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Debian」(2007/06/20 (水) 15:02:46) の最新版変更点

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#contents *システム系Linuxコマンド Debian特有かどうかは調査していないので不明。 色んな設定時に使ったコマンドと使用法一覧。 >lspci PCIデバイス一覧を表示。(list all PCI devices) ポート、ベンダなど。 >lsmod /sbin/lsmod にある。インストールされているモジュール一覧を表示。 >adduser USER GROUP USERをGROUPに追加。 >uname システム情報を提示。print system information オプションなしだと使用OSが、-a オプションでkernel versionなどの情報まで出る。 >modprobe /sbin/modprobe にある。動的にモジュールをロードする。 **64bit Compile gccでコンパイルする場合  -m64 オプションでコンパイル可能  (-m32 オプションで32bitコンパイル) デフォルトを調べるには、 >file `which gcc` を実行すればどちらかわかる。 **X関連 >startx X window systemを起動 >xinit X window system initializer。 *kinput2環境設定 通常の設定方法は[[日本語環境の構築>http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epdns/dvlop/basic/japanize.html]] のkinput2のあたりが詳しいかと。ここは私がはまった件について。 >Warning: XimpProtocol: SelectionClear event received >Warning: Kinput2Protocol: SelectionClear event received てのが出た。結論的には私の場合は2重にkinput2を起動させていたことが原因だった。 bash を使っているなら、 .bashrc(.bash_profile) 内に >export LANG=ja_JP.eucJP >export XMODIRFIERS=@im=kinput2 >kinput2 -canna & とか書く(環境によって適宜変更のこと)のだが、実は私はGNOME端末を使っていて、Debianでは/etc/rcS.d/とかで起動してることもあり(?).bashrcでは二重起動がされた。 なんで、gnomeなんだからそこで起動しろということで .gnomerc で起動させると解決した。 なんらかの原因で二重起動していることを考えてみてはどうでしょうか。 ちなみに、boot時に起動する項目としては +kernelレベル(init.dとか) +WindowManegerレベル(gnome/kdeとか) +シェルレベル(bash/tcsh .bashrc/.cshrcとか) があるんじゃないでしょうか。これくらいのLinuxユーザが多いんかなぁ。と思ってみたり。 *ビデオカード追加 手順: -[[ドライバインストール>Debian#driver]] -[[XF86Config変更>Debian#xf86]] -[[BIOS設定>Debian#boot]] -[[gdm再インストール>Debian#gdm]] -[[/etc/modules設定変更>Debian#module]] うちの場合について。 環境:i810マザーボード、intel製。今まではオンボードのビデオを使用。    PCIカードのビデオカードを追加。nVidia GeForce4 MX 4000。    PCIカードのくせにAGP8xという変わり者。PCI拡張期の時に出たやつか、    AGPを他の用途に使うというレアキャラ用のボードだったような気が。 箱をあけてカードをさして起動すると、gdmがないとか言われてXが立ち上がらずエラー。 ここからしたことは、 &aname(driver) -lspciでパーツを確認の後、ドライバをインストール nVidia製なので、nvidia-kernel-commonとかそのへん。apt-cache search nvidiaとかでぼろぼろでてくるはず。 この際に、現在のkernelのバージョン(uname -aで調べる)に対応するnvidiaのドライバ(nvidia-kernel-なんたら)がなかったため、kernelのバージョンをアップ(2.4.26 -> 2.4.27)。 kernelのバージョンを上げたときは最悪立ち上がらなくなるので、すぐにrebootして起動確認する。 kernelをバージョンアップした後に対応するnvidiaのドライバをインストール。 さらに、ドライバのライブラリは別入なので、これもインストール(nvidia-glx)。 &aname(xf86) -/etc/X11/XF86Config-4を編集 後からわかったが、直接編集しなくても >dpkg-reconfigure xserver-xfree86 とすれば対話的に設定ができる。これでGoogleればでてくるはず。要root権限。 手で編集したので、編集した箇所を書いておくと、 >Section "Module" 中 > Load "GLcore" をコメントアウト > Load "dri" をコメントアウト > Load "glx" を追加 > >Section "Device" を追加。内容は以下の通り > Identifier "GeForce" > Driver "nvidia" > BusID "PCI:2:5:0" >EndSection > >Section "Screen" 中 > Device "GeForce" に書き換え(元はGeneric Video Cardだった) > DefaultDepth 24 に書き換え ただし、BusIDはlspciにてnVidiaのカードのPCIナンバが 0000:02:05.0になっていたので、そこから推測。(人によって違う) &aname(boot) -BIOS設定 起動時のディスプレイ出力を変更するため、BIOSの設定を変更。 BIOSは多分Awardかなんかだとおもう。 Advanced Chipset ... の on-board VGAをoffにした。 &aname(gdm) -gdm再インストール gdmでエラーが出て、それに伴ってキーボード系のエラーも出た。 だもんで、よくわからんかったけど再インストール。 したら(バージョンアップで?)なんとかなった。 &aname(module) -/etc/modulesを編集 ディスプレイ関連なので、初期にモジュールを読み込む必要があるらしい。 /sbin/lsmod で確認した後、/etc/modules 中に >nvidia を書き込んだ。 *新しいマシンへの移行に伴う変更 **HDD内容コピー 内容をコピーした。気をつけるべき点は後述。 やり方としては、古いHDDと新しいHDDを接続の後、KNOPPIXで起動。その後rsyncを使ってコピー。 まず、HDDをデバイスとして認識しているので、マウントする。 >mount /dev/sda1 /mnt/sda1 など。sda1の部分はHDDの接続の仕方とかによって異なる。SATAとかUSBとかの場合はsd[a-d]に割り当てられて、ATAならhd[a-d]に割り当てられるっぽい。 後ろの番号はパーティション番号。ついてないものはデバイスそのものを表す。 どこのデバイスに接続されたかはdmesgを見ると書いてある。起動時に出るデバイス名を見て、同じ文字列を探したらその近くにあるはず。 古いHDDをマウントし終わったら、次は新しいHDDのパーティション設定。細かくは後述。 disk druidとかのGUIツールを使うと楽かも。 パーティションを切り終わったら各パーティションをフォーマット。通常のディスク容量として用いるパーティションならmkfsでタイプをext3としてフォーマットする。詳しいmkfsの使い方は[[Manpage of MKFS>http://www.linux.or.jp/JM/html/util-linux/man8/mkfs.8.html]]を参照。スワップ領域はmkswapを用いる。やり方はmkfsと同様。 フォーマットした後にはちゃんとマウントすることを忘れないように。 autoで設定してくれる場合を除き、パーティション設定後は/etc/fstabをパーティションの割り当てに即して書き換える必要がある。例えば以下のように。 ># <file system> <mount point> <type> <options> <dump> <pass> > proc /proc proc defaults 0 0 > /dev/sda1 / ext3 defaults,errors=remount-ro 0 1 > /dev/sda2 none swap sw 0 0 みたいな感じ。ただし、今回のように乗り換える場合は(当然ながら)古いHDDから新しいHDDにコピーをした(下に述べる)後に書き換える必要がある。でないと、せっかく書き換えたものがもう一度上書きされる。 で、コピー。これはrsyncを使うことをお勧めする。同じく使い方は[[rsync>http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/rsync.html]]を参照。パーティションごと(パーティションの切り方が異なる場合は対象フォルダごと)に >rsync -avz /mnt/hdb1/ /mnt/sda1 みたいにしてコピーする。実は/のあるなしが重要になるので注意。上の例ではhdb1パーティションの中身をsda1パーティションにコピーしている。 気をつけるべき点。 - パーティション設定 パーティションわけ(fdiskを用いる)をするときに分け方と割り当てる容量をちゃんと考えること。CDから新しくインストールする場合はGUIツール(disk druidとか)があって楽かも。 パーティション設定としては、/(ルート)は必ず作ること。昔は/bootパーティションも作る必要があったが、今は必要ない場合が多い。あと、/swapパーティション(仮想メモリを入れる空間)は用意しておくと安定に稼動する。swap容量は必要なメモリ空間の大きさから実際に積んであるメモリの量を引いて求める。ちなみに、私のマシンはメモリが1GB、swapを1GBの計2GBとしてある。画像や動画を積極的に扱わない限りは1GBで十分と思われる。swapパーティションはパーティションタイプをswapに書き換えておくこと。その他は自分の必要に応じて作成すること。データ空間とプログラム空間は別にしておいた方が復旧時は楽な場合が多いことを追記しておく。 **grubインストール [[GRUBについて>http://www.a-yu.com/pub/grub.html]]あたりを参照。
#contents *システム系Linuxコマンド Debian特有かどうかは調査していないので不明。 色んな設定時に使ったコマンドと使用法一覧。 >lspci PCIデバイス一覧を表示。(list all PCI devices) ポート、ベンダなど。 >lsmod /sbin/lsmod にある。インストールされているモジュール一覧を表示。 >adduser USER GROUP USERをGROUPに追加。 >uname システム情報を提示。print system information オプションなしだと使用OSが、-a オプションでkernel versionなどの情報まで出る。 >modprobe /sbin/modprobe にある。動的にモジュールをロードする。 **64bit Compile gccでコンパイルする場合  -m64 オプションでコンパイル可能  (-m32 オプションで32bitコンパイル) デフォルトを調べるには、 >file `which gcc` を実行すればどちらかわかる。 **X関連 >startx X window systemを起動 >xinit X window system initializer *viで編集すると毎回データの修復画面になる viで一度異常終了すると、.swpファイルが生成される。 これが残っており、かつ編集対象ファイルと異なっていると修復を聞かれることになる。 必要なければ消せば聞かれなくなる *kinput2環境設定 通常の設定方法は[[日本語環境の構築>http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epdns/dvlop/basic/japanize.html]] のkinput2のあたりが詳しいかと。ここは私がはまった件について。 >Warning: XimpProtocol: SelectionClear event received >Warning: Kinput2Protocol: SelectionClear event received てのが出た。結論的には私の場合は2重にkinput2を起動させていたことが原因だった。 bash を使っているなら、 .bashrc(.bash_profile) 内に >export LANG=ja_JP.eucJP >export XMODIRFIERS=@im=kinput2 >kinput2 -canna & とか書く(環境によって適宜変更のこと)のだが、実は私はGNOME端末を使っていて、Debianでは/etc/rcS.d/とかで起動してることもあり(?).bashrcでは二重起動がされた。 なんで、gnomeなんだからそこで起動しろということで .gnomerc で起動させると解決した。 なんらかの原因で二重起動していることを考えてみてはどうでしょうか。 ちなみに、boot時に起動する項目としては +kernelレベル(init.dとか) +WindowManegerレベル(gnome/kdeとか) +シェルレベル(bash/tcsh .bashrc/.cshrcとか) があるんじゃないでしょうか。これくらいのLinuxユーザが多いんかなぁ。と思ってみたり。 *ビデオカード追加 手順: -[[ドライバインストール>Debian#driver]] -[[XF86Config変更>Debian#xf86]] -[[BIOS設定>Debian#boot]] -[[gdm再インストール>Debian#gdm]] -[[/etc/modules設定変更>Debian#module]] うちの場合について。 環境:i810マザーボード、intel製。今まではオンボードのビデオを使用。    PCIカードのビデオカードを追加。nVidia GeForce4 MX 4000。    PCIカードのくせにAGP8xという変わり者。PCI拡張期の時に出たやつか、    AGPを他の用途に使うというレアキャラ用のボードだったような気が。 箱をあけてカードをさして起動すると、gdmがないとか言われてXが立ち上がらずエラー。 ここからしたことは、 &aname(driver) -lspciでパーツを確認の後、ドライバをインストール nVidia製なので、nvidia-kernel-commonとかそのへん。apt-cache search nvidiaとかでぼろぼろでてくるはず。 この際に、現在のkernelのバージョン(uname -aで調べる)に対応するnvidiaのドライバ(nvidia-kernel-なんたら)がなかったため、kernelのバージョンをアップ(2.4.26 -> 2.4.27)。 kernelのバージョンを上げたときは最悪立ち上がらなくなるので、すぐにrebootして起動確認する。 kernelをバージョンアップした後に対応するnvidiaのドライバをインストール。 さらに、ドライバのライブラリは別入なので、これもインストール(nvidia-glx)。 &aname(xf86) -/etc/X11/XF86Config-4を編集 後からわかったが、直接編集しなくても >dpkg-reconfigure xserver-xfree86 とすれば対話的に設定ができる。これでGoogleればでてくるはず。要root権限。 手で編集したので、編集した箇所を書いておくと、 >Section "Module" 中 > Load "GLcore" をコメントアウト > Load "dri" をコメントアウト > Load "glx" を追加 > >Section "Device" を追加。内容は以下の通り > Identifier "GeForce" > Driver "nvidia" > BusID "PCI:2:5:0" >EndSection > >Section "Screen" 中 > Device "GeForce" に書き換え(元はGeneric Video Cardだった) > DefaultDepth 24 に書き換え ただし、BusIDはlspciにてnVidiaのカードのPCIナンバが 0000:02:05.0になっていたので、そこから推測。(人によって違う) &aname(boot) -BIOS設定 起動時のディスプレイ出力を変更するため、BIOSの設定を変更。 BIOSは多分Awardかなんかだとおもう。 Advanced Chipset ... の on-board VGAをoffにした。 &aname(gdm) -gdm再インストール gdmでエラーが出て、それに伴ってキーボード系のエラーも出た。 だもんで、よくわからんかったけど再インストール。 したら(バージョンアップで?)なんとかなった。 &aname(module) -/etc/modulesを編集 ディスプレイ関連なので、初期にモジュールを読み込む必要があるらしい。 /sbin/lsmod で確認した後、/etc/modules 中に >nvidia を書き込んだ。 *新しいマシンへの移行に伴う変更 **HDD内容コピー 内容をコピーした。気をつけるべき点は後述。 やり方としては、古いHDDと新しいHDDを接続の後、KNOPPIXで起動。その後rsyncを使ってコピー。 まず、HDDをデバイスとして認識しているので、マウントする。 >mount /dev/sda1 /mnt/sda1 など。sda1の部分はHDDの接続の仕方とかによって異なる。SATAとかUSBとかの場合はsd[a-d]に割り当てられて、ATAならhd[a-d]に割り当てられるっぽい。 後ろの番号はパーティション番号。ついてないものはデバイスそのものを表す。 どこのデバイスに接続されたかはdmesgを見ると書いてある。起動時に出るデバイス名を見て、同じ文字列を探したらその近くにあるはず。 古いHDDをマウントし終わったら、次は新しいHDDのパーティション設定。細かくは後述。 disk druidとかのGUIツールを使うと楽かも。 パーティションを切り終わったら各パーティションをフォーマット。通常のディスク容量として用いるパーティションならmkfsでタイプをext3としてフォーマットする。詳しいmkfsの使い方は[[Manpage of MKFS>http://www.linux.or.jp/JM/html/util-linux/man8/mkfs.8.html]]を参照。スワップ領域はmkswapを用いる。やり方はmkfsと同様。 フォーマットした後にはちゃんとマウントすることを忘れないように。 autoで設定してくれる場合を除き、パーティション設定後は/etc/fstabをパーティションの割り当てに即して書き換える必要がある。例えば以下のように。 ># <file system> <mount point> <type> <options> <dump> <pass> > proc /proc proc defaults 0 0 > /dev/sda1 / ext3 defaults,errors=remount-ro 0 1 > /dev/sda2 none swap sw 0 0 みたいな感じ。ただし、今回のように乗り換える場合は(当然ながら)古いHDDから新しいHDDにコピーをした(下に述べる)後に書き換える必要がある。でないと、せっかく書き換えたものがもう一度上書きされる。 で、コピー。これはrsyncを使うことをお勧めする。同じく使い方は[[rsync>http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/rsync.html]]を参照。パーティションごと(パーティションの切り方が異なる場合は対象フォルダごと)に >rsync -avz /mnt/hdb1/ /mnt/sda1 みたいにしてコピーする。実は/のあるなしが重要になるので注意。上の例ではhdb1パーティションの中身をsda1パーティションにコピーしている。 気をつけるべき点。 - パーティション設定 パーティションわけ(fdiskを用いる)をするときに分け方と割り当てる容量をちゃんと考えること。CDから新しくインストールする場合はGUIツール(disk druidとか)があって楽かも。 パーティション設定としては、/(ルート)は必ず作ること。昔は/bootパーティションも作る必要があったが、今は必要ない場合が多い。あと、/swapパーティション(仮想メモリを入れる空間)は用意しておくと安定に稼動する。swap容量は必要なメモリ空間の大きさから実際に積んであるメモリの量を引いて求める。ちなみに、私のマシンはメモリが1GB、swapを1GBの計2GBとしてある。画像や動画を積極的に扱わない限りは1GBで十分と思われる。swapパーティションはパーティションタイプをswapに書き換えておくこと。その他は自分の必要に応じて作成すること。データ空間とプログラム空間は別にしておいた方が復旧時は楽な場合が多いことを追記しておく。 **grubインストール [[GRUBについて>http://www.a-yu.com/pub/grub.html]]あたりを参照。

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