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634
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/05(日)
16:26:30.10 ID:NkAO0htb0<br>
カランカラン<br>
<br>
マスター「いらっしゃいませ、、、と、これはこれはハレーさま。<br>
毎度有り難うございます」<br>
<br>
ハレー「おっす」<br>
<br>
マスター「お元気そうで何よりでございますよ」<br>
<br>
ハレー「マスターも相変わらずでwんじゃ、いつもの頼むよ」<br>
<br>
マスター「畏まりました」<br>
<br>
──────────────────────────<br>
<br>
<br>
635
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/05(日)
16:27:15.95 ID:NkAO0htb0<br>
ハレー「はぁ………」<br>
<br>
マスター「ため息を吐かれるなんて、らしくありませんね。<br>
どうかなさいましたか?」<br>
<br>
ハレー「らしくないって、あたいはどんなイメージなんだよw<br>
んー、何か出ちゃうんだよねぇ。よくわかんないんだけどさ」<br>
<br>
マスター「ほほぅ」<br>
<br>
ハレー「………あたいにはさ、弟のように思ってるヤツがいるんだけどさ、<br>
何だか、ぼーっとしてると、頭にそいつが浮かんできてさ……<br>
気付くとため息ばっかり吐いちゃってるんだよね……」<br>
<br>
マスター「………」<br>
<br>
ハレー「って、あたいは何を言ってるんだろうね///<br>
完全に酔っぱらっちゃってるね(笑」<br>
<br>
マスター「………ハレーさま。それは、ずばり『恋煩い』ですな。<br>
らぶしっくねす
でございますよらぶしっくねす」<br>
<br>
636
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/05(日)
16:28:10.30 ID:NkAO0htb0<br>
ハレー「マスター、あんた面白い事言うねw<br>
このあたいが恋だって?じょーだんww<br>
あんまり面白いことばっかり言ってると、ツケは払わないよ?」<br>
<br>
マスター「うっ、、、そ、それだけはご勘弁を~」<br>
<br>
──────────────────────────<br>
<br>
ハレー「ところでマスターさ、何でこの店を始めようと思ったの?」<br>
<br>
マスター「んー、そうですね………実は私、<br>
とあるお屋敷の執事が本職でございましてね。<br>
色々ありましてお暇を頂戴したのでございますが、<br>
特にする事もなかったので、こうして店をやってるんですな。<br>
……おっと、これは理由にはなっておりませぬな」<br>
<br>
ハレー「実のところ、そこのお嬢様のご機嫌を損ねて、<br>
クビになったんでしょ?w」<br>
<br>
マスター「いやいやいや、縁起でもないw有給を取らせて頂いているのですよ」<br>
<br>
637
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/05(日)
16:28:44.26 ID:NkAO0htb0<br>
ハレー「ま、そういうことにしといてあげるよw<br>
でも、副業とは言えこうして手に職を持ってるんだもん、凄いよね」<br>
<br>
マスター「何をおっしゃいますか。<br>
ハレーさまだって、立派なご職業に就いておられるじゃありませんか」<br>
<br>
ハレー「そんなこと無いって。あたいなんて、単なる一介の流れ者だよ。<br>
でもさ、あたいもそろそろ歳だからさ、真剣に将来のこと考えないと<br>
いけないかなー、なんてね」<br>
<br>
マスター「そこまで熟考されてるだけで、十分立派でございますよ」<br>
<br>
ハレー「よしてくれよ、照れるじゃないか////」<br>
<br>
ハレー「あ、本業があるってことは、いずれはこの店たたんじゃうって<br>
ことだよね?」<br>
<br>
<br>
638
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/05(日)
16:29:17.08 ID:NkAO0htb0<br>
マスター「そう遠くない内に、そうなりますかね…」<br>
<br>
ハレー「そっかー、折角いい店を見つけたと思ったのに、残念だなぁ」<br>
<br>
マスター「申し訳ございません」<br>
<br>
ハレー「いいさいいさ、マスターが悪いんじゃないんだから。<br>
それにさ、マスターとはまたどっかで会える気がするしね。<br>
………となると、ココにツケの分も置いとくよ。<br>
お嬢様と仲良くな。それじゃ、また」<br>
<br>
マスター「有り難うございます。またのご来店お待ちしておりますよ」<br>
<br>
カランカラン<br>
<br>
ハレー「………………恋、か」<br>
<br>
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668 :土星と天王星 :2006/02/05(日) 18:09:58.78 ID:bwYx+axa0<br>
土星「はい、タッチ!・・・あれ?」<br>
<br>
天王星「それは分身でござる。残念でござったな」<br>
<br>
土星「もう!鬼ごっこの時は忍法ダメだって言ってるじゃん!」<br>
<br>
天王星「むう・・・。そうでござったな。では、交代でござる」<br>
<br>
土星「ちゃんと100数えてよー」<br>
<br>
天王星「わかってるでござる。早く逃げるでござる」<br>
<br>
土星「はーいw」<br>
<br>
天王星「1、ニン、3・・(中略)・・99、100。さて、行くでござる」<br>
<br>
――――――――<br>
<br>
土星「はあはあ・・。よーし、これだけ逃げれば簡単には見つからないよね」<br>
<br>
669 :土星と天王星 :2006/02/05(日) 18:10:26.20 ID:bwYx+axa0<br>
天王星「ここにいたでござるか」<br>
<br>
土星「えー!?」<br>
<br>
天王星「タッチ、でござる。ニンニン」<br>
<br>
土星「もう!天王星ちゃんと遊んでも全然楽しくない!<br>
この前のかくれんぼの時だって結局ずーっとわたしが鬼だったし!」<br>
<br>
天王星「隠れろと言われると忍の血が騒いで・・・すまんでござる。<br>
でも、土星殿は足が遅すぎるでござるよ」<br>
<br>
土星「べーっだ。天王星ちゃんが速すぎるんだよ!」<br>
太陽くんはこんなに速くないもん!もう帰る!」<br>
<br>
天王星(太陽殿は手加減するのがうまいでござるな・・・)<br>
<br>
670 :土星と天王星 :2006/02/05(日) 18:11:27.16 ID:bwYx+axa0<br>
タイタン「・・・すまなかった。わたしから謝らせてくれ・・・」<br>
<br>
天王星「これは、タイタン殿。気にすることはないでござる。<br>
明日になればケロッとしてるはずでござる<br>
それに拙者も手加減が下手でござった」<br>
<br>
タイタン「そう言ってくれるとありがたい・・・」<br>
<br>
――――――――<br>
<br>
翌日<br>
<br>
土星「天王星ちゃん!ねえ、今日はお絵かきね!」<br>
<br>
天王星「承知したでござる」<br>
<br>
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