リリアン女学園付属図書館 「激闘☆枕投げ 15」

書棚


目録


図書日報


  • 新刊案内
  • 総利用者数 -
  • 今日の利用者 -
  • 昨日の利用者 -


管理用



※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

激闘☆枕投げ 15

二宮 央



「ズルいですよ、藤さん」
「あら、勝てばいいんでしょ、勝てば」
勝負の結末に納得のいかない明日香は藤に抗議する。
「だって、全員目を閉じてましたし…その間は休戦状態なのでは?」
十花も食い下がるが、
「だから、私は別に目を閉じて欲しいなんて言ってませんでしょう?」
皆さんが自主的に目を閉じただけよ、なんて言われては反論の余地が無い。
釈然としないけれど、Bチームの勝利……って事らしい。
いや、Bチームと言うよりも藤の一人勝ちかもしれない。

「でも、下着姿なんて見られたくないでしょう?」
やっとバスローブの紐を結んだ藤に対して栗実が問う。
「別に。裸じゃないんだし。女同士じゃない」
やはり平然としている藤。
確かに、見られて困るものではないだろう。
むしろ見せつけられたかのような完璧なプロポーション。
(負けた……)と思ったのが5割。
(私も負けてない!)と思ったのが3割。
(……………)ノーコメントが2割。
ゲーム中行われた反則スレスレの(自称)頭脳プレーよりも、
藤のお色気(?)攻撃が勝った訳である。

「でもまぁ、楽しかったわv」と言うかずらの言葉に、全員が頷いた。
結果はどうあれ、枕投げは文句無く楽しかったから。