基本データ
- 艦級:樅型駆逐艦?19番艦/第三十一号型哨戒艇?8番艇
- 建造場所:石川島造船所
- 起工:1921年02月21日
- 進水:1922年03月14日
- 就役:1922年08月22日
- 喪失:1944年11月25日沈没
- 除籍:1945年03月10日
史実情報
蓬として
第38号哨戒艇として
第38号哨戒艇は、元は88艦隊での駆逐艦として建造された樅型駆逐艦の1隻、蓬でした。
この2等駆逐艦、開戦前にはすでに駆逐艦としての寿命が来ていました。(特型駆逐艦もいっぱいいるし、陽炎型まで出来ちゃってるし。)
と言う事で、船尾に大発を搭載するスロープと陸戦隊の兵員室を付け、雷装、一部武装とボイラーを撤去し、第31号哨戒艇シリーズの第38号哨戒艇へと改造されます。
1944年11月25日、アトゥルからの雷撃を受け、さんとす丸と共にバシー海峡へ沈みました。
ですが、物語はそこで終わりません。
終戦後まもなく、紅毛湾の漁師が高雄湾沖で2つの人骨を引き上げます。漁師が供養した所大漁が続いたので保安堂を立てた所、ある日の夢に日本海軍軍人「海府大元帥」が現れ「乗組員を連れて帰れなかったのが残念である」と言うお告げをしました。
その後90年ごろになって第38号哨戒艇を模した御神体「38号にっぽんぐんかん」が奉納され追加供養が行われました。
今でも紅毛湾保安堂で手厚く祀られているのです。
オリジナル艦娘の状況
2015年8月6日現在、第38号哨戒艇となった姿を描いたイラストが1点確認されている。
同型艦
関連項目
外部リンク
最終更新:2015年08月06日 19:06