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[[南方]]にあるレンラン・ソウラン村出身の[[幼人族]]。 [[デイル・フスリマクスティス]]の仲間の一人。 [[中原]]より布教にやって来た[[ガデヴィン・マーマーナ]]に触発され、外の世界に興味を持ち周囲が止めるのも聞かずに故郷を飛び出した。そしてガデヴィンは彼の家族への贖罪から、布教を切り上げ中原はおろかとうとう[[西方]][[南部]]までついて行き[[山師]]となった。 殺気や敵意といった危険を嗅覚で感じ取り、ほとんどの人間が生涯修練しても及ばない化け物じみた身のこなしを誇る天性の[[盗賊]]。 種族の特徴通り手癖が悪い(彼の場合、[[フーボック]]である事を差し置いても特に酷いらしい)ので、例え仲間であっても近くにいるときには所持品の確認が欠かせず、気が休まらない存在(特に「小道具」を沢山隠し持っている[[アゾーム]]が一番の被害者)。 また独特の価値観からなのか、自分達の脚を引っ張る依頼主を、躊躇いもなくさっさと始末しようとした事(短剣を容赦なく突き立てたが、ガデヴィンの即座の[[気功術]]で外傷が癒やされ有耶無耶気絶扱い)も。 幼人族とはいえ通常は人と交わるうち、多少なりとも歩調を合わせる術を身に付けるらしいのだが、彼にはそういった傾向はまったく見られず、デイル達仲間を振り回したり、面倒事を持ち込んだりすることも多々ある。 もっとも、その面倒事の解決の糸口を見いだすのも彼自身な事も多いのだが。 物語後半一時期は、[[エムライク]]山から[[北部]]へ飛ばされ仲間と一人はぐれても我が道を行っていたが、[[サラール]]と再会するまで成り行きで世間を騒がし、天才的[[密偵]][[マナリアード・ボーズル・ロックラン]]が食指を動かすほどの盗賊団の頭領に祭り上げられていた。 これも種族的傾向か、彼が特別なのか、強い支配力をもつ〈[[軍神]]〉の[[仮面]]に影響を受けないどころか、[[キデック・サーニマル]](…のおかげで高位[[複製機]]の[[機体]]を手に入れ、復活できたにもかかわらず彼を)を侮辱する〈[[ズィーダル・ソレール]]〉を叱りつけ、黙らせている。 そんな向かうところ敵なしのマイマイガルに作中唯一人、土をつけたのが[[シャルク法王国]]の中心、アーハーレ・タルケンの裏町で[[周旋屋>ロワンナ]]の使いっ走りをしている[[小僧>ビュンダー・ソルグレン]]。
[[南方]]にあるレンラン・ソウラン村出身の[[幼人族]]。 [[デイル・フスリマクスティス]]の仲間の一人。 [[中原]]より布教にやって来た[[ガデヴィン・マーマーナ]]に触発され、外の世界に興味を持ち周囲が止めるのも聞かずに故郷を飛び出した。そしてガデヴィンは彼の家族への贖罪から、布教を切り上げ中原はおろかとうとう[[西方]][[南部]]までついて行き[[山師]]となった。 殺気や敵意といった危険を嗅覚で感じ取り、ほとんどの人間が生涯修練しても及ばない化け物じみた身のこなしを誇る天性の[[盗賊]]。 種族の特徴通り手癖が悪い(彼の場合、[[フーボック]]である事を差し置いても特に酷いらしい)ので、例え仲間であっても近くにいるときには所持品の確認が欠かせず、気が休まらない存在(特に「小道具」を沢山隠し持っている[[アゾーム]]が一番の被害者)。 また独特の価値観からなのか、自分達の脚を引っ張る依頼主を、躊躇いもなくさっさと始末(生命奪うつもりで短剣を容赦なく突き立てたが、ガデヴィンの即座の[[気功術]]で外傷が癒やされ、有耶無耶気絶扱い)しようとした事も。 幼人族とはいえ通常は人と交わるうち、多少なりとも歩調を合わせる術を身に付けるらしいのだが、彼にはそういった傾向はまったく見られず、デイル達仲間を振り回したり、面倒事を持ち込んだりすることも多々ある。 もっとも、その面倒事の解決の糸口を見いだすのも彼自身な事も多いのだが。 物語後半一時期は[[ラ・ムクト]]の一峰、[[エムライク]]山から[[北部]]へ飛ばされ仲間と一人はぐれても我が道を行っていたが、[[サラール]]と再会するまで成り行きで世間を騒がし、天才的[[密偵]][[マナリアード・ボーズル・ロックラン]]が食指を動かすほどの盗賊団の頭領に祭り上げられていた。 これも種族的傾向か、彼が特別なのか、強い支配力をもつ〈[[軍神]]〉の[[仮面]]に影響を受けないどころか、[[キデック・サーニマル]](…のおかげで高位[[複製機]]の[[機体]]を手に入れ、復活できたにもかかわらず彼を)を侮辱する〈[[ズィーダル・ソレール]]〉を叱りつけ、黙らせている。 そんな向かうところ敵なしのマイマイガルに作中唯一人、土をつけたのが[[シャルク法王国]]の中心、アーハーレ・タルケンの裏町で[[周旋屋>ロワンナ]]の使いっ走りをしている[[小僧>ビュンダー・ソルグレン]]。

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