性別 |
女 |
年齢 |
17 |
出身 |
花園エリア・孤児院 |
所属 |
レジスタンス |
人物
初登場は第1話。「治療士」という特殊な職業に従事していた女の子。
荒野エリアでミュラ、
姫龍みゆと出逢ったことがきっかけで、2名とともにレジスタンスを結成する。
どんな相手にも敬語で話し、自分を省みず他人を助けようとするような優しい心の持ち主で、平和主義者。
(治療士としてはタブーであるが)魔術師に憧れていて、それとしての素質も持ち合わせている(
後にある魔術を使用するようになる。後述)。
誰も傷つかず、絶望しない世界を望むために、戦乱に参加し、平和的な解決ができないかを模索している。
非戦闘員であるため、武器は所持していない。
しかしながら、治療士であるために、傷ついた仲間を治療する、重要な役目を負っている。
その治療技術は独学の修行によって身に着けたものと、かつて働いていた花園エリアのリミー診療所での経験によるものによって成り立っている。魔法要素は用いることなく、治療具のみで治療を行うが、それによって治療されたケガの治りは早い。
また、直接的な武器ではないが、注射器を用いて敵に向かうこともある。
リミー診療所で患者として入院していたフェリオ、砂漠レジスタンスのゼヴルトといった魔術師との接点もあったが、いずれの人物も火事の最中に、半ば自らの命を犠牲にするかのように、命を絶っているという共通点がある。
受け継いだ魔術
本編第11話『偉大なる魔術師』で、魔術師ゼヴルトからとある能力の記されている魔術書を受け取る。この時点では選んだ能力の種類についてはぼかされており、本人の発言から「他人を傷つけたくない」ゆえの能力であることしか分かっていなかった。
第15話『VSキロン隊』にて、その魔術書によるものと思われる能力を発動。そして第27話『近衛兵No.9 有毒の天使ノーネ』にて再び使用し、この時に能力の名前が「ビクティム・プロヴォーク」であることが判明する。
ビクティム・プロヴォークは対象を挑発する効果を持っており、相手の注意を自分に引き付けることで味方の身を守ることができる。人間よりも特に動物の思考回路を持つ相手に効果が強いという。
当然自分への多大なダメージは避けられないものの、奉仕の精神の強い彼女には相応しい能力だと言えるだろう。
ちなみにゼヴルトによると魔術の修行は非常に厳しいようだが、物語の時系列から考えると花蓮は魔術書を受け取ってから24時間も経たぬうちに、1回目の発動に成功している。フェリオが評価していた通り、彼女の秘める魔術に対するポテンシャルはかなりのものだと考えて差し支えない。
読者から見た花蓮
レジスタンスの人間としては貴重な「治療技術を持つ」人物であるため、ダメージを負ったレジスタンスの仲間の回復を一手に任されることもある。
そのためか、
あるLW住民の絵師は、多忙さからくる花蓮の内面を上手に描いている。
補足など
- 一人称は「私」。
- キャラクター原案段階ではメガネ属性が付されていた。
- 瓜二つのキャラクターとして「さかつさん」がいるが果たして同一人物なのか、別人なのかはよくわかっていない。
- その振る舞いや容姿などから悪い虫がつきやすく、どこぞの変態には特に目をつけられてしまっている模様。
関連項目
最終更新:2011年12月13日 22:11