リリアン女学園付属図書館 「激闘☆枕投げ 5」

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激闘☆枕投げ 5

二宮 央



「大体、『枕持参』って書いておきましたのに。予想出来ませんでした?」
「クッション代わりに使うのかと……」
「枕投げってやったことありませんし……」
人を疑う事を知らず、枕投げの経験も無い純粋培養のお嬢様達である。
因みに央と彩は揃ってリリアンは中等部から。お嬢様らしからぬ遊びも経験済みなのだ。

「やった事がないのでしたら是非やりましょう」
「これをやらなければ修学旅行ではありませんわ」

戸惑うお嬢様達を口八丁手八丁で言いくるめ、チーム分けをする事となる。
集められた理由が『枕投げ』だと分かっても怒って帰らない辺り、お嬢様達は人間が出来ている。
話には聞いた事のある『枕投げ』への純粋な興味もあるのだろう。

「グーとパーで分かれましょ!」(九州ではこう言う)

そして8人ずつ、2チームが誕生した。


 ★Aチーム  五条慧理奈 ・ 今岡栗実 ・ 三条綺羅 ・ 中風蘭香
          椿十花 ・ 都橋彩 ・ 如月蒼 ・ 冬月明日香

 ★Bチーム  葛城かずら ・ 叶野ゆん ・ 久保りな ・ 坂槻はなめ
          崎駅藤 ・ 桜坂郁弥 ・ 正木聖香 ・ 二宮央

 ※実際、公平なあみだくじで決めました。


「ええぇ~~!Aチーム強くないですか!?」
グーパーで公平に分かれたとは言え、戦力的に見るとAチームが強そうなのは歴然。
「運動部が2人いますものね。彩さんは剣道部、蘭香さんは水泳部」
はなめが冷静にAチームを分析する。
「しかも明日香さんは中等部ではバスケ部レギュラーだったんですよ!」
央が加えて補足説明を入れる。因みに慧理奈も運動神経抜群である。
「でも、決まったものは仕方ありませんわよ」
「そうそう」
Aチームに対する不満が口にされる中、当のAチームメンバーは余裕である。
自分たちが有利であることを分かっているのだ。

「これは……策が必要ね。力押しじゃ負けは見えているわ」
かずらの提案は当を得ていた。
「では今から10分間、各チーム作戦会議を致しましょう」
「いいですわよ。せいぜい良い策を立てて下さいね」
枕投げを提案した首謀者、央と彩が各チームの代表となって作戦会議が行われた。