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「血濡れた凶刃」、「血の旗持ち」などの異名をもつ〈ダカイト・ラズマ帝国〉の騎士。
剣を振動させ破壊力を増幅させるという独特の剣術を駆使し、帝国でも屈指の実力の持ち主ではあるものの、権威などはものともしない扱いが難しい性格。
主人であるバーテル・ロド・バイザスの言う事には従い、またバーテル自身も彼の扱い方を心得ている。
卓越した剣の腕だけではなく、軍略家としても一流なのだが、バーテルの死後は何らかの政争に巻き込まれた挙句、不名誉な汚れ仕事ばかりを押し付けられてきた模様。
〈バイザス家〉の家臣で〈赤の軍団〉に所属しているが、かつてはその剣の技量を認められ皇帝ボーボアー・モスグスを護衛する〈黒の軍団〉の操手を兼任した時期があった。
デイルの養父であり師匠でもあった剣聖ガ・デン・ナーグを斃した仇敵。
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