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御仁

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御仁(おに)

不老にして不死、巨大な角と神秘の力を持つ巨人族。
東方の広範囲に生息する九尾獣と違い、梗醍果国散亥洛国、突晩快国の
国境に接する狭金華(さきんか)盆地を領域として、その他で遭遇することはまずない。
…はずだが盆地外のあちこちにある古代〈狗王朝〉の遺跡を守るように出没している。
はるか西方ラ・ムクト山中にも真竜や九尾獣を始めとする様々な危険生物や、
操兵軍団を生身で撃退する超人たちリッシュ・マナーと争うことなく棲み分けているとも
言われる。
無角は図体の大きな獣同然だが、一角は人語を解し武繰を使うようになるなど、一本の角数の
違いが圧倒的な力量差を生み、多角ほど高位となる。
下位の無角が多数目撃された所では必ず将として多角の御仁が率いていると人間たちには警戒される。
高い知性を有するが、基本的には人間を塵芥と見下しており、また邪悪な思考(もっともそれも
人間視点のものに過ぎないが)の持ち主である為、人間とは相容れない存在。
九尾獣とも表だって諍いは起こさないものの、互いにその存在を嫌っているようで敵対的な態度を
隠そうとはしない。
実は《黒い月》との盟約により、聖刻世界の均衡の為一時的にアハーン大陸に顕現している存在だが、
本来の目的は「我らの霊魂が解き放たれる大地を得る事」であり、それ以外の事は実際どうでもいいと
思っているようである。
傷つけてもすぐに回復し、狩猟機の全力の攻撃や超強力な術法で肉体がバラバラにされても肉片が
集まり元どおり再生する。そして狩り出すためにどこまでも追ってくるという。
そうして復活した際、稀に角が増え力や位を増幅させる個体もいる。
永遠の生涯の中で研鑽を積んだ武繰や術法は人間のそれとは文字通り桁が違い、御仁の目にとまって
生還できた者は、東方の長い歴史の中でもほとんどいない。

関連

須天 御仁の
グ・ライン・ス・ライン 御仁の王。
喪楽礼等 六角の方術使い。
喜蒋華意 五角の御仁の将、武繰使い。
武晋郭 三角の武人。儀象然士と死闘を繰り広げ絶命。
討竜の仮面 何故か御仁がモチーフ。
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