精霊界(せいれいかい/メーノーグ)
物質が形を持っている《具象界》に、重なり合うように存在している魔力エネルギー(
マーナ)だけで構成された世界のこと。
〈
聖刻石〉や〈
気〉、様式にのっとった呪文や〈
聖霊〉への請願などをもって精霊界から力を引き出し、物質界でそれらは
術法となって発現する。
精霊界からもたらされるエネルギーは物質界と密接に結びついており、基本的に等価交換にみなされている。上位
練法師の超高度
練法の行使や、千を越える
狩猟機が戦場でぶつかり合う
くらいでもそう時間をかけずに均衡は戻ると考えられている。
しかし、《
八の聖刻》同士が本気で力を振るうような事態では
アハーン大陸で山脈一つが消えたという伝承があった。