次の2つの記事に登場する赤枝恒雄氏は、赤枝六本木診療所という婦人科の開業医です。
アカエダが「週刊朝日」に語ったところによると、彼が昨年行なった無作為抽出のテストにおいて、10代後半から20代前半の125人の女性のうち82パーセントがなんらかの性病に罹ったことがあることが分かった。
「週刊現代」では、赤枝が女子生徒たちに、性感染症の無料検査のチケットを300枚配ったところ、300のうち125人が彼の病院を訪れ、その81.6パーセントが何らかの性病を持っていることが判った、と述べている。
今から7年前の2000年。六本木で2カ月をかけて若者に蔓延するクラミジアなど性感染症の現状を調査。
10代の女性を対象に匿名で料金無料の検診調査を行った。その結果に赤枝医師は愕然とした。
300名中125名が匿名で受診。平均年齢18.7歳。何らかの性感染症にかかっている若者はなんと81.6%もいた。
医師は、以前日本テレビの取材でこう語っている・・・「性病とエイズは別じゃない。性感染症の先にエイズがある!」
性感染症はエイズ予備軍。感染している人はしていない人に比べてHIVへの感染率が5倍から10倍高くなるという。
waiwaiの記事のように対象になっている女子生徒がどういう女子生徒なのか説明がないのは不適切です。
パンティの記事のように、無作為抽出のテストではありません。
その後、赤枝氏は、エイズ街角無料検査(2004~)や、病院の外で、女性の性の悩みや相談を受ける活動を始めました。
WaiWaiの記事は、こうした10代女性を守る活動をかえって邪魔しているように思います。
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最終更新:2008年08月17日 03:30