「プロ野球愛好会 沖縄キャンプ編」

プロ野球愛好会 沖縄キャンプ編

二宮 央



「キャンプに行きましょう」
「「は?」」

突然、央が提案した。

『突然』とは言うものの、央の中では前々から考えていた事であり、
その計画がまとまったので口に出しただけなのだ。
つまり、提案という名の決定事項である。

が、

そんな事を初めて耳にする栗実と慧理奈にとってはまさに『突然』だった。



写真部部室。

本来なら写真部以外立入禁止であるはずの部室の一角に、
プロ野球愛好会会員、央と栗実と慧理奈の姿があった。
(栗実は写真部なので写真部部室に居ても何の問題も無い)

学園非公認のゲリラ組織である『プロ野球愛好会』は、主にテニス部部室を
活動拠点にしている(部員が央一人なので融通が利く)のだが、
今日は栗実が『つなみさまが美味しい紅茶を持って来て下さったから、写真部に来ませんか?』と言うので
遠慮無くお邪魔させて頂いているのだ。

急な訪問に嫌な顔ひとつせず、つなみさまは紅茶を。
聖香さんはお菓子を用意してくれて。
何でもセルフサービスのテニス部と違って至れり尽くせり。
癖になりそうな写真部喫茶のおもてなしを受けていた。

で、当初の央の台詞である。


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「キャンプ…ですか?」
「そう、キャンプ」
「いいですわね、私は賛成ですわ」

栗実の言葉に力強く頷く央と、乗り気の慧理奈。
「あら?栗実さん達、キャンプに行かれるんですか?」
3人とは少し距離を置いた席でカメラのメンテをしていた聖香が訊ねた。
キャンプならもう少し暖かくなってからの方がいいのではありません?と季節外れのキャンプ発言に疑問顔だ。

「いえ、キャンプは今しか行けませんから」
「?」

断固としてキャンプ行きを譲る気の無い央がきっぱりと言い放つ。

「ああ、聖香さんキャンプって言っても『プロ野球キャンプ』なのよ。だからこの時期しか行けないの」

さっぱり訳が分からないという様子の聖香に栗実が助け船を出した。
央は自分が理解している事は人にも理解出来ている筈、という概念で話をするので往々にして言葉(説明)が足りない。
総じて理系に多い人種だ。

「ああ、『プロ野球のキャンプ』でしたの。確かに、それなら今だけですわね。
でも、キャンプに行くって言っても…遠いでしょう?」
「大丈夫ですわ、沖縄なんて飛行機ですぐです。すぐ!」
「えっ!?沖縄!?宮崎じゃないんですか!?」
「やっぱりキャンプは沖縄ですわよねぇ」

央の沖縄発言に栗実が身を乗り出す。
それもその筈、栗実のご贔屓球団、読売ジャイアンツは宮崎にてキャンプ中。
一方、央の中日ドラゴンズと慧理奈の阪神タイガースは沖縄キャンプ中なのだ。

「まぁまぁ、次は宮崎にお付き合いしますから、ね」
「今回は沖縄にしましょう、栗実さん」

にこにこと笑顔で説得する央&慧理奈に、折れるしかない苦労人・栗実。

「…仕方ないですわね、今回は沖縄でいいですわ」
ふぅ、と溜め息を吐きつつ栗実が折れた。
沖縄キャンプにも興味はあるし、寒さが続く関東から暖かい沖縄への旅行はやはり魅力的だ。
いい写真も撮れるかもしれないし、と思考をポジティブに切り替える事にしたのだ。




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「それで、いつ行きます?」
「それでしたら来週、試験休みに行きましょう」
「そうですね、2泊3日くらいで」

来週は期末テストの試験休み。
小旅行には丁度良い日程だと言えた。

「それ、いいですわね。早速来週のフライトとホテルを予約しましょう」
「キャンプの練習日程も調べませんとね」
「楽しみだわvvv」

一気にテンションの上がる3人に、「お土産、期待してますわ」と微笑む聖香。

そこに、今まで話を黙って聞いていたつなみが、

「盛り上がってるところ悪いけど、試験休みの前に期末試験は大丈夫なの?」

と、爆弾を落とした。

「………」

目に見えてテンションの低下する3人+1人。

「……だ、大丈夫ですわ!」

少しの沈黙の後、根拠の無い自信たっぷりに答えた央に、

*1

聖香、栗実、慧理奈の3人が心の中でツッコミを入れた。
数学や物理の成績が良いのは知っているが、古典の成績は壊滅的なのを知っているのだ。

「聖香さんの古典のヤマがハズレなければ大丈夫です」
「わ、私の責任ですか!?」

聖香のツッコミをスルーして、今日のプロ野球愛好会会議は幕を閉じた。

気持ちは既に沖縄の空の下だった。





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天気は晴天。
気温も快適。

やっぱり沖縄って暖かくて素晴らしい!!


そんなこんなでプロ野球愛好会3人は沖縄に到着しました。

那覇空港に着いたのが午後3時過ぎで、宿泊する市内のホテルに到着した時には既に夕刻だった。
旅の疲れ、なんて言っては大袈裟だけれど、キャンプ見学は明日にして3人は少しの市内観光の後ホテルに戻る事にした。
勿論、夕食に沖縄の郷土料理を死ぬ程食べてから。

「明日は8時に起きて、10時前には中日キャンプを見学に出掛けましょう」
「了解ですわ」
「阪神キャンプ見学は明後日でしたよね」

ホテルの部屋で明日の予定を確認。
スケジュールは発案者である央が管理している。
2球団の見学というシンプルなスケジュールなので予定確認も数分で終了。
トリプルルームはすぐに雑談で持ち切りになる。

「そう言えば、慧理奈は志保子さんと姉妹になられたんですよね」
「そうそう、いつの間にそんな事になったんですか?」

話題はもちろん、最近姉妹を成立させた慧理奈と志保子の事だ。

「いいですよねぇ、慧理奈さんは」
「そうそう、2年で唯一、姉も妹も居ますものね」

このこの~と、慧理奈を挟んで両サイドから肘でぐりぐりと央と栗実が攻撃(?)を仕掛ける。

「央も、栗実さんも姉妹を作ればいいじゃない。いいものよ、姉妹って」
「作ろうと思って作れるものじゃないですよ」
「そうそう、こっちが良くても相手が良いとは限りませんしね」

慧理奈の余裕とも取れる惚気発言に攻撃の手を強めるシングル2人。

「痛い、痛いですって」
「私も出来る事なら上級生のお姉さまに『妹になりなさい』とか言われてみたいわ」
「下級生に『妹にして下さい』とかね~~」

一度は言われてみたいですよね~、と顔を見合わせつつ、
央と栗実の攻撃は激しさを増すばかり。

(本気で痛いんですけど……)

2人の攻撃に苦笑しながら、慧理奈はこれも独り者のひがみなのだと許してあげることにした。
2人にも、素敵な姉妹が出来るといいと思いながら。




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「あれ?慧理奈寝ちゃった?」

バスルームから髪を拭きながら央が出てくると、栗実だけがソファーに座ってテレビを観ていた。
ベッドを見れば真ん中のベッドが人の形に膨らんでいる。

「ええ、疲れたみたいですよ。慧理奈さんは身体が弱い方ですし」

テレビから視線をこちらへ切り替えて栗実がそう言う。
因みに栗実も慧理奈もお風呂は済ませている。(央が最後)

「そうね、寝かせておいてあげましょうか。もう11時だし」
「私達も明日に備えてそろそろ寝ましょうか」
「そうですわね」

眠っている慧理奈の顔を覗き込みながら央が優しく微笑んだ。

「でも、その前に……」

そして、次の瞬間、優しい微笑みは悪魔のそれに変貌を遂げた。

「友人と数人での旅行で先に寝てしまう事のリスクを教えて差し上げなくては、ね」



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「は?央さん?何をする気なんですか??」
「もちろん、基本中の基本ですわ」

そう言いながら央は自分のバッグから1本のマジックを取り出した。

「ま…まさか……」
「ふふ、栗実さんはもちろん知っていますわよね」

ごくり、と栗実の喉が鳴る。

「先に寝た人は額に『肉』と書かれる運命にある事を!!」

マジックを高々と掲げ、央が声高に宣言する。
この声で起きない慧理奈は相当疲れているに違いない。

「マ、マズイですよ、央さん。慧理奈さんは世間知らずのお嬢様なんですよ。そんな一般常識(?)なんて知らないですって!」
「知らないだろうから教えて差し上げるんじゃないですか。『お嬢様だから知りません』で通る程、世間は甘くないんですよ」

これはむしろ慧理奈の社会勉強の為なんです、と尤もらしいことを力説する央。
その迫力に押されそうになりながらも、栗実が必死で止めに入る。

「それに、そんな事をしたら京さまや志保子さんにも怒られますよ」
「大丈夫ですわ、捕まりませんから」

鼻歌を歌いながらマジックをクルクルと器用に回し、寝ている慧理奈へ近づく央。

(央さんは捕まらないかもしれませんけど、私が怒られるじゃないですか!)

声にならないツッコミを心の中で入れる栗実。
あぁ、でも央さんに何を言っても無駄だ。
ごめんなさい、慧理奈さん。私は一応止めました。
せめてもの慰めにと、栗実はマリア様へ祈りを捧げるのだった。



キュポッ、とマジックのキャップを外す音がやけに大きく響いた。



慧理奈の綺麗に切り揃えられた前髪をそっと上げ、白い額を露にすると、央はマジックを構えたまま少し考えた。

「……ねぇ、栗実さん。『肉』ってワンパターンかしら?」
「はぁ!?」
「折角キャンプに来ている訳ですし、ここは阪神のマークとかの方がオリジナリティが……」
「どっちでも変わらないと思いますよ……(とんでもない事をするという点においては)」
「でも、漢字一文字の方がインパクトは強いですよねぇ」

しばらく考えていた央だったが、

「よし、決めた。慧理奈は阪神ファンなのだし、『虎』にしましょう!」
「虎!?」

言うが早いか、央は慧理奈の額へ『虎』の文字を書き込んだ。
少し角ばった字で、『虎』は確かに白い額に刻まれた。

「………ホントに書いた………」

そんな慧理奈の姿を同情を込めて見つめる栗実だったが、その肩は確かに震えていた。
リリアンでも屈指のお嬢様の額に『虎』。
そんなの失礼ながらも面白過ぎる。

書いた張本人である央でさえ、隣のベッドで笑い転げていた。

「あ、そうだ。写メ撮っておこうっと」
笑いながらも携帯のカメラを起動させるが、笑ってしまって画面がブレる。

2人の笑いが収まるまでに、それから15分は必要だった。




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「あー、面白かった。さ、寝ましょうか」

とんでもない事をした割に悪びた様子も無い央が背伸びをしながらそう言った。
トリプルルームの真ん中のベッドを慧理奈が使用しているので、右(窓側)を央が、左(ドア側)を栗実が使う事にした。

「それじゃあ、おやすみなさい栗実さん」
「おやすみなさい、央さん」

電気を消すと、央はすぐに寝息を立てた。
逆に、栗実はなかなか寝付けない。

だって、明日の朝には央のイタズラが慧理奈にバレるのだ。
どうフォローしたものか気が気ではない。

「……………」

しばらく考えた後、栗実はベッドから起き上がった。
そして、テーブルの上に置きっ放しのマジックを手に取り央のベッドへ。

「私に出来るのはこのくらいだわ……」

センター分けの央はいつでもオデコ全開。
その日に焼けた褐色の額にマジックを滑らせる。

央が起きないように慎重に事を終えると、央が慧理奈へしたように写メを撮る。
携帯のカメラでは物足りなくなって、キャンプ撮影用に慎重したカメラでも撮影した。

「これで、仇は取りましたからね、慧理奈さん」

だから私を恨まないで下さいね、と肩を震わせながら自分のベッドへと戻る。
明日、央が起きた時のリアクションを思うと笑いが止まらず、声を殺して笑うのに一苦労だった。





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ぱち、と目が覚めた。
時計を見ると7時前。確か今日は8時起きの予定だったから2人が起きるのにはもう少し時間がある。

昨日はいつの間に眠ってしまったのだろう。
先に寝てしまって悪かったかしら、と慧理奈は思う。
この旅行を楽しみにし過ぎて前日はなかなか眠れなかった。
こうして友人と旅行に来るなんて、今まで無かった事だから。

もう一眠りしようかと目を閉じてみても、一度冴えてしまった意識はもう眠りを必要としない。
仕方が無いので睡眠は諦めてベッドから起き上がる。
このホテルは海沿いだから、バルコニーに出れば素敵な朝の景色が楽しめる筈だ。

そして、ふと、窓際のベッドに寝ている央に視線を落としぎょっとした。

「え!?」

み、見間違いかもしれない…と、目を擦ってもう一度凝視する。
……見間違いではない。何度見ても『それ』は央の額に存在する。

央の額に『竜』の字が!!

「一体、私の寝ている間に何があったの??」

まじまじと央の額を見つめる。
これはどう見てもマジックで肌に直接書いてある。

今日は中日キャンプだから気合を入れているのかしら??
選手へのアピール??

色々と考えを巡らせるものの、央の額に輝く『竜』の理由は計り知れない。

助けを求めるように栗実の方へ視線を移す。
栗実の額には何も書かれていないのを確認するとほっとした。
しかし、栗実が握り締めて寝ているのはまさにマジック。
疑うまでもなく、央の額の字を書いたのはこのマジックであり、栗実だろうと簡単に推理できた。

それにしても何故?栗実が央の額に??

……央が自ら望んで『書いて』と言うとは思えない。
と、言う事は栗実のイタズラ?
慧理奈の推理は栗実が央の寝ている間に書いたのだろうという結論に達した。
そう言えば、聞いたことがある。
親しい友人同士でお泊りをする時には、ちょっとしたイタズラをするのだとか。
幼稚舎からリリアンだから世間一般の女子高生の事には疎いという自覚は少なからずある。
きっと、央と栗実はそんな世間一般的な遊びをしたのだ。

寝てしまっていたとはいえ、そんな楽しい遊びに誘ってもらえないなんて寂しいものだと慧理奈は思った。
いや、ここは私の方から2人に歩み寄って行った方がいいのかもしれない。
『リリアン育ちなので知りませんでした』では通らない事はこれから先も多々ある筈だ。

そう思うと、慧理奈は寝ている栗実の手からそっとマジックを取り上げた。

そして、さらさらとした感触の栗実の前髪を上げ、マジックのキャップを外す。
央が『竜』ならば、栗実は勿論『巨』以外に無い。

慎重に、しかし大胆に。
栗実の額に書き込まれる『巨』の文字。

「上手く書けましたわ」

出来に満足すると、慧理奈は洗面台へ向かった。
顔を洗ってすっきりしてからバルコニーへ出よう。
朝の爽やかな空気と、朝日を浴びて輝く海が私を出迎えてくれるだろう。

そして、2人の起きた時のリアクションが何より楽しみだ、と忍び笑いを堪えつつ、
とてもワクワクした気分で鏡の前に立った。



………そして大絶叫が室内にこだまする事となる。





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「ごきげんよう、聖香さん。これ、沖縄のお土産ですわ」
「ありがとう、央さん」
「私からもお土産です」
「これは私からよ、聖香」
「栗実さんも慧理奈さんもありがとうございます」

写真部部室。

沖縄から帰ったプロ野球愛好会の3人は再び写真部にて集会を開いていた。
名目として沖縄キャンプの反省会である。

「それで?沖縄キャンプはどうでした?楽しかったですか?」

聖香の問いに、3人は苦笑しながら「ええ」とか「まぁ」とか曖昧な答えを返した。

「それが…、沖縄に行ったはいいものの、ホテルから出れなかったんですわ」
「央さんが油性マジックなんか持って来るからじゃないですか」
「消えるのに丸2日掛かりましたものね」

結局、3人共に『虎』、『竜』、『巨』の額の落書きのせいで部屋から出られず。
楽しみにしていたキャンプ見学は勿論、沖縄料理もロクに食べられなかった。
(ルームサービスを頼む他なかった)

ただ、お互いの姿が本当に可笑しかったので、顔を合わせる度に吹き出していた。

「え?じゃあ、3人は沖縄まで行ってキャンプ見学しなかったんですか?」
「う、ま、まぁ……」
「そういう…事に……」
「なりますわねぇ」

(何しに行ったのかしら、この人達)
呆れた表情を隠す事も出来ず聖香は3人をまじまじと見詰め、
3人はバツが悪そうに目を逸らした。

「それで?いい写真は撮れたの?栗実ちゃん」

招かざる客にまたも親切に紅茶を出しながらつなみが問うと、

「はい、思い出に残る写真が取れました!」

と、栗実が笑顔で答えた。

キャンプを撮影するために用意したフィルムやデジカメは、
目的を果たす事は無かったけれど。
3人の写真だけでフィルムは使い切り、データは一杯になった。
楽しい楽しい、かけがえのない写真が撮れたので満足だ。

「キャンプに行かなかったのに写真を撮ったんですか?見せて下さいよ」

興味津々の聖香だったが、3人は必死で断った。
楽しい思い出とは言え、額に落書きをされた自分の姿を部外者に晒すのはなるべく避けたい。

「い、いえ、大した写真じゃないですし。ねぇ、央さん」
「ええ、そうですわね、栗実さん」
「聖香、別に見る程のものじゃないのよ?」

必死で隠そうとする3人と、「いいじゃないですか~」と食い下がる聖香。

そんな後輩達を『2年生は楽しそうでいいわね』と、つなみが優しく見守っていた。

写真部部室は今日も賑やか。







★おまけ★


「キャンプは見学できなかったので、オープン戦を観に行きましょうか」
「いいですわね、栗実さん」

栗実の提案に慧理奈が賛成する。

「あぁ、私は望さんとオープン戦を観に行く約束がありますので、その日は外して下さいね」

「えっ?央さんってば望さんと!?」
「望さんもプロ野球好きなんですか?」
「いえ、先日のバレンタインイベントで、私の隠したカードを望さんが見つけて下さったんです。
 それで、お礼にデートしましょうって事になりまして」

にこにこと語る央に、顔を見合わせる栗実と慧理奈。

「望さんはもっと他の所に生きたいのではなくて?」
「央さんが無理矢理オープン戦に誘ったのでしょう?」
「ち、違いますわよ。望さんが『オープン戦に連れて行って下さい』って言ったんです!」
「きっと野球好きの央さんに気を使ったんですわ」
「もっと後輩の気持ちを汲んで差し上げなくては」
「この言われ様……」

2人から言いたい放題言われながらも、
このチャンスに望さんもプロ野球ファンになってもらおう!と密かな野望を燃やす央だった。


プロ野球愛好会、年中会員募集中!!


あとがき



リハビリ作品。
プロ野球愛好会つれづれ。
最終更新:2006年01月27日 20:04
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*1 (いや、央さんが一番心配ですから!