ストーンカ帝国で作られた魔剣で、正式名称は「天魔剣・流星」。
(ソウルズシリーズでは合成で天魔剣から天魔剣・流星になるが元々同じ。ちなみにコミックスペクトラルフォースの時点で「号は流星」という設定が存在しており、後付けではない)
刀身が一種のエネルギー発振器になっており、四源精(風・水・火・土)の力を同時に放つことができる。
魔剣の中でも最高の力を持っており、その波動はあらゆる物質を原子レベルまで分解する事も可能。
紀元前1000年頃、
コリーアが
ヘルガイアを封印するときに使用。
その後コリーアによって「世界の卵」という形に変えられ、
冥界に封印された。
993年、前述の五勇者の1人
グレイの恋人
カミシアが、ある村に伝わる賛歌から「世界の卵」を天魔剣に戻す秘術を見つけた。
グレイとカミシアはスペクトラルタワーに登り、秘術を使って「世界の卵」を天魔剣へと戻した。
その際カミシアは死亡。
994年、グレイはスペクトラルタワーで出会ったラーデゥイの弟子・
シフォンに天魔剣を託した。
以降、天魔剣は少女
アルムの姿をとり、冥界王
ムゲンに付き従っていた。
※もともと天魔剣に意思が宿っていたのか、それとも冥界の誰か(ムゲンが最有力)が意思を与えたのかは不明。
また、1012年にムゲンは地上に侵攻・敗退したが、天魔剣は使用していない。
この時はまだムゲンの手になかったのか、持っていたが使わなかったのかは不明。
ムゲンはこの後の
クライスの反乱の直前に
ソルティ帝たちに敗れているが、その際も天魔剣は使用しなかった。
1025年、シンバ帝国の
ソードマスターである
クライス・フローネ・エクアトーレの3人が、ヒトゲノムの調査のために冥界を訪れる。
クライスは「
魔剣を破壊すれば全ての種族が共存できるかもしれない」というムゲンの考えに同調。アルム=天魔剣はクライスに同行し、力を貸すことになる。
2人は帝国のソードマスターたちの魔剣を破壊しつつ、ソードマスターのフローネ・テモワンの助成も得て、「人類による魔剣独占」を主張する
ソルティ帝を追う。
そして聖光師団長ギルスターとの戦いの最中、アルムは天魔剣本来の姿に戻る。
クライスはこれを使用してソルティ帝を討ち果たした。が、この戦いで天魔剣は砕け散ってしまう。
失われたはずの天魔剣だったが、形見としてこれを探していたシフォンの子供夫婦が命と引き換えに入手。シフォンは天魔剣と子供夫婦の娘
ミュウをラーデゥイに預ける。
※ラーデゥイによると天魔剣は封印されていたらしいが、いつどうやって復元したのか、誰が封印したのかは不明。
一応、『スペクトラルブレイド』のエンディングではほんの少しだけアルムらしき少女が出てきているが、セリフも何も無く、推測不可能。
その他、天魔剣の復活には、ソルティ帝暗殺の後にクライスと共に行動していたヒトゲノム・マフィンが関わっているらしい、という情報が伝わっている。
コリーア→シフォン→クライス→ミュウ→アレックス
最終更新:2010年07月21日 10:24