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カロウナのフェン

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フェン・イーシュ


聖刻1092の主人公。
八の聖刻のひとつニキ・ヴァシュマールの定められた操手である選ばれし者
約1万年前の聖龍大戦真龍?と戦った巨神族勇者フェンの生まれ変わりで、過去より何度も選ばれし者として
転生を続けている。
一つ前の前世はホータン国を作った白き王だった。
性格面では無知、短慮、粗暴と短所が目立つが、正義感が強く、弱い者を見捨てないという一面も合わせ持つ。

出身はダマスタ国最北端の開拓村カロウナ。父親のハオ・イーシュは""の陣営の追及を避けるため、自身の
姓を含めた素性を息子に一切教えなかったことからフェン本人は姓を知らなかった。旅に出て以後は出身地からとって
「カロウナのフェン」と名乗ることもあった。

カロウナが聖華八門の《風の門ゾマグルーンワルズ騎士団に襲われて幼馴染のリムリアが攫われてしまう、
リムリアを取り戻すため、父の遺した白い古操兵ニキ・ヴァシュマールで旅立つことに。

ラマス教の見習い僧だったので戦いに刃物を用いることはないが、ハラハに叩き込まれた拳法と
棒術で、そこらの剣士をものともしない無類の強さを発揮する。
ヴァシュマールで戦うときもエル・ミュート抜きの時は三節棍がメイン武器である。
ラマス拳法の修行で下地は出来ていたがラドウに手ほどきされて気闘法にも開眼。
修練が稚拙な状態でもガルンの斬岩剣をかろうじて防ぐほどにの力も強い。

ダム・ダーラの聖都計画を頓挫させ、聖都アラクシャーが解放され全てが終わった後は、王として立たず(自身も含めた)
八の聖刻を封じる道を選び、リムリアを待たせてガルンやクリシュナらと共に東方へと旅立っていった。

東方での戦いでヴァシュマールが八の聖刻として暴走した際、勇者フェンの前世に目覚めた事でかつての力を取り戻し、
己の分身たるヴァシュマールを抑える事に成功する。だが、神か?と問うたガルン達に対し、フェン自身は神と呼ばれる事を
否定してあくまで自分は人間だというスタンスを取った。
ただし、自分を人間だと言うもののその力はもはや人間離れしており、東方から一瞬で聖都アラクシャーのリムリアの元へと瞬時に
テレポートしてみせたり、事象を操作したりする等といったとんでもない事をしている。

関連

ハオ 父。
マハ 母。
ジュレ 実は従姉。巨神族時代の過去世では姉。
クリシュナ 旅の仲間。八の聖刻が絡むと封印する側とされる側。
ガルン 旅の仲間。八の聖刻が絡むと封印する側とされる側。
リムリア 運命の女。彼女の作る食事は何にも勝る。
ハラハ 父亡き後の養育者。手合せして勝てたことがない。
ゾマ 最初の宿敵。八の聖刻が絡むと封印する側とされる側。
ダム・ダーラ 最終的な宿敵。八の聖刻が絡むと白と黒で相打つ関係。

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