マバディ島の北東部に広がる、不毛の土地。山脈に暖かい気流を阻まれていることと高い標高があいまって、この土地の土は凍りついたまま永久に融けることはない。このため、生命力の強い苔類と、魔力によって生きている生物以外は存在せず、農耕はもちろん不可能である。
しかし、この地域にはかつて人間が住んでいたことがある。現在のダカイト・ラズマ帝国を構成するラズマ氏族たちである。彼らがどうやって数世紀のあいだ生き延びてきたのかは不明だが、530年代にペガーナ信徒らによってこの地を追われるまで、彼らがこの地域で生活していたことは事実である。