リリアン女学園付属図書館 「山百合会劇・衣装部買い出し編act4」

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山百合会劇・衣装部買い出し編act4

一ノ瀬 ひめ乃



時間もないので次は一気に王様と王子と姫とカラボス。
ラフイラストとして書いた当初のメモには、
王様のイメージは金色と書かれている。
王子とカラボスと姫はデザイン画がしっかり書かれている。

三人でしげしげとデザイン画を見つつ、いかに安く早く仕上げるかを悩む。
結果、王子が中に着るブラウスは芽衣子さんの着なくなった中学生時代のブラウスに、
ラッセルレースを縫い付ける事にした。

王子ならやはり気品溢れる別珍。
だけど、別珍は高価だから、少々難がある程度であまり問題はない、
割引品になっているモスグリーンの別珍にする事になった。

芽衣子さん曰く、
「わたくしが黒い王子服を着て髪をたばねたら 執事になってしまうわ」
という発言を尊重して上品なモスグリーンを選んだという訳である。
それに芽衣子さんには緑がよく似合う。

デザインは襟のないジャケット、
その縁取りは金のブレードで、中はひらひらしたブラウス、
そしてジャケットと共布のショートパンツ。
勿論裾にレース付き。

「うん、この色芽衣子さんにとても似合うんじゃないかな?
そういう色のイメージだな、私は」
「そうですね、芽衣子さんとてもお似合いになるんじゃないかし ら」
「ではこれも、ええと2m50cm買う事に致しましょうか」
時間がないので駆け足だが、とりあえず王子の件は一安心。
王子は第二の主役なんだから、多少値が張っても仕方がない。

是非輝いてほしいと学園中が思っていると思う。
芽衣子さんの王子姿はさぞかし凛々しい事だろう。