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*黄金の軍団 近年新設された、[[ダカイト・ラズマ帝国]]の第13の軍団。 [[帝国の隠された真の目的>デグマト・ドラゴナス]]を果たすために障害となる危険な[[聖刻器]]や、異界より[[アハーン大陸]]に侵入しようとする〈[[神]]〉といった超常の存在を滅ぼすことを任務とする秘密部隊。 ゆえに[[ジグナー領の戦い]]の佳境までは表舞台には一切登場しなかった。 団員はわずか数名、[[操兵]]はただの一騎でありながら小国家の軍勢を潰走させ、中規模国家と比べても遜色のない勢力を持つ魔神崇拝の教団を壊滅しており、構成員は超絶の人材揃い。 筆頭は[[ジャオカ家]]の公子[[カイザーン・デオ・ジャオカ]]。[[旗操兵]]は[[ギルダル・ドアーテ・ムーンナル]]である。 ---- カイザーン・デオ・ジャオカ  天才[[剣士>戦士]]でギルダールの[[操手]]。『黄金の軍団』本来の意味はダカイト・ラズマ[[皇帝>ボーボアー・モスグス]]が『カイザーン唯一人に与えた称号』であり、一個人でありながら他の軍団と同等の権威と権限を保有する。 若輩だが既に〈[[剣聖]]〉級の達人で鷹揚に構え、その帝国一の剣技と懐の深さ(自分の[[獲物>デイル・フスリマクスティス]]以外周囲の連中が死ねばそれまでと、殺人狂たちがハメを外すのを許すほど)で有能な人間はおろか、誰も乗り手と認めなかった[[西方]]最強の[[狩猟機]]や超弩級の人外まで心服させる。 ナルエグ・ソルド  カイザーンの副官、[[真竜]]の力をその身に宿す黒装束の怪人物。同類である[[アゾーム]]とは違って過去、内に秘めた力を制御できず暴走させ、[[ロート・ブレイドゥ]]、[[リューチャン・デト・バイザス]]、[[ライン・ガビザコ>ガビザコ家]]など幾人もの運命を狂わせたという。 ルードレン、セトルより新参で初見はカイを含め三人しかいなかった〈黄金〉の前に最強の敵として現れた。調伏された後、条件(〈竜〉の力が暴走しないよう、カイザーンとギルダールで抑える)付きで配下となる。 図らずも不死王に転生したネグマッツの命名者で、彼と相方バシールの監視役。 元は[[黒竜教]]の高僧だったのか、霊体化して異空間に侵入したり、「言葉と霊魂の秘密を知る」[[伝道士]]らしく重要な場面で機転を効かせ、邪神に決定的な楔を打ち込んで勝利に貢献する。  バシール・アサキン  骸骨ヘ直接皮を被せたかのように痩せこけた小柄な男。森の中を細い枝先から枝先へ滑らかに跳び移って進み続ける、大型弩弓から放たれた銛のような鋼の太矢を空中で掴み取って射手に投げ返し的中など、外見からは想像もつかない桁外れの体術を駆使するが、すぐ目的を忘れて没頭してしまう凶悪な殺人癖により[[紅の軍団]]を追放された暗殺者で、自分をクビにした[[マーレル・ジーソゥ]]を逆恨み(その悪意は娘の[[ソルカ>ソルカ・ジーソゥ]]にまで及ぶ)している、現在黄金の軍団最後の入団者。 全身が猛毒に侵されているが副作用(というより薬効か?)でどんな重傷を負っても短時間で完治する、不死身の快楽殺人鬼。うかつに傷つけると、強酸のような返り血を浴びて衣服が溶け身体が爛れる。反対に本質を察知した[[サラール]]は解毒や浄化の術をかけて大ダメージを与えようとした。 また、[[モル・マースケス]]に傷つけられた眼球だけは障害が残り、暗い憎悪を募らせる。 触れれば切れる鋼線の糸を出す蜘蛛を操って結界を張り、相手に必要以上に苦痛を与え怪我が簡単に治癒しないように波刃の短剣を得物とする。 ネジが外れた残忍な者同士友情が芽生えたのか、ネグマッツと特に気が合いよく行動を共にし、二人して[[聖刻]]世界を揺るがす「混沌」の影響を受けると異常に調子が上がることから、身に宿る劇毒が[[触媒]]となって肉体と精神が異界の存在に近くなり、[[この世界の原理・法則>秘装八者]]より外れた可能性も。 若年ながら一代で[[黒の手]]に迫るほど[[西方]]全土にまで根を張った[[間者]][[匠合]]の元締め、[[マナリアード・ボーズル・ロックラン]]とは裏稼業で因縁の仲である模様。 ネグマッツ 黄金の軍団結成、半年後にナルエグの推薦(=強迫・強制)で入団。  元々は[[山賊>盗賊]]の頭目で、役人から逃れるために[[西部]]の[[大神>グラスゲネ]]を崇める邪教に身を投じた神官。現在は通常の術者では扱いきれない大量の[[聖霊]](ただし穢れたものに限る)を引き寄せ自在に操る、腐りかけた肉体だが決して死ぬことの無い上位の魔物すなわち「死の王([[マイイール]]・ゼン)」。 そのなりそこないとは本人の弁であるが、敵にまわせば汚穢の聖霊を無尽蔵に用いた強力な[[術法]]と、邪悪な性格(元々同じ超常の怪物ながら良識持つナルエグより、「最低の屑」とけなされる悪党だったが「不死(彼の場合サラールによると、完全に死亡までの過程が永遠に続く生き地獄)」となった事で人間たちとの常識がずれ、さらに狂暴となった)で厄介なことこの上ない。 神の寵愛を受けた者を憎悪し、逆[[聖霊話]]で感知するやいなや我を忘れ殺しに行く。 元[[ラムクト]]の聖者[[オニワロ]]、[[クレザロ]]に一人で張り合った。 『ネグマッツ』の正式な発音(すなわち[[真名]])を知られている為、魂魄レベルの生殺与奪権をナルエグに握られており頭が上がらないが、人外同士の絆でバシールと共に彼の寝首を掻く機会を常に伺っている。 人であった時の名前はネグマイル・ウラル・アシレイズ。 ルードレン  [[気功>気功法]]使いの拳士。[[リッシュ・マナー]]のような巨漢。 今ではかつては敵として出会った後輩、ナルエグの力量を潔く認め部下として命令に従っている。 セトル  黒髪で長身の女[[密偵]]。ジャオカ家普代の家来。 ルードレンとともに黄金の軍団旗揚げからの最古参。 カイザーン以外には冷たいが、自分にも厳しい。 ---- 戻る→[[用語集]] [[用語集/あ行]] [[用語集/あ行/お]]
*黄金の軍団 近年新設された、[[ダカイト・ラズマ帝国]]の第13の軍団。 [[帝国の隠された真の目的>デグマト・ドラゴナス]]を果たすために障害となる危険な[[聖刻器]]や、異界より[[アハーン大陸]]に侵入しようとする〈[[神]]〉といった超常の存在を滅ぼすことを任務とする秘密部隊。 ゆえに[[ジグナー領の戦い]]の佳境までは表舞台には一切登場しなかった。 団員はわずか数名、[[操兵]]はただの一騎でありながら小国家の軍勢を潰走させ、中規模国家と比べても遜色のない勢力を持つ魔神崇拝の教団を壊滅しており、構成員は超絶の人材揃い。 筆頭は[[ジャオカ家]]の公子[[カイザーン・デオ・ジャオカ]]。[[旗操兵]]は[[ギルダル・ドアーテ・ムーンナル]]である。 ---- カイザーン・デオ・ジャオカ  天才剣士でギルダールの[[操手]]。『黄金の軍団』本来の意味はダカイト・ラズマ[[皇帝>ボーボアー・モスグス]]が『カイザーン唯一人に与えた称号』であり、一個人でありながら他の軍団と同等の権威と権限を保有する。 若輩だが既に〈[[剣聖]]〉級の修羅場をくぐって来た練達の[[戦士]]で、何者相手でも常に鷹揚に構え、その帝国一の剣技と懐の深さ(自分の[[獲物>デイル・フスリマクスティス]]以外周囲の連中が死ねばそれまでと、殺人狂たちがハメを外すのを許すほど)で有能な人間はおろか、誰も乗り手と認めなかった[[西方]]最強の[[狩猟機]]や超弩級の人外まで心服させる。 ナルエグ・ソルド  カイザーンの副官、[[真竜]]の力をその身に宿す黒装束の怪人物。同類である[[アゾーム]]とは違って過去、内に秘めた力を制御できず暴走させ、[[ロート・ブレイドゥ]]、[[リューチャン・デト・バイザス]]、[[ライン・ガビザコ>ガビザコ家]]など幾人もの運命を狂わせたという。 ルードレン、セトルより新参で初見はカイを含め三人しかいなかった〈黄金〉の前に最強の敵として現れた。調伏された後、条件(〈竜〉の力が暴走しないよう、カイザーンとギルダールで抑える)付きで配下となる。 図らずも不死王に転生したネグマッツの命名者で、彼と相方バシールの監視役。 元は[[黒竜教]]の高僧だったのか、霊体化して異空間に侵入したり、「言葉と霊魂の秘密を知る」[[伝道士]]らしく重要な場面で機転を効かせ、邪神に決定的な楔を打ち込んで勝利に貢献する。  バシール・アサキン  骸骨ヘ直接皮を被せたかのように痩せこけた小柄な男。森の中を細い枝先から枝先へ滑らかに跳び移って進み続ける、大型弩弓から放たれた銛のような鋼の太矢を空中で掴み取って射手に投げ返し的中など、外見からは想像もつかない桁外れの体術を駆使するが、すぐ目的を忘れて没頭してしまう凶悪な殺人癖により[[紅の軍団]]を追放された暗殺者で、自分をクビにした[[マーレル・ジーソゥ]]を逆恨み(その悪意は娘の[[ソルカ>ソルカ・ジーソゥ]]にまで及ぶ)している、現在黄金の軍団最後の入団者。 全身が猛毒に侵されているが副作用(というより薬効か?)でどんな重傷を負っても短時間で完治する、不死身の快楽殺人鬼。うかつに傷つけると、強酸のような返り血を浴びて衣服が溶け身体が爛れる。反対に本質を察知した[[サラール]]は解毒や浄化の術をかけて大ダメージを与えようとした。 また、[[モル・マースケス]]に傷つけられた眼球だけは障害が残り、暗い憎悪を募らせる。 触れれば切れる鋼線の糸を出す蜘蛛を操って結界を張り、相手に必要以上に苦痛を与え怪我が簡単に治癒しないように波刃の短剣を得物とする。 ネジが外れた残忍な者同士友情が芽生えたのか、ネグマッツと特に気が合いよく行動を共にし、二人して[[聖刻]]世界を揺るがす「混沌」の影響を受けると異常に調子が上がることから、身に宿る劇毒が[[触媒]]となって肉体と精神が異界の存在に近くなり、[[この世界の原理・法則>秘装八者]]より外れた可能性も。 若年ながら一代で[[黒の手]]に迫るほど[[西方]]全土にまで根を張った[[間者]][[匠合]]の元締め、[[マナリアード・ボーズル・ロックラン]]とは裏稼業で因縁の仲である模様。 ネグマッツ 黄金の軍団結成、半年後にナルエグの推薦(=強迫・強制)で入団。  元々は[[山賊>盗賊]]の頭目で、役人から逃れるために[[西部]]の[[大神>グラスゲネ]]を崇める邪教に身を投じた神官。現在は通常の術者では扱いきれない大量の[[聖霊]](ただし穢れたものに限る)を引き寄せ自在に操る、腐りかけた肉体だが決して死ぬことの無い上位の魔物すなわち「死の王([[マイイール]]・ゼン)」。 そのなりそこないとは本人の弁であるが、敵にまわせば汚穢の聖霊を無尽蔵に用いた強力な[[術法]]と、邪悪な性格(元々同じ超常の怪物ながら良識持つナルエグより、「最低の屑」とけなされる悪党だったが「不死(彼の場合サラールによると、完全に死亡までの過程が永遠に続く生き地獄)」となった事で人間たちとの常識がずれ、さらに狂暴となった)で厄介なことこの上ない。 神の寵愛を受けた者を憎悪し、逆[[聖霊話]]で感知するやいなや我を忘れ殺しに行く。 元[[ラムクト]]の聖者[[オニワロ]]、[[クレザロ]]に一人で張り合った。 『ネグマッツ』の正式な発音(すなわち[[真名]])を知られている為、魂魄レベルの生殺与奪権をナルエグに握られており頭が上がらないが、人外同士の絆でバシールと共に彼の寝首を掻く機会を常に伺っている。 人であった時の名前はネグマイル・ウラル・アシレイズ。 ルードレン  [[気功>気功法]]使いの拳士。[[リッシュ・マナー]]のような巨漢。 今ではかつては敵として出会った後輩、ナルエグの力量を潔く認め部下として命令に従っている。 セトル  黒髪で長身の女[[密偵]]。ジャオカ家普代の家来。 ルードレンとともに黄金の軍団旗揚げからの最古参。 カイザーン以外には冷たいが、自分にも厳しい。 ---- 戻る→[[用語集]] [[用語集/あ行]] [[用語集/あ行/お]]

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