無題


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無題

石原 華央梨



「マリア様―私はどうしたら有意義な学園生活をおくれるのでしょうか」

私―石原華央梨は決まって毎日このお御堂に礼拝にくる。
「私はどう変わればよいのですか?」
一体何なのだろう。私の存在は。
新入生に挨拶をしては友人を求め、もう親しい方はいるのに。この最初に取り繕った優等生のイメージが消えない。

私は変われない―明るくは振舞えない。
「いつだって私は独りでした。結局は別れるのだから出会わなければいいと思っておりました。でも、マリア様。貴女の言葉は違いました。出会いは沢山あっていいと別れも沢山あっていいと。でもどうすれば出会えるのですか?私にはできません。それならばいっそ消えてしまいたい」
涙が頬につたい落ちる。

―いつからだろう。こんなに脆くなったのは。
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