ソドモン・ペガーナ
マバディ島(神聖ペガーナ、聖拝ペガーナ)から異端視されているペガーナ諸派のひとつ。そのなかでも、いわゆる秘密宗派にあたる代表的なものが、このソドモン・ペガーナである。過激な異端宗派ではないどころか超穏健的だが、マバディ派からは本流に反するとの烙印を受け、少なくとも、マバディ派の勢力圏では堂々と名乗ることはできない宗派だろう。
メラ神を信奉するこの宗派は、芸術や文芸を尊重し、創作活動の中に人間の精神の本質があると説いているという。この教えはいささか一般性に欠け、また信者獲得の布教活動は行われていないため、デラル・ペガーナのようにマバディ派が黙認するほどの勢力にはなりえないようである。
基本的に、ソドモン派を信仰する一般民衆は皆無と言っていい。しかし、彼らソドモンの聖職者たちは、とにかく西方全域で見かけることができる。彼らは民衆をその《奇跡》(聖霊の力?)で救済し、代償も受けずに去っていくという(長く留まると迫害されてしまう)。いままでマバディ派の功績だと思われてきたことが、かなりの部分でソドモン派の聖職者たちによる救済だったということがわかってきている。
この宗派の聖職者は、招霊衡法を使う。
人物
- 指導者
- ソクレ・ナ・モナン ソドモン・ペガーナ教師
- 所属