操兵 (そうへい/リュード)


アハーン大陸に存在する巨大な人型機械。
およそ4リート(約8メートル)の見上げるような巨体を厚い甲冑で覆っている。聖刻の魔力を動力源とし、人が乗り込み操縦することで動く。

現在、製造技術を保有しているのは東方聖刻教会西方工呪会のみである。
西方暦紀元200年頃に東西でほぼ同時に操兵の製造が再開される以前は、操兵は神話や伝説の中の存在に過ぎなかった。というのも、操兵を生み出した古代文明は有史以前に滅び去り、その技術が失われていたからである。工呪会と聖刻教会がどのようにして技術の復元を果たしたのかは謎である。
古代の操兵は、神の姿を模して作られ、半神の如き力をもち、不滅の肉体をもつ竜を狩ることができたと伝説に謳われる。それに対し、工呪会や聖刻教会が作る現代の操兵は、人間を操兵のサイズに等倍した程度の力しかもたない。しかし、火器の類が存在しないこの時代においては、操兵を何体所有するかが戦の勝敗を決めるほどに絶対的優位性をもつ兵器である(歩兵から見れば、その巨体だけでも脅威である)。

操兵の構造

金属製の骨格と巨大獣から移植された筋肉筒?により全身が形作られ、胸郭内に設けられた操手槽とよばれる操縦席に人間が乗り込み操縦するようになっている。この操縦者のことを操手という。操手槽のすぐ下の位置には心肺器?とよばれる装置があり、筋肉筒に血液を循環させ、冷却水を供給している。これら全てを金属の甲冑や布で包みこむことで機体が構成される。また、顔面には仮面が装着され、動力となる魔力を供給するとともに、機体制御を司っている。

操兵の分類

騎士が駆る高級機である狩猟機、簡易生産型の普及機である従兵機練法師(練法とよばれる秘術の使い手)の専用機である呪操兵に大別される。その他の特殊な用途で作られた機種も数多く存在するが、それらは狩猟機や従兵機の改造機であることが多い。


編集履歴

  • 編集委員/GENZ 項目新設(2006/2/10)
  • 名無しさん 加筆・編集・項目新設(2006/2/11)