「山百合会劇・衣装部買い出し編 ~綺羅視点~ Act7」

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*山百合会劇・衣装部買い出し編 ~綺羅視点~ Act7 **三条 綺羅 最後にオーロラ姫。 「私はオーロラ姫の衣装だったらピンクを推しますね~」 「幼い感じですものね、オーロラ姫って。無邪気というか、天真爛漫というか」 なんと言ってもオーロラ姫は主役。 やっぱり悩む3人。 妖精たちのようなふわふわの生地を重ねるか、 お妃さまのような優雅な生地を使うか。 カラボスのような舞台映えする衣装か。 「ひめ乃ちゃん一応デザイン画あるんでしょ?ちょっと見てもいいかな~」 と、朔耶さま。 「あ、一応自分が演じるって決まる前から考えていた物なので、ちょっと恥ずかしいですが、王妃様といい、やはりヴィクトリンとかロココとかそういう感じかなって思って書いたんですけれど・・・」 ひめ乃さんのノートに書かれていたデザインはとても可愛らしい物だった。 「一応マトンスリーブのロングドレスが妥当かなぁと思っているんですけど、どう思いますか?」 「うん、いいと思いますよ」 「同感ですね。やっぱりお姫様ならロングドレスでしょう」 という訳で、オーロラ姫の衣装はピンクの光沢ある生地と落ち着いた白の生地。 姫の衣装合計:2m50cm。   「これで全部ですわね」 「買い出しっていうのも結構疲れますね。布ばっかりでくらくらしますよ、私」 「でももうこれで終わりですから」 本当に凄い量だ。これだけの生地を選ぶと達成感もある。 最後に会計。 お店の方は本当に代金を半額にして下さった。 3人とも本当に感謝してお礼をいい、店を後にした。 想像を遥かに上回った布の量。 なんと合計29m。 本当に朔耶さまがいてくださって助かった。 この量じゃきっと2人では持ち帰れなかったであろう。 買出しも全て終わり、明日からは製作。 朔耶さまはこれでお終いらしいが、私たちはこれからが本番。 11人分の衣装を3人で作るのは大変だろうが、家庭科好きの綺羅にとってはちょっと楽しみでもあった。 [[目次へ戻る>「山百合会劇・衣装部買い出し編 ~綺羅視点~」]]

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