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525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/02/05(日) 03:42:55.17 ID:NkAO0htb0<br> 太陽「よ、海王星、相変わらずブルーだね」<br> <br> 海王星「大陽かぁ、珍しいお客さんがきたねー。まぁ、その辺に座っといてよ。<br>     ブルーってのは余計だけど」<br> <br> 太陽「まぁまぁ、そこは気にせずに」<br> <br> 海王星「で、今日は何の用?」<br> <br> 太陽「うーん、これといった用は別にないんだけどね。<br>     用がなきゃ来ちゃダメ?」<br> <br> 海王星「まぁ、あたしは用がなければ行動はしないかなー。効率悪いし。<br>     でも、誰かが来てくれる分にはカンゲーするー」<br> <br> 太陽「そか。……そういえば、随分前の事だけどさ」<br> <br> 海王星「んー?」<br> <br> 太陽「変な奴に付け回されてるって言ってたよね?<br>     たしか、他の惑星を付け回してた奴と同類らしいとかいうの」<br> <br> 526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/02/05(日) 03:43:23.73 ID:NkAO0htb0<br> 海王星「ああ、ボイジャー2号のことー?」<br> <br> 太陽「多分それ。で、結局、そいつは何者で何が目的だった訳?」<br> <br> 海王星「あいつはねぇ、NASAとかいう機関があたしの身辺調査の為に<br>     さしむけた探査機だったみたいだよー。あんまりしつこいから、<br>     ハックして撃ち落としちゃったけどねー」<br> <br> 太陽「へー。でも、どこからそんな情報を?」<br> <br> 海王星「NASAと探査機との通信を傍受して、解読しただけー。<br>     一応DESで暗号化してる「つもり」だったみたいだけど、<br>     あんなの暗号とは呼べないよねー(笑」<br> <br> 太陽「は、はぁ……そうですか………。<br>     あ、でもこの資料だと、ボイジャー2号は無事ミッションを終え、<br>     太陽系外へ向かってるってことになってるけど…」<br> <br> 海王星「それはねー、こーゆーことー」<br> <br> ドン<br> <br> <br> 527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/02/05(日) 03:43:42.02 ID:NkAO0htb0<br> 太陽「……何コレ」<br> <br> 海王星「対探査機偽信号発信機 for ボイジャー2号。<br>     つまり、こいつでNASAにダミー電波を送ってるってわけ」<br> <br> 太陽「君、顔に似合わず、結構酷い事するのね……」<br> <br> 海王星「そぉ?乙女の身辺をコソコソ探ってたやつらには、<br>     当然の報いだと思うよぉ?2030年以降(※)も通信が確立したら、<br>     NASAの人達はどーゆー顔をするんだろうねー☆」<br> <br> 太陽「…………(女って怖ぇぇぇぇぇ)」<br> <br> ※ボイジャー2号との通信は2030年頃までは保たれるものと考えられている<br> <br> <a href= "http://www8.atwiki.jp/nurupogunsou/pages/103.html">《一覧に戻る》</a>
570 :海王星の発明 :2006/02/05(日) 13:00:45.14 ID:bwYx+axa0<br> 海王星「よーし、完成。さっそく起動!」<br> <br> ピッ<br> <br> トリトン「おはようございます。マスター、今日もお綺麗ですね」<br> <br> 海王星「よしよし、人格プログラムは正常みたい。」<br> <br> 太陽「海王星いるかー?・・・ってうわ!誰?」<br> <br> 海王星「どう?わたしの新発明の‘T-01’通称「トリトン」よ!」<br> <br> 太陽「トリトンよ!って・・この子機械なの!?<br>    見た目は俺たちと変わらないのに・・・」<br> <br> 海王星「そうよー。作るの苦労したんだから。あっ、トリトン、この人は太陽」<br> <br> トリトン「太陽、ですね。記憶しました」<br> <br> 太陽「よろしく、トリトンさん」<br> <br> 571 :海王星の発明 :2006/02/05(日) 13:01:05.11 ID:bwYx+axa0<br> トリトン「こちらこそよろしく、太陽。なかなか男前だな。好みのタイプだ」<br> <br> 太陽「え!?」<br> <br> 海王星「ごめんねえ。詳しい人物データが入ってない人にはタメ口聞くようになってるのよ<br>    たぶん、知らない人にはついて行かないように設定した影響だと思うけど」<br> <br> 太陽「いや、それはかまわないけど・・・」<br> <br> 海王星「そう?じゃあ、太陽に対してはこのままでいいか」<br> <br> 太陽「あ、うん。それよりずいぶんハッキリとした性格だな」<br> <br> 海王星「そうねー。素直でいつでも冷静沈着な性格にしたからね。<br>     ハッキリとものを言うのはそのオマケみたいなものね。<br>     自分の感情を冷静に分析して思ったことを素直に伝える、<br>     ってカンジ」<br> <br> 太陽「すごいな。ちゃんと感情もあるんだ」<br> <br> 572 :海王星の発明 :2006/02/05(日) 13:01:23.37 ID:bwYx+axa0<br> 海王星「そっ。苦労したんだから。詳しい話してもわからないと思うけど。<br>     好き嫌いとかは他の惑星たちのデータを総合して元にしてるから、<br>     太陽を好みのタイプに感じるのはあなたが皆に好かれてる証拠ね」<br> <br> 太陽「なんだか照れるな」<br> <br> トリトン「照れた顔もかわいいな。<br>      それに先ほどのマスターとの会話を聞く限り性格もよさそうだ。<br>      ますます気に入った」    <br> <br> 太陽「!」<br> <br> 海王星「あっはっはwこりゃいいわ。さすがの太陽もタジタジね」<br> <br> 太陽「あ、ありがとう・・・トリトンさん」<br> <br> トリトン「トリトン、でいいぞ。わたしと太陽の仲ではないか」<br> <br> 太陽「あ、わ、わかったよ、トリトン(・・・なんかやりづらいなあ)」<br> <br> 海王星「あっはっはw」<br> <br> <a href= "http://www8.atwiki.jp/nurupogunsou/pages/103.html">《一覧に戻る》</a>

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