第25話 金沢市はざま交差点


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ヤサコ「コイルスの資料によると、ヌルキャリアははじめ、心のかけらを集める探査装置だったそうです」

女子生徒「あの子、ミチコさん呼び出そうとしたんだってー。本当なの?ヤサコ」

ヤサコ「う、うん。よく知らない。」

ヤサコ「前、マユミが言ってたはざま交差点。教えて欲しいの。どうやって行ったの?」

マユミ「今さら」

ヤサコ「どうしても、必要なの。友達の、命がかかってるの」

マユミ「それって、本当に友達?」

ヤサコ「えっ?」

マユミ「私の時と同じで、あなたが友達のフリしてるだけなんじゃないの」

ヤサコ「マユミ」

マユミ「あの時は、聞きたくないって言ったくせに。
みんなと一緒に私のこと無視したくせに。ミチコさんに呪われるとか言ってさ」

ヤサコ「怖かったの。だから」

マユミ「あなたは、いつだってそう!表向きはいい顔して、裏では友達を呼び捨てしたりしてる。ちゃんと知ってるんだから。ずっと、ずっとあなたのそういうところが嫌いだった。優しいフリして、でも困った時には助けてくれなかった。だから私は、自分でなんとかしたわ。あなたもそうして」

ハラケン「おばちゃん怒ってるだろうな。……あった!ヤサコの通った道筋だ。にしても、おばちゃんのメガネ、くせが強いなー」

おばちゃん「くせの強い女で悪かったわね。私をなめるんじゃないわよ。自分のハードの位置くらい3分で分かるわ」

ハラケン「ヤサコはあのマンホールの場所に行くつもりなんだ。止めないと」

おばちゃん「あの時の、ケンちゃんみたいに?」

ハラケン」「ハッ」

おばちゃん「はー。この中継モードをあげれば、もっと精度が上がるわ」

ハラケン「あ。おばちゃん?」

おばちゃん「ヤサコは何か自分で手がかりを見つけたのよ。彼女にかけるしかないわ」

ヤサコ「聞こえない……もう道が分からない」

マユミ「だから私は自分でなんとかしたわ。あなたもそうして」

ヤサコ「マユミの言う通りだ。……痛い。この痛みの先に答えがある。
あ。霧だ……。えっ……」

猫目「金沢にもコイルシステムがあったのか。今もし小此木が天沢を連れ帰ったら空間を維持できなくなる。早く始末をしなくては」

タケル「兄ちゃん、あの子は何も悪くないんだ。ひどいことをしないで」

猫目「ああ、分かってるさ」

ヤサコ「通路だわ。マユミが見たのはこれだったんだわ。……あ!」

カタカタ

ヌル「デバイスID、確認されました。小此木先生、試験領域にアクセスしますか?」

ヤサコ「小此木先生?」

おばちゃん「意識を失ったイサコの主治医は小此木医師だ。彼は、コイルスの電脳技術を引き継ぎ、解明しようとしていた。まさかここまでとは思っていなかったけど。おそらくヌルの正体は、コイルスの作ったヌルキャリアという乗り物だ」

ハラケン「ヌルキャリア?」

おばちゃん「本来は、あっちから情報を引き上げる探査隊だったらしい。でも、改造を加えるうちに、電脳コイル現象を利用して、あっちへと意識を送り込み、電脳の乗り物として、使われるようになったのよ。今までの事故は、放棄したヌルと通路との結果なのよ。でも、本来の機能通りに使えばおそらく。あの野生化したヌルと同じく、通路に入れるはずよ」

ハラケン「じゃあ、ヤサコはそれを」
おばちゃん「コイルスは私有地に試験用の交差点を設置していた。古い地名から名前をつけてね。それがはざま交差点。コイルスの金沢支社のあった場所に、今もあるはずよ。そして、おそらく通路も」

ハラケン「もうすぐだ!
!ヤサコ!」

おばちゃん「遅かった……あ!」

ハラケン「ヌル!?」

おばちゃん「大丈夫。正常なヌルよ。先にこの子が入ったわね」

カチカチカチカチ

ヌル「小此木先生が、試験領域に、ログインしています」

おばちゃん「やはり」

ハラケン「ぼくが行く!ヌル、ぼくを触ってくれ!」

ヌル「デバイスIDが一致しません」

おばちゃん「コイルスのメガネでないと入れないんだわ」

ヒョーーーーン

おばちゃん「あ!2.0!」

猫目「内部からも破壊する気か!くそっ、こうなったら。足跡は残るが、強硬手段で行くしかない!」

ハラケン「どういうこと?」

おばちゃん「本社が動き始めたんだわ。こうなったら」

ペシッ

おばちゃん「タマ、ヤサコを追うのよ!」

カタカタ、カタカタ

サッチー「ぼく、サッチー」

おばちゃん「本社が、イマーゴと電脳コイルの問題が世間に知られるのを恐れている」

ハラケン「じゃあ!」

おばちゃん「あっちの中心よ。ヤサコごと消す気だわ」

ハラケン「そんな?」

ピュイーーーーーンカッビシシシシシシシ!

ハラケン「ああ!」

ピュイーン

猫目「くそ、遅かった」

ピュイーン……カタカタカタカタカタ、カタカタ。ピューン

猫目「コントロールは奪った。もみ消し、頼みます」


猫目「次は内部の2機だな。あとは、あの子供さえなんとかすれば!」

タケル「お兄ちゃん」

ハラケン「おばちゃん、ヤサコが中に!」

おばちゃん「落ち着いて。タマのパネルを繋いでみるわ」

ヤサコ「あ……あ」

ヒュオーン

ヤサコ「あ!」

ヒューーーーー

ヤサコ「あ!」

カタカタカタカタ

猫目「よーし、こちらもなんとか間に合った。さあ、あの子はどこだ。チッセンサーがうまく働かん」

タケル「に、兄ちゃん。やめようよ。あの子は」

猫目「だまれ!いい加減にしないとその口をふさぐぞ!」

ヤサコ「ハアハアハアハア、あ!あ……

あ。うっ。痛いわ」

ヒュイーン

猫目「見つけたぞ!」

ヒューンビジジジ!バアアア!

ヤサコ「ああ!
っ!」

ビジッ

猫目「くそお、こしゃくな。タケル、手動で修復だ!」

タケル「わ、わかったよお兄ちゃん」

カタカタカタカタ

ヒューンヒュイーン

ババババ

ヤサコ「サッチー!?」

サッチー「ぼくだ、ハラケンだ!」

ヤサコ「ええ!?」

ビジジジ!バウン!

ビョビョビョビョ

ヤサコ「ええ!?うへっ」

コポッ

ヤサコ「あっ」

ウィイーン

ヤサコ「うわあ!」

おばちゃん「ヤサコ聞こえる?」

ヤサコ「あ、おばちゃん!」

おばちゃん「ふ。うまく行ったわ」

ヤサコ「どうしてタマが?」

おばちゃん「私のアカウントは消去されたけど、ケンちゃんの裏口が気づかれずに残ってたの」

ハラケン「ヤサコ、ぼくだ!」

ヤサコ「ハラケン。よかった、目が覚めたのね」

ハラケン「うん。ぼくのことは、もう心配ないよ」

ヤサコ「飛んでる」

おばちゃん「持ち出す時、いろいろ手を加えたのよ。大人としては、後が大変だけどね」

ハラケン「でも、どっちに迎えば」

イサコ「ここは……お兄ちゃん。そうだ、この階段の上、そこにいるのね、お兄ちゃん!」

イサコ兄「ユウコ、ユウコ」

イサコ「見て、お母さんが作ってくれたの。このお人形は、お兄ちゃんと私。だから、私のこと、忘れないでね」

イサコ兄「忘れないさ。勇子こそ、ぼくのこと忘れるなよ」

イサコ「お母さん、時々怖いの。私のこと、ぶつの」

イサコ兄「泣いちゃだめだ、イサコ」

イサコ「イサコ?」

イサコ兄「ああ。秘密の暗号名だ。勇子の勇は勇ましいの勇。だからイサコ」

イサコ「うん!」

イサコ兄「ぼくだけがそう呼ぶ秘密の暗号だよ」

イサコ「じゃあお兄ちゃんの秘密の名前は?」

イサコ兄「そうだな。ぼくは4423。」

イサコ「44、23」

イサコ兄「さあ、もうすぐお別れの時間だ。上で遊ぼう、イサコ」

イサコ「うん!」

イサコ「はあはあ……お兄ちゃん」

ハラケン「ヤサコ、どうしたの?」

ヤサコ「胸が、心が痛い
天沢さん。天沢さんなの?」

ミチコ「迷ってはだめ。そのまま進むのよ、勇子」

イサコ兄「お帰り、勇子」

イサコ「お兄ちゃん」

ヤサコ「この方向。タマ、この方向に進んで?」

ハラケン「ヤサコ、何かわかったの?」

ヤサコ「きっと、きっとこの先に天沢さんがいる。胸が痛みを感じる方向に」

ハラケン「痛みを感じる方向?」

ヤサコ「なぜだか分からないけど、天沢さんにもらったキラバグが胸側の私にそう教えるの
どうなるか分からない。でも、私しかもう天沢さんを助けられない」

ハラケン「ヤサコ」

ヤサコ「私が、天沢さんがまだ生きていることを信じられなくなったら、天沢さんは本当に戻れなくなる。私だけが」

ハラケン「わかったよ、ヤサコ」

ヤサコ「ハラケン」

ハラケン「でも約束して。必ず戻るって。イサコも連れて、絶対戻って来るって」

ヤサコ「うん、約束する。急いで、タマ!」

うにゅーん、ゴー!

おばちゃん「全く、あんたたちの保護者やるのも大変だわ」

ハラケン「でも、出口はあるのかな」

ゴーー

ヤサコ「この感じ。これは天沢さんの気持ちなの?こう、悲しくて切ないような」

ハラケン「ヤサコ、反応が出た!下だ!」

ヤサコ「あ。あっちだわ。
ここも無人の街だわ
ここ、大黒市?」

ハラケン「逃げろ、ヤサコ!」

ひゅーん、ドーーーーーン!!!

ヤサコ「うわわ!」

ヒュオオ、ズババ

ドドドドドドオン!!!

猫目「やってくれるな珠子。すぐに手を回して逮捕してやる。だが、そのくたびれたポンコツに、性能の差を思い知らせてやる!」

アイキャッチ

ヒューンドドドドドドドドオン!!!

ヤサコ「きゃああ!」

ハラケン「ヤサコ!」

猫目「この旧式が!」

ヒューーーーン

ドオーーーン!!!

ズオオオオ

ヤサコ「あ、タマ?
タマー!」

猫目「ちっ、こうなったら限定フォーマットで。ああ!?
く、くそお!」

ドゴーーーーン

猫目「取り逃がしたか」

ジジジッ

猫目「タケル、お前何かしたのか?」

タケル「ヤサコ、殺す気だったんだね」

猫目「父さんと母さんのためだ。父さんは、イマーゴを開発して、世界で初めて人間の集合無意識を電脳空間化したんだ。それなのに、メガマスはその発明を奪って、ゴミのように捨てた。ぼくら家族全員を!
それに、病気の母さんを救うには、父さんの名誉を取り戻すしかないんだ。お前だって分かってるだろう!」

ミチコ「この世界は、もうすぐ滅ぶはずだったの。あちこちが壊れ始めて、私も兄弟たちもみんな死んでいく運命だった。でも、あの人は助けてくれた。」

イサコ「あの人?」

ミチコ「宗助よ。この世界を守るために、何が必要かを教えてくれた」

猫目「復讐してやる。メガマスをズタズタにしてやる!そのために、ミチコが必要なんだ」

タケル「何を、するつもりなの?」

猫目「あのアバズレを利用して、世界中のイマーゴのガキどもを、意識不明にしてやるんだ」

タケル「そんなこと!」

猫目「あの空間を維持しなければならない。そのために、勇子をミチコにくれてやったんだ。
全部、メガマスのせいにしてやる!これでやつらも終わりだ!」

タケル「兄ちゃん。ぼくは、もう手伝えない!」

猫目「待て、タケル!馬鹿め、父さんの仇を討ちたくないのか!」

メガばあ「ううん、それにしても、この空間は一体……」

イサコおじ「そのことで、お話しがあります」

メガばあ「あっ」

イサコおじ「先生の奥様ですね。ご葬儀の時、一度」

ミチコ「でもあなたは何も気にしなくていいのよ。
この空間が、一体何のためにあるのか、何故できたのか、私にも分からない。でもあなたはここでお兄さんと一緒に幸せに暮らすことで、この世界は守られる。永遠に」

ヤサコ「ここだわ」

タッタッタッタッタ

ヤサコ「鳥居の、階段だわ!」

イサコ「お兄ちゃん、ずっと一緒だよね」

イサコ兄「ああ。ずっと一緒だ」

イサコ「あ」

イサコ兄「どうしたの?」

イサコ「わかんない」

ヤサコ「天沢さん!」

イサコ「はっ!」

ミチコ「ダメよ勇子」

イサコ「誰かが、呼んでるの」

ミチコ「それは空耳よ」

イサコ「違うわ」

ミチコ「耳を傾けてはだめ勇子。あれはあなたたちの幸せを壊す声」

ヤサコ「はあはあはあはあ。いる、そこにいるのね。天沢さん、答えて!」

イサコ「誰?誰なの?」

ミチコ「勇子、勇子」

ズゴゴゴゴゴ

ミチコ「どこに行くの?この空間が壊れたら、あなたのお兄さんも死んでしまうわ。勇子、あなたはこの世界を守らなくてはいけない。あの女は、お兄さんと幸せに暮らせるこの世界を壊そうとしているのよ」

イサコ「そ、そんなこと」

ミチコ「御覧なさい、勇子。何故あなたがあの子を嫌いなのか。何故あの子を拒絶しなくてはならないのか。名前をもらったのは、あなただけじゃなかった。あなたにイサコと名付けたように、あの子をヤサコと名付けた」

イサコ「やめて!」

ミチコ「それだけじゃない。あなたの大事なお兄ちゃんを、あの子は奪ったのよ。あなたがお兄ちゃんを取られたくないという気持ち。あなたがあの子を憎む気持ち。その気持ちから私は生まれたの」

イサコ「思い出した」

ミチコ「この世界だけが、あなたを優しく包んでくれる。あの子はそれを壊そうとしているの」

イサコ「そんなこと、させない」

ヤサコ「誰?」

イサコ「来ないで!」

ヤサコ「天沢さん!
天沢さん帰りましょう!?今なら間に合う!」

イサコ「帰って!私の居場所はもう、ここしかないの!
戻っても、私はお兄ちゃんを死なせた馬鹿な妹になるだけ!」

ヤサコ「天沢さん!」

イサコ「いや!ここでお兄ちゃんと暮らすの、ずっと。
もう来ないで!大っ嫌い!」

ミチコ「それでいいのよ。あの子を憎むのよ」

ヤサコ「あ、誰?あなたは誰なの?天沢さん、その子の言うことを聞いちゃだめ!」

イサコ「帰って!」

おばちゃん「コイルドメインが、崩壊する!」

ハラケン「ヤサコ!」

ヤサコ「はあはあはあはあ。ああ!」

ドオン!バキバキバキ!

ヤサコ「あ……あ。ああ!」

リーン

ヤサコ「あ」

リーン

ヤサコ「あ」

リーン

ヤサコ「えいっ」

バキバキバキ

イサコ「ううっ、うっ、ううっ」

ミチコ「これでよかったのよ。これはあなたが、勇子が望んだことなのよ。ここで一緒に暮らしましょう。3人で永遠に」

イサコ「違う。何かが、違うわ」

おばちゃん「リンクが途切れた」

ハラケン「そんな!空間は!」

おばちゃん「分からない。でも今は、完全にリンクが切れている」

ハラケン「じゃあ、ヤサコはどうなるの?」

おばちゃん「ヤサコとのリンクも、切れたわ」

ハラケン「ヤサコ。ヤサコ!目を覚まして!」

ヤサコ「ハアハアハアハアハア」

リーン

リーン

ヤサコ「あ!」

ヤサコ母「おじいちゃんのプレゼントよ?」

ヤサコ「うわあ!」

おばあちゃん「かわいそうにねえ、やっと孫が来たのに」

クゥン

ヤサコ「あー、可愛い!」

ハッ、アウーン!アウー、アウーン

ヤサコ「大好き!」

ヘッヘッヘッヘ

ヤサコ「うんちー」

ヤサコ「はあはあはあはあ」

ヤサコ「デンスケ」

アウーン

ヤサコ「どうしよう、迷っちゃった。ここ、さっきも通ったわ」

ヤサコ「これは、私の記憶だわ。記憶を見てるんだ。あっ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ヤサコ「あの時の。これってl、ヌルキャリア?」

イサコ「思い出した。あの時、私はお兄ちゃんと」

ミチコ「勇子」

イサコ「消えそうになってた。そうだわ。全てはあのまま、消えるはずだった」

ミチコ「思い出してはだめ」

イサコ「お兄ちゃん」

イサコ兄「もうじきぼくは、君のお兄ちゃんではいられなくなる。これからは、ぼくなしで生きていかなくてはならないんだ。」

イサコ「お兄ちゃん、別れたくない!」

イサコ「思い出した。私はお兄ちゃんと、さよならするはずだった。それなのに」

ヤサコ「この背の高さ、もしかして」

ヤサコ「あなたは何を探してるの?」

ヌル「4423」

ヤサコ「えっ」

ヌル「4423」

ヤサコ「兄さん?」

ヌル「私は、4423を探している」

ヤサコ「あっ……」

ヌル「そうだ、私はコイルスの医療器で4423を」

おばちゃん「相変わらずリンクが戻らない。このままじゃ
メガばあ、何か手はないの?」

メガばあ「うん、今イサコの病室じゃ」

おばちゃん「なんですって?」

メガばあ「イサコのおじに呼ばれてな?
今全ての資料に目を通しておるわい。ん?信彦は4422?どういうことじゃ?
それも死亡時期は交通事故の直後!
これを見い」

シャ

おばちゃん「これは、4423のカルテ。イサコの兄、天沢信彦のものね」

メガばあ「いいや違う。」

おばちゃん「えっ」

メガばあ「わしも見落としておった。患者の名前を見てみい」

おばちゃん「名前?」

ヤサコ「4423って、あのお兄ちゃん?」

ヌル「違う。私は4423を」

ヤサコ「えっ」

ヌル「天沢勇子を探している」

ヤサコ「ええっ」

おばちゃん「天沢、勇子?」

メガばあ「ああ、4423とは、イサコ自身だったのじゃ!」


ヤサコ「次回、電脳コイル、最終回 ヤサコとイサコ お楽しみに」