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*激闘☆枕投げ 3
**二宮 央
<菊組+桃組>
因みに、菊組・椿十花と桃組・中風蘭香は既に705号室。
全員が集まるまで部屋の主である央、彩と4人でトランプに興じていた。
「誰~、ダイヤの3止めてる人~~」
「7並べって性格出ますわよね」
「何?央さんそれって私の性格が悪いって事ですか?」
「十花さんが止めてたのか……」
そうこうしている間に全員が705号室へと集まった。
さぁ、パーティーの幕開けです!!
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*激闘☆枕投げ 15
**二宮 央
「ズルいですよ、藤さん」
「あら、勝てばいいんでしょ、勝てば」
勝負の結末に納得のいかない明日香は藤に抗議する。
「だって、全員目を閉じてましたし…その間は休戦状態なのでは?」
十花も食い下がるが、
「だから、私は別に目を閉じて欲しいなんて言ってませんでしょう?」
皆さんが自主的に目を閉じただけよ、なんて言われては反論の余地が無い。
釈然としないけれど、Bチームの勝利……って事らしい。
いや、Bチームと言うよりも藤の一人勝ちかもしれない。
「でも、下着姿なんて見られたくないでしょう?」
やっとバスローブの紐を結んだ藤に対して栗実が問う。
「別に。裸じゃないんだし。女同士じゃない」
やはり平然としている藤。
確かに、見られて困るものではないだろう。
むしろ見せつけられたかのような完璧なプロポーション。
(負けた……)と思ったのが5割。
(私も負けてない!)と思ったのが3割。
(……………)ノーコメントが2割。
ゲーム中行われた反則スレスレの(自称)頭脳プレーよりも、
藤のお色気(?)攻撃が勝った訳である。
「でもまぁ、楽しかったわv」と言うかずらの言葉に、全員が頷いた。
結果はどうあれ、枕投げは文句無く楽しかったから。
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