もし主人公が「テレビの○○可愛いなぁ」と言ったら

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リコ編 「テレビの○○可愛いなあ…」 ふと口にこんな言葉が浮かんでしまった 恐る恐るリコの方を向いてみる 「…ふーん」 あ、これ怒ってくるやつですわ …あれ? 襲いかかってこない? 「…へえ、小波はそんなタイプがすきだったんだね」 俺が「可愛い」と言ったのは リコとはまさに正反対な子だった 「…(キュピーン)」 カーンカーンカーン 唐突にアキカンの攻撃が襲いかかってくる 「ちょ」 カーンカーンカーン 「リコ」 カーンカーンカーンカーン 「はなしを」カーンカーンカーンカーンカーン 「…」カーンカーンカーンカーンカーンカーン こんなに怒らせたのいつ以来だろう… カーンカーンカーンカーンカーンカーン… 翌日 「…」リコは話しかけてこない 昨日のことを引きずっているのだろうなあ… こりゃあ時間かかりそうだ… ズーン 茜編 「テレビの○○可愛いなあ…」 はっ…しまった…たしか今茜が… 「…(シナーン)」 しなってる!髪の毛のアレがしなってる! 「小波さんはそんな人が好きだったのですかあ!」 「話を聞いてくれる?」 「私があの人にならなくちゃ!」カミノケグジャー 「わーっ!落ち着いてくれえええええ!!」 ……… 「つまり、小波さんは口から出任せに言ったわけで、本当にあの人を好きな訳じゃないのですね?」 数十分かけてよーやく理解してもらえた… 「そうだよ、だいたいあの人がすきなら茜とこうしていないだろう?」 「ホッとしました…」よかった、アレが元通りになってる (小波さんが無意識にそう思ってるのかもしれない、イメチェンとやらに挑戦しなくては) …茜はなにか考えているようだがもう大丈夫だろ 翌日、髪の毛アフロでポカーンとしている茜が見つかり、主は後処理に追われたと言う… ズーン

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