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梗醍果国

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梗醍果国(こうだいかこく)


その名は「世界の中心」を意味する、東方の精神的盟主であり最古の国家。
首都は関撰(かんせん)。
元々は〈狗王朝〉の遺跡の上に住み着き、騎撰族と名乗り出した新興勢力の集落でしかなかったが、禁赤人との知遇を得て超常的存在に後見され発展した。
王族が治める王朝国家だが、<梗醍果の王>の称号は特別な意味を持つ為、代々の国家元首は
「王」とは名乗らず「国主」または「大王(おおきみ)」とするのが習慣である。
王族には「汪(ワン)」の一文字が贈られる。
他国が中原西方からの文化流入や交易で発展している一方、
梗醍果は千年ほど前からあまり変わらない政治体制で国力に差をつけられ続けたままであった。
だが近年ではショク・ワンの祖父、名君オン・ワンの行う様々な改革により、国家として活力を
取り戻しつつある。
領地はそこそこ広い(東方北部南部を股にかける)ものの、蟲や九尾獣などの危険な魔獣の
領域である為、人間はその合間を細々と開墾して暮らしているに過ぎず、国土の八割、特に北部の
吾伽式との広大な国境地帯付近は不毛の無人地帯である。
建国草創期より「盟約」を交わした大九尾獣バカラクに王家は庇護されているという伝説があり、
「国家や王族に災いを為そうとする輩は直ちに滅ぼされる」と言われているが近年では(当のショク・ワンにも)
信憑性が怪しまれており、そのせいかアハーン大陸の東西を繋ぐ交易路の恩恵を
受けて、経済が発展した梗醍果南部の豪族達が中央を凌ぐ力をつけた挙句に謀反を企て、南部豪族の乱
いう内乱に発展した。
また表面化はしていないものの、周辺諸国にも梗醍果の権威については疑問視する声があるのも確かである。

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