母親は過労のために錯乱しており病院に入れられている。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。外伝では主人公として扱われている。 :大海 なぎさ| 夕波みつきの大学生時代からの親友。青みのかかった長い髪をポニーテールにしている。 背は夕波みつきより少しだけ高い・・・が、夕波みつきが低すぎるために、平均身長よりは下。 おおらかな性格で、場を和ませる言動から、蒼谷ゆいにかなり恋心を抱かれている。 一方で、カメラのことになると人が変わったようになり、目つきが鋭くなる。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 :蒼谷 ゆい| 夕波みつきの大学生時代からの友人。いわゆるチャラ男に近い服装をしている。 顔が女性寄りで、おまけに名前が男女どちらでも通用するところから、女に間違われることにコンプレックスを抱いている。 どちらかと言えば運動系で、頭脳派ではなく、時折後輩である水原月夜に軽くあしらわれる。 大海なぎさに一目惚れしていて、結婚も意識している。本人曰く「俺のお姫様」。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 :八条 はじめ| 夕波みつきの大学生時代の彼氏。現役アイドルとして活躍している優男。 夕波みつきに一目惚れして付き合いだしたものの、芸能人生活と学生生活の間の多忙さと、本人の浮気癖があり、1年もしないうちに別れてしまう。 自分勝手なところがあり、強引さも見せることがある。 「星の王子とグラサン少女」に登場。 **夕波家 :夕波 まこと| 夕波みつきの父親。フリーのカメラマン。写真と家族を何より愛している。 元貴族の家系の生まれだった烏丸ひよりと出会い、駆け落ち。 夕波みつきが誕生するが、同時に妻を失い、男手1人で夕波みつきを育てた。 夕波みつきが高校に進学する直前に、交通事故によって死亡している。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「太陽と月とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 :夕波 ひより(旧姓:烏丸 ひより)| 夕波みつきの母親。元貴族の烏丸家の生まれで、とても病弱。 髪は金の長髪で、外を出歩くときは常に麦わら帽子を被っている。 両親の反対を押し切り、お気に入りの海辺で出会った夕波まことと駆け落ちする。 夕波みつきを産むと同時、病弱だったために、そのまま亡くなってしまう。 「太陽と月とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 **烏丸家 :烏丸 祐一郎| 明治時代の貴族、烏丸家の若き当主。爵位は公爵。いつも黒い執事服のようなスーツを着ている。 若くして治政の腕が高く、治める民からはかなり慕われていた。勉学・武術の心得も持っていた。 しかしながら、謎の病気「烏丸家の呪い」によって20代で死去している。 唯一の妹である烏丸まひるのことが気がかりであると、死亡した後も幽霊となって屋敷に住みつく。 夕波みつきは、いくらか遠いが子孫であり、妹の面影があることから、夕波みつきを家族と思っている。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」以降に登場。 外伝でもいくつか登場している。 :烏丸 ひより| 「夕波 ひより」を参照。 :烏丸 まひる| 烏丸祐一郎の妹。烏丸祐一郎曰く「夕波みつきにそっくり」。 当時はとても貴重なカメラを、烏丸祐一郎が持ち帰った際に、それに興味を示し、以降カメラに没頭する。 烏丸家のカメラ好きの発端となった人物。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :結城(本名不明)| 烏丸家に代々仕えている執事。 「太陽と恋とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 (ただし、2作品に登場するのは同一人物では無い。) **右京家 :右京 こまち| 代々、幽霊討伐・悪霊退治・解呪といったことを専門としてきた右京家の若き女当主。 紺色を貴重とした和服に身を包み、腰下まである長く黒い髪を持っている。 非常に強気な性格だが、弱い一面も時折見せることがある。 右京家に伝わる武器「妖刀【影桜】」と「魔束帯と呼ばれる包帯の1種の【紫炎帯】」を使用する。 「幽霊公爵とグラサン少女」、「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 外伝では、水原月夜とともに主人公を担う。 :紅天聖(本名不明)| 右京家の初代当主。 異界出身の人間の剣士で、他の人間とともに、横暴な圧政を行う【九神霊】たちに反乱を起こした、その首謀者。 【九神霊】との戦いのときには、「紅蓮の英雄」という通り名で呼ばれていた。 一時は戦いで重傷を負ったが、恋心を抱いていた【美麗帝ユニカ】より力を分けてもらい、戦いを続けた。 後に、人間界に渡り、その地で、異界と人間界をつなぐ黒い穴を管理するために屋敷を建てた。 使用していた剣は、現在子孫である右京こまちが使用している「妖刀【影桜】」である。 外伝にのみ登場。 **警察関係者 :白河 忠志| 凄腕の警察官。地位は警部。背が高く、がっしりとした身体の持ち主。 清宮山での遭難殺人事件をきっかけに、夕波みつきたちと交流を持つようになった。 実直な性格ではあるが、通常なら部外者を入れない事件現場に夕波みつきを入れるなど、優しさも持ち合わせている。 「星の王子とグラサン少女」(名前は出ていない)、「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「白河天皇」から。 :高倉 なみ| 白河忠志の後輩で、警部補。インテリそうなメガネをかけている。 同僚の鳥羽義政をいじめるのが好きだが、実は結婚前提で付き合っていた。 小説を書くことが好き。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「高倉天皇」から。 :鳥羽 義政| 白河忠志の後輩で、高倉なみの同僚。巡査長。 軽薄な性格で、自身を「300年に1人のサーフィンの逸材」と言うが、実際はネットサーフィンのことを指している。 高倉なみに半ばいじめられるように扱われているが、結婚を前提に付き合っていた。 しかしながら、元々は清宮山の徒然荘で働く枕崎早子と付き合っており、浮気していたため、枕崎早子とその兄に殺害されてしまう。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は「鳥羽天皇」から。 :亀山 弦一| 白河忠志や高倉なみ、鳥羽義政の後輩。寡黙で、どこか達観したような目を持っている背の高い男。 その言動は謎に包まれているが、何故か妙に信憑性のあることから、白河忠志などからはある程度の信頼を寄せられている。 「遭難事件とグラサン少女」以降の作品に登場。 名前の由来は「亀山天皇」から。 :栗山(本名不明)| 白河忠志の後輩。隠れ家にしていた倉庫の番をしていたところ、同僚の椎名に殺害される。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :椎名(本名不明)| 白河忠志の後輩。銃の腕前がある。 隠れ家にしていた倉庫の番をしていたところ、ミニョルフに操られ、同僚の栗山を殺害する。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に登場。 :九条院 相汰| 警察の内部事情に詳しい謎の燕尾服の男。 父親が警察上層部の人間であり、白河忠志とは子どもの頃に面識がある。 「はじまりの魔法とグラサン少女」以降の作品に登場 名前の由来は近衛天皇の后・・・だからと言うわけでは無い。 (特別出演扱いであり、元の人物は、原作者[[進藤リヴァイア>リヴァイア]]の「[[CMOMラグナロク]]」の「空鷹アイダ」) **国家国防省関係者 :進藤 竜一| 国家国防省の長官。水原月夜に劣らない背の高さの持ち主。 フレームの無いメガネをかけていて、いつも黒いビジネススーツを着ている。 夕波みつきを殺して世界を救う、といった発言を繰り返している。 「幽霊公爵とグラサン少女」(名前のみ)、「はじまりの魔法とグラサン少女」以降の作品に登場。 :大海 なぎさ| 一時期、国家国防省に所属していたが、後に反逆。 「大学生時代の友人たち」の「大海 なぎさ」を参照。 :魔神ミニョルフ| 「九神霊」の【魔神ミニョルフ】を参照。 :椎名(本名不明)| 「警察関係者」の「椎名」を参照。 **枕崎家 :枕崎 紀之| 清宮山スキーエリアに徒然荘というロッジを構えている男。 白河忠志とは小学生時代からの親友(悪友?)。 雪女の伝説のある山にロッジを建てたことは良いが、度々吹き荒れる吹雪に頭を悩ませている。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」と土佐日記の作者「紀貫之」。 :枕崎 早子| 枕崎紀之の娘。メガネっ子で、おっとりとした性格。 かつて鳥羽義政と付き合っていた。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」。 :枕崎 兼好| 枕崎紀之の息子で、枕崎早子の兄。冷徹だが、料理の腕は高く、一流の料理人を目指して有名ホテルで修行をしていた。 徒然荘の料理人として父である枕崎紀之に連れ戻されて以来、家族や仕事に対する不満があった。 「遭難事件とグラサン少女」に登場。 名前の由来は、古典「枕草子」と徒然荘の由来になった古典「徒然草」の作者「吉田兼好」。 **その他の人物 :牧山 まきた| 烏丸家の屋敷に侵入して、隠された財産を奪おうとした泥棒。 烏丸祐一郎の前にあっけなく退散した。 「幽霊公爵とグラサン少女」に登場。 :榊(本名不明)| 夕波ひよりと同じ病院に入院している50代後半の男性患者。 深刻な病気を患っているにもかかわらず、病院の裏の林でよくタバコを吸っている。 「終わりの世界とグラサン少女」に登場。 *人間以外の霊体 **【九神霊】 :【神霊王ディオリス】| 【九神霊】の頂点に君臨する、霊体の最高神。過激派。 【九神霊】に反発する人間たちを恐れ、【はじまりの魔法】(【烏丸家の呪い】)を生み出した張本人。 数話に、名前のみ登場。 :【魔神ミニョルフ】| 紳士服に身を包んだ、猫顔の男。【九神霊】の1体で、過激派。 右京こまちの父親である、右京家先代当主を殺しているが、一方で人間であるはずの進藤竜一と協力体勢を持っており、 内側で何を考えているか非常に捉えにくい人物。 【魔神レニオル】と姿は瓜二つであるが、微妙に異なる。 本編「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【魔神レニオル】| 紳士服に身を包んだ、猫顔の男。【九神霊】の1体で、穏便派。 人間の可能性を信じ、協調姿勢を持つべきだと主張する穏便派の筆頭。 失踪した【魔神レニオル】を探すため、人間界に現れたところに、水原月夜が偶然居合わせ、 以降しばらくの間、水原月夜と行動を共にする。 【魔神ミニョルフ】と姿は瓜二つであるが、レニオルの右目の下には大きな切り傷がある。 本編「遭難事件とグラサン少女」、「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【獣神霊ヴァンネル】| 【九神霊】の1体で、霊体の中でも数少ない”竜人族”を、取りまとめる武人。傍観派。 【九神霊】のなかでは霊力がもっとも低いが、戦闘民族である竜人族であるため、武器を用いた戦闘を得意とする。 他者との付き合いをあまり好まないため、森の奥にある小さな小屋で生活している。 かつては【堕天使グローチェリア】と協力体制を取っていたが、【呪曹カロッサ】に仲間を人質にされ、過激派の肩入れをしてしまっている。 外伝に登場。 :【堕天使グローチェリア】| 【九神霊】の1体で、天使が着るような白衣と、悪魔がつけているような漆黒の翼を持った男。穏便派。 【魔神レニオル】が異界を留守にしている間、穏便派の代表的人物として活動している。 ファッションにこだわりがあり、いつも黒いスーツを着ている友人の烏丸祐一郎に、よく純白の服を勧めている。 「はじまりの魔法とグラサン少女」、外伝に登場。 :【美麗帝ユニカ】| 【九神霊】の1体で、【九神霊】のなかではもっとも人間に近い、美しい女性の姿をしている。穏便派。 遥か昔、人間と【九神霊】が全面戦争を繰り広げた際、人間である「紅蓮の英雄(紅天聖。右京こまちの祖先)」に恋してしまい、 それ以来、人間との関係を持つことに反発する過激派たちによって、自身の持つ城に半ば幽閉されたような状態になってしまう。 炎の力を操ることを得意とするが、「紅蓮の英雄」がくれた紅いコートの力によって能力を得ており、普段は暗器を用いる。 「終わりの世界とグラサン少女」、外伝に登場。 :【呪曹カロッサ】| 【九神霊】の1体で、車椅子に乗っている老齢の男。過激派。 古くより【九神霊】の【神霊王ディオリス】に仕えてきた片腕であり、その霊力は【九神霊】のなかでもトップクラスを誇る。 虫や蜘蛛、【クィドル】といった生物を用いる攻撃を得意とし、また知将としての手腕も高い。 外伝に登場。 :【大天使オージェント】| 先代【九神霊】の1人。【堕天使グローチェリア】が【九神霊】になる前、その地位についていた。穏便派。 「はじまりの魔法とグラサン少女」に名前のみ登場。 **その他の霊体 :烏丸 祐一郎| 「烏丸家」の「烏丸 祐一郎」を参照。 :【クィドル】| 【九神霊】の【呪曹カロッサ】が使役する霊体。 黒いマントのなかに、無数の腕の生えた球体を抱えているという、不気味な姿をしている。 霊体のなかでは、それなりに強い霊力を持つ。 「はじまりの魔法とグラサン少女」、「終わりの世界とグラサン少女」に登場。

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