「低予算映画の天才」がまたやらかした! -- PKA 2006-01-31 17:51:47
キューブ?で低予算映画の王子様になったヴィンチェンゾ・ナタリ?が、さらに低予算な世界を作り上げてくれました。彼の映画で「何もかもが消える…」なんていうと、冷たく鋭い不条理サスペンスが想像されるでしょう(実際、予告編もDVDパッケージもそういう方向のミスリードを狙ってる)が、実はビッグ・リボウスキ?も足元に及ばないほどのコント映画だったりします。誰も挑んだことのない設定を上手に使って誰も見たことのない世界を作ってるはずなのに、何となくどこかで見たことがあるなぁと思ったら、映画ではなく「笑う犬の生活」の「テリーとドリー」だった、というのは決して誇張ではありません。とにかく、普通の映画ではありえないことを片っ端からやったような映画なので、一度は観てみることをおすすめします。