「体育祭準備SS中編」

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「体育祭準備SS中編」」(2006/01/26 (木) 18:44:10) の最新版変更点

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*体育祭準備SS中編 **五条 慧理奈 図書館の扉を開けるとそこにはロサ・ギガンティアこと正木聖 香さんとお姉さまが二人で仲睦まじげに本を共に見ていた。 「....お姉さま..何をなさっているの...」怒りをこ らえつつ聞くと京はあっさりこう答えた。 「聖香と本読んでるの」しかも慧理奈には見向きもせずに。 慧理奈はつかつかと歩み寄り京を無理やりこちらに向かせる。 驚いた顔の聖香さんを横目に慧理奈は恥じらいもなく大声で怒 りをぶちまける。 「お姉さま剣道部に行ってらっしゃるんじゃなかったんですか !?私がこの1時間何をしていたと思ってらして!?あんな重 い段ボールを一人で薔薇の館まで運んだのですけれど!?」息 を切らしこれ以上はないほどの怒りの形相で京を思い切り睨む 。 「あ...あのね...慧理奈さん...これには訳が... 「聖香さんまでお姉さまのグルなの!?信じられない!!お姉 さまのせいで純粋な聖香さんまで汚されちゃったじゃ...「 あれー?バレちゃったんですか、お姉さまも京さまも...」 突然芽衣子ちゃんの声がし振り向く3人。 「...バレた、って...何のことなの?芽衣子ちゃん?」 怒りをおさえつつ優しく努めて聞くが逆にその顔が必死で怖か ったようで少しおびえながら芽衣子ちゃんはこう答えた。 「え...知ってらっしゃらなかったんですか...?えっと ...慧理奈さま最近お具合は悪そうだから、ってお姉さまと 二人で風邪に効くハーブティーを探していたんですよ?」 「え...?」 あまりの展開についてけず頭を整理する慧理奈。 しかしどうやらお姉さまは自分のためにしてくれていたらしい 、それだけは伝わった。 「....お姉さま....」 「なーに慧理奈、私が浮気するとでも思ったわけ?」 「いえ...そんなことはありませんけれど....」 申し訳なさに京と目が合わせられず聖香さんと芽衣子ちゃんに 助けを求めようとすると、気をきかせてくれたのか、二人は私 に目配せをし、二人で仲良く歩きながら去っていった。

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