「「激闘☆枕投げ 10」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「「激闘☆枕投げ 10」」(2006/01/26 (木) 22:48:20) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*激闘☆枕投げ 3
**二宮 央
<菊組+桃組>
因みに、菊組・椿十花と桃組・中風蘭香は既に705号室。
全員が集まるまで部屋の主である央、彩と4人でトランプに興じていた。
「誰~、ダイヤの3止めてる人~~」
「7並べって性格出ますわよね」
「何?央さんそれって私の性格が悪いって事ですか?」
「十花さんが止めてたのか……」
そうこうしている間に全員が705号室へと集まった。
さぁ、パーティーの幕開けです!!
[[目次へ戻る>「激闘☆枕投げ」]]
*激闘☆枕投げ 10
**二宮 央
「蘭香さんがやられましたわ!」
「倒れたところを狙うなんて!蘭香さん可哀想です!」
彩と明日香は4トップを担う一角、蘭香が攻撃されているのを助けに行こうとした…が、
「そうはいきませんわ」
聖香・りなコンビに行く手を阻まれる。
「意外に粘りますわね、短期決戦だと予想してましたのに」
彩が言いながら枕を投げる。そして、次の枕をパスしてくれる筈の綺羅を振り返った。
「綺羅さん!!」
そこに補給部隊綺羅の姿は無く、Aチーム陣営に攻め込んでいる筈の央が枕を大量に抱えていた。
混戦の合間に綺羅を襲撃、補給用に集めていた枕を横取りである。
「うゎ、央さん卑怯ですよ!」
「卑怯ではありません、これが戦略というものです!」
親友の明日香に「卑怯」と言われてちょっとショックを受けつつ、央は枕を抱えてAチーム陣営へ。
「一気にカタをつけますから、もう少しだけ持ち堪えて下さいね!」
奮闘するフラットスリーに声を掛けると、
「任せて下さい、央さんも頑張って」
「かずらさんには指一本触れさせませんから」
聖香とりなから頼もしい言葉が返ってきた。(ゆんは未だ蘭香と攻防戦)
Bチームはまだまだ負けないのだ!
慧理奈撃破に失敗したはなめは、敵陣の真っ直中1人で奮闘していた。
奮闘と言っても、十花・栗実のDFが投げる枕を必死に避ける事に終始しているのだが。
2対1、少し余裕の出てきた栗実は、「今なら写真を撮れそうなのに」と、
はなめ相手と言うよりも写真を撮りたい衝動と戦っていた。
因みに同写真部聖香はそんな事を考える余裕もなくかずらのガードに努めている。
この辺がやはりAチームとBチームの総合力の差なのだろうか。
「……ちょっと暇かも」
蒼は欠伸を噛み殺しながら呟いた。
守られている姫の気分は決して悪いものではないのだが、
バタバタと、お嬢様らしからぬ遊びに興じている友人達を見ていると
自分もそっちが良かったかな、なんて思ってしまう。
枕は飛んで来そうにない。
場違いな程に平和なAチームリーダーなのだった。
一方Bチームリーダーかずらは飛んで来る枕を避ける避ける。
DF3人は頑張ってくれているものの、防ぎきれない枕が襲ってくる。
2年でも指折りのお姫様系と名高いかずらだが、姫のように悠然とはしていられないのだ。
[[目次へ戻る>「激闘☆枕投げ」]]