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<p>214 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日：2008/03/24(月) 10:33:13.83
ID:8OpkC3VSO<br />
囲まれる女騎士<br />
剣は斬った人間の血と油で切れ味を無くし、硬い鎧の上から叩き斬った影響で刃こぼれもしている</p>
<p>女騎士「ここまでか…」<br />
敵兵「大人しく身柄を拘束させれば悪い様にはせん…もっともそれは本陣についてからの話だが…」<br />
女騎士「薄汚いにやけ面だな」</p>
<p>敵兵「…気が変わった。こいつのクビを切れ！」</p>
<p>一斉に向かってくる敵兵<br />
刹那、敵兵を囲む様に沸き立つ火柱</p>
<p>男魔導師「助けに来たよ、女騎士ちゃん♪」<br />
女騎士「お前はっ…余計な事をっ」<br />
男魔導師「君が嫌いな魔法もなかなか良いでしょ？さぁ、今のうちにさっさと逃げようか！！」<br />
女騎士「ふっ…遅れるでないぞっ！男！」<br />
男魔導師「へいへい」</p>
<p>223 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日：2008/03/24(月) 12:46:02.55
ID:8OpkC3VSO<br />
男魔導師「なんだい、また戦争に赴くのか」<br />
女騎士「それが騎士の仕事だ」<br />
男魔導師「仕事熱心な事で…あ、そうだ。おい、女騎士」</p>
<p>ポイッ<br />
パシッ</p>
<p>女騎士「これは…なんだ？」<br />
男魔導師「お守りだ、必ず帰って来て返せよ」<br />
女騎士「男…」<br />
男魔導師「…ほら、さっさと行かないと負け戦になるぞ」<br />
女騎士「…あぁ。行ってくる」</p>