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Oracleのセットアップ」(2006/02/16 (木) 06:36:40) の最新版変更点

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---- -2.1 OUIの機能 Oracle Universal Installer(OUI)には、以下の3つの機能がある。 +新規ソフトウェアのインストール +インストール済製品の確認 +製品のアンインストール ---- -2.3 OUIの非対話形式での使用 OUIを用いて日対話形式でOracleソフトウェアをインストールする際は、レスポンスファイルを使用する。 【レスポンスファイルの使用について】 ・OracleソフトウェアのCD-ROMに収録されているサンプルファイルを編集する。 ・インストール時に入力が必要なパラメータを前もって記述する。 ---- -2.4 Oracleインストールのシステム用件 【システム用件(Windows)】 |要件|最小値| |物理メモリー(RAM)|256MB(最小)、512MB(推奨)| |仮装メモリー|RAM容量の2倍| |一時ディスク領域|100MB| |ハードディスク領域|1.5GB| 【システム要件(Linux)】 |要件|最小値| |物理メモリー(RAM)|512MB| |スワップ領域|1GBまたはRAM容量の2倍| |/tmp内のディスク領域|400MB| |ソフトウェアファイル用のディスク領域|2.5GB| ---- -2.5 Oracleソフトウェアが使用する環境変数 |環境変数|内容| |ORACLE_BASE|Optimal Flexible Architecture(OFA)に基づいた&br()Oracleディレクトリ構造のベースディレクトリを指定する| |ORACLE_HOME|Oracleソフトウェアを含むディレクトリを指定する| |ORACLE_SID|インスタンス名を指定する| |LD_LIBRARY_PATH|共有オブジェクトライブラリの位置を指定する| ---- -2.7 Linux環境でのOracleインストール(ローカルグループとユーザー) Linux環境においてOracleソフトウェアをインストールするには、次のローカルグループおよびユーザーが存在している必要がある。 +oinstallグループ・・・Oracleインベントリグループ +dbaグループ・・・OSDBAグループ +oracleユーザー・・・Oracleソフトウェアの所有者 Windows環境では管理者権限をもったユーザーでインストールする必要がある(administratorなど) ---- -2.8 Linux環境でのOracleインストール(スクリプト) Linux環境でOracleソフトウェアをインストールする場合、rootユーザーでOSプロンプトから以下のスクリプトを実行する必要がある。 +root.sh +orainstRoot.sh Windows環境ではこれらのスクリプトは実行する必要はない ---- -2.10 Database Configuration Assistant(DBCA) Database Configuration Assistant(DBCA)では以下の機能を行うことができる。 +データベースの作成 +データベース・オプションの構成 +データベースの削除 +テンプレートの管理 データベース名の変更はできない →データベースの再作成または制御ファイルの再結成が必要 ---- -2.11 DBCAの使用テンプレート DBCAが使用するテンプレートには以下の2つのタイプがある シードテンプレート ①ソースとなる既存のデータベース構造情報と物理データファイルの両方を持つ ②物理データファイルやユーザー定義のスキーマなどが含まれている →短時間でのデータベース作成が可能! 非シードテンプレート ①ソースデータベースで指定されているデータベースオプション、表領域、 データファイル、初期化パラメータファイルなどの構造的な情報が含まれている ②ユーザー定義のスキーマデータは含まれていない →必要に応じて属性を変更できるため、柔軟データベース作成が可能! ---- -2.12 DBCA「データベースオプションの構成」 DBCAの「データベースオプションの構成」では、以下の構成ができる。 +Oracle TextやOracle OLAPなどのオプションのデータベースコンポーネントに関する構成 +デフォルトのデータベース稼動モードの切り替え(専用サーバーモード/共有サーバーモード) ---- -2.13 Database Upgrade Assistant(DBUA)のサイレントモードでの使用 Database Upgrade Assistant(DBUA)は、対話形式でOracleソフトウェアをアップグレード処理する場合に使用する。 また、DBUAをユーザーインターフェースを表示せずに実行する場合、サイレントモードを使用する。 例)ORCLというデータベースをサイレンとモードでアップグレードする場合 dbua -silent -dbName ORCL ---- -2.15 DBCAを使用時のブロックサイズの指定 DBCAを使用したデータベース作成時、ブロックサイズを指定するためにはカスタムテンプレートを使用する必要がある。 カスタムテンプレートを使用するには、データベース作成時にオプションとして「カスタムデータベース」を指定する。 ---- -2.16 専用サーバーモードと共有サーバーモード 専用サーバーモード ・1つのユーザープロセスに対して、1つのサーバープロセスが稼動するモード →ユーザーが少数の場合に有効 共有サーバーモード ・複数のユーザープロセスがサーバープロセスを共有するモード →サーバープロセスの数を最低限に抑え、使用可能な&br()システムリソースの使用効率を最大化 ---- -2.17 DBCAのテンプレート +DBCAのテンプレートには、データベースの作成に必要な情報がXML形式で記述されている。 +非シードテンプレートは物理データファイルやユーザー定義のスキーマなどを持っていないため、シードテンプレートと比較してデータベース作成に時間がかかる。 ---- -2.18ディクショナリ管理の表領域 【ディクショナリ管理のパラメータ】 |項目|説明| |初期サイズ|セグメントに割り当てられる最初のエクステントのサイズを指定&br()(サイズを指定しなかった場合のデフォルト値)| |次のサイズ|2番目以降のエクステントのサイズを指定| |最小サイズ|エクステントのサイズが、指定サイズまたはその倍数に設定される&br()(サイズを指定しなかった場合のデフォルト値)| |増分サイズ|第2(次のサイズ)エクステントより後に割り当てられるエクステントの&br()サイズが拡張される割合を指定する| |最小値|セグメント作成時に割り当てられるエクステント数を指定する| |最大値|セグメントが保持できるエクステント数の最大値を指定| エクステント情報はデータディクショナリで管理される。データディクショナリは SYSTEM表領域に格納されているため、新たなオブジェクトを作成しエクステントを 獲得した時点でSYSTEM表領域にI/Oが発生する。 ----
---- -2.1 OUIの機能 Oracle Universal Installer(OUI)には、以下の3つの機能がある。 +新規ソフトウェアのインストール +インストール済製品の確認 +製品のアンインストール ---- -2.3 OUIの非対話形式での使用 OUIを用いて日対話形式でOracleソフトウェアをインストールする際は、レスポンスファイルを使用する。 【レスポンスファイルの使用について】 ・OracleソフトウェアのCD-ROMに収録されているサンプルファイルを編集する。 ・インストール時に入力が必要なパラメータを前もって記述する。 ---- -2.4 Oracleインストールのシステム用件 【システム用件(Windows)】 |要件|最小値| |物理メモリー(RAM)|256MB(最小)、512MB(推奨)| |仮装メモリー|RAM容量の2倍| |一時ディスク領域|100MB| |ハードディスク領域|1.5GB| 【システム要件(Linux)】 |要件|最小値| |物理メモリー(RAM)|512MB| |スワップ領域|1GBまたはRAM容量の2倍| |/tmp内のディスク領域|400MB| |ソフトウェアファイル用のディスク領域|2.5GB| ---- -2.5 Oracleソフトウェアが使用する環境変数 |環境変数|内容| |ORACLE_BASE|Optimal Flexible Architecture(OFA)に基づいた&br()Oracleディレクトリ構造のベースディレクトリを指定する| |ORACLE_HOME|Oracleソフトウェアを含むディレクトリを指定する| |ORACLE_SID|インスタンス名を指定する| |LD_LIBRARY_PATH|共有オブジェクトライブラリの位置を指定する| ---- -2.7 Linux環境でのOracleインストール(ローカルグループとユーザー) Linux環境においてOracleソフトウェアをインストールするには、次のローカルグループおよびユーザーが存在している必要がある。 +oinstallグループ・・・Oracleインベントリグループ +dbaグループ・・・OSDBAグループ +oracleユーザー・・・Oracleソフトウェアの所有者 Windows環境では管理者権限をもったユーザーで インストールする必要がある(administratorなど) ---- -2.8 Linux環境でのOracleインストール(スクリプト) Linux環境でOracleソフトウェアをインストールする場合、rootユーザーでOSプロンプトから以下のスクリプトを実行する必要がある。 +root.sh +orainstRoot.sh Windows環境ではこれらのスクリプトは実行する必要はない ---- -2.10 Database Configuration Assistant(DBCA) Database Configuration Assistant(DBCA)では以下の機能を行うことができる。 +データベースの作成 +データベース・オプションの構成 +データベースの削除 +テンプレートの管理 データベース名の変更はできない →データベースの再作成または制御ファイルの再結成が必要 ---- -2.11 DBCAの使用テンプレート DBCAが使用するテンプレートには以下の2つのタイプがある シードテンプレート ①ソースとなる既存のデータベース構造情報と物理データファイルの両方を持つ ②物理データファイルやユーザー定義のスキーマなどが含まれている →短時間でのデータベース作成が可能! 非シードテンプレート ①ソースデータベースで指定されているデータベースオプション、表領域、 データファイル、初期化パラメータファイルなどの構造的な情報が含まれている ②ユーザー定義のスキーマデータは含まれていない →必要に応じて属性を変更できるため、柔軟データベース作成が可能! ---- -2.12 DBCA「データベースオプションの構成」 DBCAの「データベースオプションの構成」では、以下の構成ができる。 +Oracle TextやOracle OLAPなどのオプションのデータベースコンポーネントに関する構成 +デフォルトのデータベース稼動モードの切り替え(専用サーバーモード/共有サーバーモード) ---- -2.13 Database Upgrade Assistant(DBUA)のサイレントモードでの使用 Database Upgrade Assistant(DBUA)は、対話形式でOracleソフトウェアをアップグレード処理する場合に使用する。 また、DBUAをユーザーインターフェースを表示せずに実行する場合、サイレントモードを使用する。 例)ORCLというデータベースをサイレンとモードでアップグレードする場合 dbua -silent -dbName ORCL ---- -2.15 DBCAを使用時のブロックサイズの指定 DBCAを使用したデータベース作成時、ブロックサイズを指定するためにはカスタムテンプレートを使用する必要がある。 カスタムテンプレートを使用するには、データベース作成時にオプションとして「カスタムデータベース」を指定する。 ---- -2.16 専用サーバーモードと共有サーバーモード 専用サーバーモード ・1つのユーザープロセスに対して、1つのサーバープロセスが稼動するモード →ユーザーが少数の場合に有効 共有サーバーモード ・複数のユーザープロセスがサーバープロセスを共有するモード →サーバープロセスの数を最低限に抑え、使用可能な& システムリソースの使用効率を最大化 ---- -2.17 DBCAのテンプレート +DBCAのテンプレートには、データベースの作成に必要な情報がXML形式で記述されている。 +非シードテンプレートは物理データファイルやユーザー定義のスキーマなどを持っていないため、シードテンプレートと比較してデータベース作成に時間がかかる。 ---- -2.18ディクショナリ管理の表領域 【ディクショナリ管理のパラメータ】 |項目|説明| |初期サイズ|セグメントに割り当てられる最初のエクステントのサイズを指定&br()(サイズを指定しなかった場合のデフォルト値)| |次のサイズ|2番目以降のエクステントのサイズを指定| |最小サイズ|エクステントのサイズが、指定サイズまたはその倍数に設定される&br()(サイズを指定しなかった場合のデフォルト値)| |増分サイズ|第2(次のサイズ)エクステントより後に割り当てられるエクステントの&br()サイズが拡張される割合を指定する| |最小値|セグメント作成時に割り当てられるエクステント数を指定する| |最大値|セグメントが保持できるエクステント数の最大値を指定| エクステント情報はデータディクショナリで管理される。データディクショナリは SYSTEM表領域に格納されているため、新たなオブジェクトを作成しエクステントを 獲得した時点でSYSTEM表領域にI/Oが発生する。 ----

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