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モーン・マギシーナ

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モーン・マギシーナ(魔封の剣)

ゾーン・マギシーナと対をなす人間サイズの反身の長剣。あらゆる物を絶ち斬る聖刻器である。
しかし、その真の力は聖刻をはじめとする超常の力を打ち消すものであり、これが制魔(スレイ・マーナ)の剣の異名を得ている所以である。だが、剣が認めた〈戦士〉の血を継ぐ者でなければ、その力は発動しない。
四操兵の記ではマルウェル・ヘリエ・ガーヴェラル・ルクーツベイラ・アロウ・ルクーツが振るった。
後にダカイト・ラズマ帝国モーン家が発掘・回収し、ロート・ブレイドゥの手に渡った(小説〈黒竜戦争〉ではガ・デン・ナーグから奪う)。ロートの死後、ソルカが所持した。
この剣は独自の意思があるのか、認めた所有者以外が触れると抵抗するが、デイル・フスリマクスティスの伝記では「制魔の力」が機能していない。少なくとも、デイルとソルカを所有者として認めていないようである。

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