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龍の王

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龍の王(りゅうのおう)

聖刻群龍伝における約2000年ほど前に西方全土を統一した〈龍の王の帝国〉即ち、シュルティ古操兵を生み出した古王朝文明の開祖。
失われた叡智を持って300年もの長寿、常人では対抗不可能な力で、苛烈な圧政をし続けた。

治世最初の数十年間は、名君として国民に心を砕いて奉仕し善政を敷いていたが、何時までも足るを知らず、欲望を剥き出して身勝手な要求を突きつけてくる臣民や、己の後釜を狙う親族に幻滅し、次第に残虐・酷薄な暴君となっていった。

王の死後、龍の帝国は後継者争いと抑圧から暴発した民衆が反乱。相次ぐ戦乱により瞬く間に崩壊。
飢餓も重なり西方の人口が半減する最悪の時代と呼ばれることになる。

自身の死に際し、転生の秘法を実行し後の世に復活を目論んだが、「なぜか」魂が八つに分裂。
それぞれの魂が宿った人物は〈龍の器〉となり、〈神聖ロタール帝国〉としてまとまっていた西方西部域に動乱を起こすことになる。

正体

元々は後に〈至高の宝珠〉となる〈八の聖刻〉のどれかに仕える組織の下っ端構成員だったが、レーヴェン・ブロイ・アイネスと接触して上層部すら持っていなかった知識・技術を手に入れて乗っ取り、生前・死後の勢力基盤としてフル活用。

「原因不明の分裂した魂」とは、意図的に〈龍の器〉たちの脳内に繰り返し野望を吹き込む木霊に過ぎず(「覇王」は若き日に自力で捻じ伏せ聞こえなくなった、また、単なる幻聴と思い野心に火がつかなかった者もいる)、本当の目的は〈八匹の龍〉を争わせ、誰かが勝者として最大勢力となる頃に、〈龍の花嫁〉を嫁がせてその二人の間に生まれる「息子」こそが〈真の転生者〉であり、自らの労力は最小限にしてちゃっかり「父親」からすべてを掠め取るつもりでいた。

つまり、デュマシオン・イスカ・コーバックアーシェラ・アレイ・ベールとの間に生まれた息子、アーカディアである。

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