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ブラウザクラッシャー(通称ブラクラ)とは、ネットなどで該当ページに飛んだ瞬間に自動でウィンドウを大量に開かせ、パソコンをフリーズさせるものである。
コンピューターウィルスとの違い
このブラウザクラッシャーは通常のコンピューターウィルスとは違い、勝手にデータを盗み取ったりプログラムを書き換えたりしない。
つまり、一種のいたずらと言える。
「怪しいな」と感じたら
ブラウザクラッシャーはアドレスだけでは区別がつかないため、通常のサイトと間違えて入ってしまう事が多い。
「あれ・・・おかしいな。」と思ったら、すぐに開かずに、まずは「http/」の「h」を抜いてアドレスを検索してみるとよい。
もし開いてしまったら・・・
もし間違えてクリックしてしまった時の対処法は以下の通り。
- 1つ目のページが完全に表示される前に「×」を押しまくってウィンドウを閉じる。
- 「ctrl」キー+「alt」キー+「del」キーで運よくタスクマネージャーを起動できたら、「親玉」のタスクを終了させる。
- パソコンを主電源から落とす。(あくまでも最終手段としておくこと。保存されていないデータなどが失われる場合がある。)
種類
- マインドクラッシャー(マイクラ)
- このブラクラは、恐怖画像などのウィンドウを大量に表示させ、開いたものを恐怖の渦に貶める(おとし・)ものである。
- 開いた瞬間に「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」みたいなことになるので注意。
- ウイルス付き
- ブラクラの中にはトロイの木馬などウイルスをばらまくものも存在する。
- 仮にブラクラを踏んだのなら、抜けだした後あわせてウイルススキャンをすることを推奨する。
最後に
何事もまず疑ってみる事が大切。
それを忘れなければ、あなたも「ブラクラに引っ掛かる」なんて事にはならないはず。
でも、ブラクラなんてなければそんな事は起きないんだけどね。
コメント
個人的に最近ブラクラをあまり見ないような気がします(といってもネット上から完全に消えたわけではありませんが)。
多くのブラクラは重いスクリプトを読み込ませブラウザ、OSをクラッシュさせるものが主流でしたね。
パソコンの性能が上がり、またブラウザも賢くなりそういうワナに対する耐久性も上がりあまり効かなくなったからでしょう。
とはいってもロースペックパソコンだと落ちる可能性は十分にあり得ます。
引き続き警戒を。
最終更新:2010年06月09日 23:36