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デグマト・ドラゴナス

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デグマト・ドラゴナス

黒竜神黒竜教とも。
ダカイト・ラズマ帝国の国民が例外なく信仰している・宗教であり、他の国では一切信仰されていない。
占領下の異種族の改宗も絶対認めず、ラズマ氏族のみの宗教。
西方一般語で「黒い祟神」の意をもつ。
加護を受けた僧侶が操る術法招霊衡法
帝都リ・ラズルにいる4匹の黒い真竜はデグマト・ドラゴナスの使徒である人間(ウィチ・レドレのような元高僧?)が変生した眷属。
紫の軍団へ人材を輩出しながらも、軍組織からは独立しており束縛をうけないばかりか、各軍団に対して発言力を持っている。
また、神託に関して大司教ならば皇帝ボーボアー・モスグスに対しても発言することができる。

  • 教義
黒の祟神の威光を守り、世界に広めること。
そのためにはありとあらゆる手段も行為も正当化されること。

  • 発祥
西方暦紀元前6000年ごろにはすでにあったとされる。
その際に、ペガーナとの宗教戦争があったといわれる記録がある。

  • 構成
大司教(3人)
司教(13人)
司祭(数百人)
助祭(一人の司祭に数名つく)
守門

真実は……

この宗教の真の目的は自らが崇める黒竜神のアハーン大陸顕現阻止である。
先に生まれ出た他の神々がこの宇宙そのものとなるべく「力ある意志」として果てしなく
争い続けるものの、いつまでも決着がつかず、妥協案として皆で宇宙の原理・法則(=秘装八者)を定めて
聖刻世界を構築して退去した後に、「力ある意志」の最後の一つとなって目覚め、遥か未来に遅れて降臨することを約束されてしまったため、
自身が現れることにより邪悪な異界神が侵入したかのように因果律が改変して、世界が全く変わってしまうことを恐れた(皮肉にも自らが現出する事を
自身で止めることはできない)のである。
そのために、「デグマト・ドラゴナスは邪神である」と広めて世界に受け入れにくい存在とし、
マルガル・チト・キデンに〈天の言葉〉を授けたり、また自らの依代と成り得る力ある存在や、
聖刻器の破壊や収集などを行わせたりと、己の現世降臨を阻む準備を太古より進めている。
ダカイト・ラズマ帝国勃興から後の戦いもすべてその目的の為であり、それだけでなく
帝国が建国された本当の理由でもある。
ただし、守護神を失った民族は根を切り落とされ萎れゆく花のように衰退し滅亡する
運命なのだが……
すべてはこの神が愛する世界と、そこに生きる全てを守るための事である。

この真実を知る者は極めて少ない。

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